マガジンのカバー画像

カーン江夏未花

7
カーン江夏未花の自己紹介。
運営しているクリエイター

記事一覧

お寺でめぐらす話

お寺でめぐらす話

駒込のお寺『勝林寺』のご住職の充栄さんから『未花さん、お話したいことがありまして』とご連絡いただいたのが、まだ寒かった時期。    

その後、南大塚のサロンまで来てくださったのが、珍しく雪の降ったもっともっと寒かった日。

わざわざサロンまで足を運んでくださってまでお話ししたい事って何だろう?ってソワソワしながら充栄さんを待っていたのだけど、やってきた充栄さんの口から出た言葉の数々に実はすごく勇

もっとみる
今、子ども達の生活の中にメヘンディがあること

今、子ども達の生活の中にメヘンディがあること

デザインを学んでいた大学生の時にインドで出会った伝統的な草木染めボディアート『メヘンディ』の奥深い魅力に惚れ込み、帰国する時に材料をごっそり持ち帰ってきて研究を始めて、ついには大学の卒業製作作品もメヘンディで貫いてから18年。

描かれる緻密なデザインやヘナという植物の色素と人間の皮膚が合わさって起きる『色の化学変化』、どれだけ緻密に描いても最後にはキレイに消えちゃうところ、メヘンディの魅力を挙げ

もっとみる
みんなで食べるビリヤニの美味しいこと

みんなで食べるビリヤニの美味しいこと

イスラムコミュニティも日本の家族やお友達も、美味しいビリヤニを食べながら語らい始めればすでに沢山の繋がりがあることが分かる。

ムガルカフェがあった頃からずっとずっと願っていたことが、またひとつ叶いました。

ナン冊やインドの怪談話大会、コスプレカレーなんかも、全てこんな風景を見たくてチャレンジしてみたことのひとつだった。

カーンさんがオーナーを務めるムガルカフェはなくなって、想いの一部を紡ぐカ

もっとみる
薬膳漢方のプロとメヘンディ

薬膳漢方のプロとメヘンディ

南大塚にある漢方のプロ『気生薬局』の皆さまと、インドの伝統的なボディーアート、メヘンディにまつわる打ち合わせ。

と見せかけて、しっかりメヘンディも楽しむ。

私は、こういうコミュニケーションを生み出すアートだからメヘンディが大好き。

メヘンディを本気で楽しむチーム気生薬局の皆さまが、大好き。

地域に根ざして街の健康に寄り添い続けていらっしゃるだけじゃなく、クオリティが高くてとにかく種類が豊富

もっとみる
インドに飛んで行って帰って来ました

インドに飛んで行って帰って来ました

どこから綴ったら良いのやら。

実は、これは母親として、子ども達を抱きしめながら、直接話をしなくてはと感じることが起きて、インドへ飛んで行って、子ども達とカーンさん、家族みんなと話して、抱きしめて、帰って来ました。

すごく沢山のことが起きたけど、1番は、私と離れて暮らす時間を、母が近くにいなくともそれぞれ元気に過ごしてくれているうちの子ども達の心に土足で踏み入ってぐちゃぐちゃに荒らすことが出来る

もっとみる
なぜ私のこどもたちは今、私と離れてインドにいるのか

なぜ私のこどもたちは今、私と離れてインドにいるのか

2022年ももうすぐ終わりますが、今、ムガルカフェのカーンファミリーはどんな風に過ごしているのかを書いてみようと思います。

我が家のメンバーは、私、夫のカーンさん、長女10歳、次女5歳、長男1歳の5人家族なのですが、今年の秋から子どもたちとカーンさんがインドへ渡り、私だけ東京に残って暮らしています。

どういうことなのかというと、

家族の中で元々決まっていたのは「10歳の長女が1年間インドへ留

もっとみる
こんにちは!カーン江夏未花です!

こんにちは!カーン江夏未花です!

こんにちは!ついにnoteへの投稿が復活です。

noteを始めた時は『火事で店舗が全焼したムガルカフェのカーンファミリーの妻、未花』という立場で投稿をしていたのですが、あれからおよそ3年の間に、noteに書き綴ることが追いつかないほどに色んなことが起きまして、ムガルカフェも、カーンファミリーも、最後のnoteへの投稿の時点から想像だにしなかった状況にあります。ファミリーはみんな元気ですが、火事で

もっとみる