
個別最適な学びについて考える(97)ーハリー・ウォン, ローズマリー・ウォン(2017)世界最高の学級経営the FIRST DAYS OF SCHOOL ―How to be an effective teacherーから
お疲れ様です.本日も元気にアウトプットをしていきましょう!
三連休のうちの中日,たくさん本屋さんに足を運び新たな本との出会いを楽しみに生活しています。
色んな本が本当にたくさんあって,どこからでも学びが深まりそうだなと思っているところです。特に個別最適な学びには,色んな視点が含まれているので,色んな分野の内容が関わり,どの本からも記事が書けるのかもしれません。
しかし,まだ世界にはたくさんの本があります。いずれは,300,1000と目指して頑張ります!
本日は「ハリー・ウォン, ローズマリー・ウォン(2017)世界最高の学級経営the FIRST DAYS OF SCHOOL ―How to be an effective teacher.東洋館出版,東京」です。では,早速読んでいきましょう!
成果を上げる教師の特徴
1 子どもの成功を、大いに期待している
2学級経営がすばらしい
3子どもの学習を促す指導計画を心得ている
成果を上げる教師には、これら三つの特徴があり、すべての教師に当てはまります。すぐに学んで実践することで、あなたも子どもを変えられるようになります。
教えることは「技」であり、熟練の技は学んで習得することができます。幼稚園や高校のクラスでうまくいくことは、応用すればあらゆる教室で活用できます。
成果が上がらないクラスの教師は、常に子どもたちに何かやらせようとします。授業を行い、たくさんの活動に力を入れ、教師はすばらしい知識を披露しています。しかし、成果を上げる教師が実践している三つのことができていないと、せっかくの努力も実を結ばないのです。決められた範囲を進め、活動するだけでは、教えているとは言えません。
指導とは、あなたが何をつぎ込むかではなく、「子どもたちから何が返ってくるか」なのです。私たちみんなが、学習者であると同時に教師でもある。このことを意識することが大切です。
私たちが最も力を発揮すべきことは、学ばなくてはならないことを、自らに教えるときです。
様々な研究の結果からも、学校で管理できる要素のうち、子どもの達成度に最も影響するのは教師だということがわかっています。
教師も含めて,学習者であるということは忘れずにいたいですね。
また,タイミングによっては,子どもたちも教師になり得るということを考えておく必要があります。
教室にいる全員が学んでいるということを子ども達にも理解してもらえると,そうした学習環境がうまれてくるのかもしれませんね。
個別最適な学びでは,学ばなくてはならないことを自らに教えることの連続です。
その学び方は人それぞれで選択ですが,学ぶべきことは一緒だと思います。
そうした環境を設計していくのは教師なので,教師の力も十分に大事になっていくと感じる一冊でした。
本日はここまで!また次回の記事でお会いしましょう!
いいなと思ったら応援しよう!
