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2021年9月の記事一覧
誰かを照らしたい。だけど、自分も輝きたくて。
そうか、そういうことだったのか。
北野唯我さんの『天才を殺す凡人』という本を読んで、今まで自分の中にずっと存在していた、矛盾の正体がわかってしまった。
正確に言えば、その本の巻末に付されている「ブログに寄せられた感想」によって、それが明らかになった。
目の前を覆っていた霧が晴れて、視界がぱっと明るくなり、すべてが繋がったような気がした。
そうか、そういうことだったのか。
だから、わたしは
目を閉じたから、見えたこと。「わからない」から、あなたの声が聞きたくて。
あ、「わからない」ことって、悪いことじゃないんだ。
阿部広太郎さん主催のオンライン講座「企画でメシを食っていく」の第4回目の講義を終えて、いちばん最初に浮かんだのは、そんな感想だった。
今回、講義をしてくださったのは「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」の檜山晃さん(ひやまっちさん)。
講義の中で耳にしたこの一言に、わたしは心を救われた。
ここ最近、仕事や私生活のなかで、
「自分はなんて、ひと
幸福も不幸も「頑張ってる」も、ぜんぶ自分だけのもの。
世界に疫病が蔓延してから、今まで以上に「誰かの大変な話」が耳に入ってくるようになった。
それを見聞きしていると、無意識に
「自分は恵まれている方なんだな…」
とか、
「こんなに大変な人がいるんだから、自分はもっと頑張らなきゃ。」
とか思ってしまって、自分の弱音や愚痴、悩みをどんどん自分の中だけに閉じ込めてしまうようになった。
一方で、わたしは今年に入ってから、なぜだか精神的にとてもしん