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家にスマホを置いて、近所のカフェで『スマホ脳』を読む
『スマホ脳』の内容が入ってこない『スマホ脳』を3章くらいまで読んでいた。人類の歴史や脳の仕組みやその脳によって現代の人々はどういった反応を示すのか、など主にこの本を読む上での前提知識が記されている。前提知識なのだから、後半に書いてあるだろうこの本の主張を理解するのに必要な内容であるはず。だから集中して読んだ。本当に集中して読んだ。でも、集中したくてもそんなに集中できない。集中するのが難しい。あま
生きてきた26年間に無数の贈り物があったことを、たった1冊の本に気づかされた
『世界は贈与でできている』を読んだ。
一言で言うと、贈与という難しい哲学を、誰でもわかる一般教養へと翻訳した本、って感じ。
難しい概念が、スルスルと頭に入ってくる。なんかちょっと頭良くなった感じもさせてくれる。
ありがたい。
それだけじゃない。
今までの贈与に気づかせてくれる。
幼稚園の送り迎え。やりたいと言ったサッカーをさせてくれたこと。汗をかいた布団を干してくれたこと。朝6時に弁当
『どうすれば幸せになれるか科学的に考えてみた』の個人的まとめ
予防医学研究者の石川善樹さんとニッポン放送アナウンサーの吉田尚記さんが幸せになる方法は科学的に考えたら出てくるのでは?と言う仮説のもと対談していた。その対談をもとに本書は作成されていて、幸せになる方法を
①まず「好き」をベースとして、得意なことを一つ見つける。
②ある程度まで「得意」で進んだら、不得意なことをやってみる。
と結論が出ていた。これらについていくつか疑問が浮かんだので考えてみる。
見上げる人と、見下す人
2016年に起きた東大生による強制わいせつ事件。それは歪んだ性意識から起きた事件ではなかった、と『彼女は頭が悪いから』を読んで知った。
被害者は普通の女子大生だった。
男性から可愛いと言われれば素直に嬉しいと思い、好きな男子の前ではおめかししたりおしゃれをしようとする。生まれたのは特別お金持ちだったり、特別貧乏ではなく、至って平凡な家庭。だからといって豊かな家庭の子を妬んだりはせず、別世界の人
『ブラックジャックによろしく』を読んでみた
『ブラックジャックによろしく』を全巻読み終え、こう思った。
「どれくらいリアルな話なのだろうか」
すぐに全てを鵜呑みにはできない内容だけれども、結構論理的に描かれていて決して信じられない内容ではなさそう、というのが正直な感想だ。そしてもしこの漫画に描かれている内容が全て本当なら、医療業界は変わる必要がある。
例えば医者として出世するかどうか。これはどれだけ患者を救ったか、どれだけオペをし