カーン江夏未花

アートの世界から身体のケアの分野に入り16年。アーティストや、人生をかけて頑張るひとの…

カーン江夏未花

アートの世界から身体のケアの分野に入り16年。アーティストや、人生をかけて頑張るひとの後押しをする場所とチーム作りをしています。 心とカラダをめぐらすメグラス代表。 ムガルカフェのカーンファミリーの妻から、今度は群馬県でスパイス村というお店が始まりました。

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  • メグラス(旧Ankur)が出会ってきたひとたち

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    カーン江夏未花の自己紹介。

  • インドの街角グルメと家庭料理

    インドの街角で見る魅力的な食べもののこと、家庭で見るインド料理のことを書いていきます

  • ゆっるゆるの日常

  • 私のモノづくり

    人と街とご縁を繋ぐモノづくりが大好き。

最近の記事

それでも、抱きしめる。

スパイス村オープンの投稿の中で、大変だった部分と、それでも『おかげさま』という気持ちにたどり着いたということを書いたら、内に外に、色んな反響をいただきました。ありがとうございます😊 返って来た反響の中でも意外だったのが、 『うちのお父さんもそうだった』 『私の夫も同じような時期があった』 『今まさにうちもそんな感じで困惑中。他にもいるんだって驚いたけど、note読んで、そんな見方もあるのかって安心した』 『そんな状態になっている相手に対して、ただただ抱きしめたり、美

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    • ダースベイダーになってる場合じゃないでしょ!落ちついていきや〜 スパイス村エピソードゼロ④

      1年4か月もの間インドと日本で離れて暮らしていた家族が再び集結して、また家族みんなで笑顔で暮らしていけるようになるはずだったのに、自ら始めた新たな大きな挑戦でキャパ超えを起こして余裕を無くし、超絶分厚いネガティブフィルターをまとって漆黒のダースベイダーと化したカーンくん。 彼とのやりとりは例えばこんな感じ。(カーンくん:以下カ)

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      • いやっ!おっそろC...!ブラックホールか!スパイス村エピソードゼロ③

        インドで仲間を見つけて進んでいた『群馬県にお店を作るプロジェクト』。 結局、うちの家族と、インドの友人シャムシャドの家族、2家族で力を合わせて挑むことになったのだけど、5月下旬に正式に賃貸契約を交わして、8月18日に迎えたプレオープンまでの日々が、本当に本当にしんどかった。 何がしんどかったって、自分が挑むと決めたことに対して、いざ実際に物事が動き始めた時に余りにも沢山の『やらねばならぬこと』が次から次へと立ちはだかり、キャパ超えして余裕が無くなり、プレッシャーに負けそう

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        • まさかの群馬県。スパイス村エピソードゼロ②

          エピソードゼロ①で書いた通り、 インドから10日ほど帰国して来ていた夫、カーンくんに連れられて、着いた場所は『群馬県邑楽郡邑楽町』。 邑楽(おうら)って読むらしい。 なんせ私、人生初群馬県。初めての群馬県で、元々歴史のある宴会場だったらしい大きな建物をレストランにしよう!って言われて、びっくりして、本気で考えた。 私は基本的に、夫の発想がどれだけぶっ飛んでいても、やりたいことに対して『No』から入ることは極力しないできたつもり。もしかしたら、いきなりNoは言ったことがな

        それでも、抱きしめる。

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        • 『ムガルカフェ』インドまるだしのインド料理店のこと
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        記事

          再び、インド料理屋の日々が始まるなんてね。スパイス村エピソードゼロ①

          「今からちょっと、群馬県についてきてくれる?」 2024年2月下旬。 子供たち3人と1年4か月という期間をインドで暮らしていた夫のカーンくんが子供たちを置いてひとりで10日間くらい日本に帰って来ていた時のこと。   そもそもは何をしに帰って来たのかいまだによく分かっていないけれど、春には子供を連れて帰国し、その際には何かしら仕事をして、今インドの実家の隣に絶賛建設中の4階立ての結婚式会場の建設費用も作りつつ、インドと日本を行ったり来たりするための経済的・物理的拠点を作りた

          再び、インド料理屋の日々が始まるなんてね。スパイス村エピソードゼロ①

          アイヌの光をめぐらすひと

          アイヌ文化の体験活動・表現活動を、北海道清水町と東京の2拠点で続けているUtaeさん。 Utaeさんがいなかったら、こんなにアイヌ民族のことを知ることもなかった。 まだまだ知らない事ばかりだけど、Utaeさんはアイヌ民族のことを通して、どんな場所で、どんなカルチャーの中に生まれても大丈夫、理解者は世界中にいるし繋がっていけるっていう言葉とアクションを見せ続けてくれている。 いつかUtaeさんがアイヌ民族の言葉を使って国連で愛を叫ぶスピーチする日が来る。 アイヌ民族のこ

          アイヌの光をめぐらすひと

          都市型農業のめぐりかたに触れる

          大正大学の中で実践されている農園を見せていただきました。 屋上農園だけじゃなく、大学構内のあちこちで野菜やハーブが育っていて、 水棲生物の住む水を野菜の栄養として活かした水耕栽培(アクアポニックス)だったり、 災害時には土嚢としてすぐに使える植木鉢だったり、 大学構内にあるカフェで出るコーヒーのカスなどを入れて土に還るコンポストだったり、 それらを使って育った野菜は学生の皆さんだけじゃなく地域の誰でも収穫して良い仕組みだったり、農業を中心としたバトンリレーみたいな循

