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個別最適な学びについて考える(104)ー安部恭子, 石川隆一(2018)「みんなの」学級経営伸びる・つながる小学4年生ーから

お疲れ様です.本日も元気にアウトプットをしていきましょう!

ようやく土曜日って感じでしょうか。
週末になると少しひと段落と感じる時もありますが,日曜になった時の絶望感は半端ないですね。笑

さて気を取り直して本を読んでいきましょう。
本を読んでいる時は当然,気分回復ですからね。リフレッシュです!

本日は「安部恭子, 石川隆一(2018)「みんなの」学級経営伸びる・つながる小学4年生.東洋館出版,東京」です。では,早速読んでいきましょう!

学んだことをいつでも活用できるように掲示しよう

ねらい
学んだことを整理し、掲示物にして残すことで、他の学習でいつでも活用できるようにしましょう。

「学び」を整理して掲示する
教室内に「学びの足跡」を掲示することは、よく行われていることでしょう。しかし、その掲示物は十分に活用されているでしょうか。
「学びの足跡」を掲示するのは、それを活用するためです。子供たちがその掲示物を見て、それを活用して次の学習課題に取り組むことができるようにしたいものです。そのためには、学びの内容を少し整理して示す必要があります。情報が多すぎると、受け手である子供にとって、分かりにくいものになってしまいます。
整理の視点は教師のねらいです。今後の学習で子供たちに何を活用してほしいのかを考えて、掲示物をつくるとよいでしょう。

ここがポイント
掲示物を通して子供に伝える情報は、端的に示すことが大切です。そうすることで、次の学習や教科等の学習でも活用しやすくなります。子供は、掲示物をいつも立ち止まってじっくり見るわけではありません。情報を取捨選択したり表現を工夫したりして、子供に伝わりやすい掲示物をつくりましょう。

安部恭子, 石川隆一(2018)「みんなの」学級経営伸びる・つながる小学4年生.東洋館出版,東京

今後,子どもたちだけで進めることができるような掲示物があるかないかは大きい影響を与えるのではないでしょうか。
特に学び方は,伝えていても忘れてしまうことが多い気がします。伝えても活用しないと少しずつ忘れていってしまうのでしょう。
そんな時に掲示物が有効になりそうです。

気づいたら子どもたちが勝手に見て行動している時もあります。掲示物を置いておくだけで,子どもたちが見て重要だからやってみようとか,みんなにも声をかけようとか動いてくれると,それこそ主体的に進んで動いている姿なのではないでしょうか。

本日はここまで!また次回の記事でお会いしましょう!

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nanjolno
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