          都市型農業のめぐりかたに触れる

          お寺でめぐらす話

          駒込のお寺『勝林寺』のご住職の充栄さんから『未花さん、お話したいことがありまして』とご連絡いただいたのが、まだ寒かった時期。     その後、南大塚のサロンまで来てくださったのが、珍しく雪の降ったもっともっと寒かった日。 わざわざサロンまで足を運んでくださってまでお話ししたい事って何だろう?ってソワソワしながら充栄さんを待っていたのだけど、やってきた充栄さんの口から出た言葉の数々に実はすごく勇気をいただくことになったのでした。 『未花さんの考えていることは、すごく禅の道

          お寺でめぐらす話

          熟睡する犬

          インドの犬の、道の真ん中だろうが人通りが多い場所だろうが、信じられないくらい安心して気持ち良さそうに熟睡するところがとても良い。 なんなら、道行くひとたちやバイクが熟睡している犬を踏まないようにすっと避けたりするところがとても良い。 インドの犬は、ぐっすり眠るとはなんぞやを、とてもよく理解しているのがとても良い。

          今、子ども達の生活の中にメヘンディがあること

          デザインを学んでいた大学生の時にインドで出会った伝統的な草木染めボディアート『メヘンディ』の奥深い魅力に惚れ込み、帰国する時に材料をごっそり持ち帰ってきて研究を始めて、ついには大学の卒業製作作品もメヘンディで貫いてから18年。 描かれる緻密なデザインやヘナという植物の色素と人間の皮膚が合わさって起きる『色の化学変化』、どれだけ緻密に描いても最後にはキレイに消えちゃうところ、メヘンディの魅力を挙げたらキリがないけれど、 私がメヘンディに惚れ込んだ大きなポイントは、デザインを

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          やっと食べた、つやつやプルプルの果実

          もうずっと前にインドの街角で見かけて以来、気になって食べたくって仕方がなかった『つやつやプルプルした見た目の果物』。 2023年、やっっっと叶いました。 実は名前も知らなかった、気になるアイツ。 ヒンディー語で何だったかな(早速忘れてる)。 英語ではウォーターアップル、台湾ではレンブなんて呼ぶらしい。 そんなウォーターアップルは、フトモモ科フトモモ属ジャワフトモモの果実で、マレー半島が原産地と言われているそうなのですが、シーズンが来るとインドの市場や道端にウォーター

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          世界の舞台で表現し続けるひと

          俳優で人形使い、自らがプロデュースする人形劇でアジア、ヨーロッパなど海外公演も幾度となく経験してきた生粋の表現者、佐次えりなさんがメグラスに来てくださいましたよ。 北区文化芸術振興財団ココキタで活動するアーティスト仲間でもある佐次さんの発する言葉や仕草には、なんだかどうにも惹きつけられるたまらない魅力があるし、佐次さんが自ら作り出す大きな人形達は、世界の舞台の上で演じるうちに魂が宿ったに違いないっていう迫力を醸してる。 人間くらいのサイズがあって、時には3人掛かりで一体の

          世界の舞台で表現し続けるひと

          生まれて来てくれてすっごいジャン

          我が家の子ども達に、日本の伝統野菜を通して、農業、経済、ビジネスなどなど『生きていく力』を学ばせていただいているNPO法人nobitekの代表幅野さんのお誕生日。 生まれてきてくれて...すっごいジャン!!って周りにいたみんなとお祝い出来て嬉しかった。 幅野さんはよく大正大学でもお仕事をしていらっしゃるのだけど、この日に居合わせてくれたソラくん達のお陰で、後日大正大学で実践されている都市型農業の見学をすることになりました。 実ったお野菜は、いつでも誰でも自由に収穫して良

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          ヒトコトモノ申す

          いつもお世話になっている方のお誕生日祝いに、 普段よく履いていらっしゃる靴下のデザインのバッヂ(白、黒の色違いバージョン)と 物々しい雰囲気のバースデーカード?を作って持っていきました。 こんな笑顔の炸裂する瞬間がたまらなく幸せ。

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          薬膳カレーとメグラスのケアでめぐらす

          いつもいつも、美味しいコーヒーとお料理、落ち着く空間で街の人のそれぞれの時間に寄り添う、カフェ・ポート・グラスゴーとカフェ・ポート・ブルックリンのオーナー関根さん。 いつだって気持ちよく豪快に笑う関根さんが、さすがにお疲れが溜まってしまってカラダがピンチだー!ということで、 気生薬局さんオリジナルの漢方薬膳カレーまで作って、全力で回復、パワーチャージしていただきました。 関根さんの笑顔も街の宝物。私は何かあれば、カフェ・ポート・グラスゴーに行きたくなるもの。 そこによ

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          やっと分かった!

          メグラスでやっている、エンダモロジーとハンマー整体を使った身体のケアが、つまりはどういうことなのか、施術を受けてみてやっと分かった!身体が軽いよ!って感動してくれた瞬間が本当に本当に嬉しい。 骨の形そのものを整えるから、次の日もずっと調子が良いよ😊 メグラスのこと、もっと知ってほしいな。

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