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エッセイ

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#音楽

精神統一して待っててね。

精神統一して待っててね。

夜勤が増えて、忙しくしています。
仕事上、1日に汗をかいてTシャツを取り替える事、数回。
それから長年、料理をしようとして先延ばしにしてきたのが、仕事で必要になり、たまに自炊して試作して、職場で出しています。
先日、上司がカレーライスを作っている僕を見て、「今日は肉じゃが?」と聞いてきて、
そうか、カレーと肉じゃがは近いのか、
発想の転換…料理然り、仕事でも考え方でも、
示唆された。

先日、ずっ

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音楽を聴くのが楽し過ぎる

音楽を聴くのが楽し過ぎる

一瞬、仕事で追い込まれて、ダウンした。
かなり参っていた。
いまは復帰して(休んだのは2日だけど、その前から危ないな、って予兆は出ていた)、少しずつ、少しずつと自分に言い聞かせているところ。

復帰した夜、たまたま別の地方に行った友達が弾丸で帰ってきていて、会う。彼女はすでにベロベロで、誕生日のお祝いを伝えて、割とすぐに帰る。正直、詰められる!笑と思ったし(割と僕に対して手厳しいから)、その場を離

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小説を書こうと思った!

小説を書こうと思った!

この季節にはもう外がこの時間には明るくなってきて、小さく開けた窓から、風の音が聞こえてくる。風の音、ときおり走り行く車のエンジン音、まだひとの声はしない、暗い部屋の小さなスピーカーから流れる94年にリリースされたニール・ヤングが歌う。

七連勤、うち三夜勤は確実に自分の体を侵食してくる。メンタルは豆腐だね、と笑われるけれど、体はタフだって自信があった…ちょっとだけ疲れ気味だけれど、水瓶座は5月から

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また春になって。

また春になって。

中村一義さんの「春になれば」にあわせて、
PVのライブペインティングパフォーマー近藤康平さんのドローイングをモチーフにしたTシャツを2種、購入しました!。やった!(好きなミュージシャンのTシャツの軽くコレクターです、僕)。
中村一義さんのTシャツと言えばいまからはるか昔、大学時代に、好きだった女の子が中村一義さんのライブに行っている最中に、電話がかかってきて、Tシャツを買ってきてくれて、ずっと着て

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花見で子供たちと遊び、音楽の記憶と遊ぶ。

花見で子供たちと遊び、音楽の記憶と遊ぶ。

先週の土曜日、曇りから太陽が差し込み、またすぐに肌寒くなる中、この街の大きな公園でお花見をする。
「ボクのお友達、ごみくんと遊ぶ!」と言っていたらしい少年は挨拶すると、直ぐにその場にいた少しだけ年下の女の子にくっついて回る。

生まれたばかりの赤ん坊にずっと声をかけて、飽きない。けれど、その子のママに久しぶりに手相を見て貰う(僕が占いにハマるきっかけ)。
「仕事運、良いね。恋愛は相変わらず一つ、3

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見つめ合って、しばらく話さなかった。

見つめ合って、しばらく話さなかった。

母親から体調が良くないという連絡があって、
少しばたばたしている。
久しぶりに今年こそ、実家(があれば)というより、母親と会ってこようと思っている。

ある晩、いつもの場所で呑んでいると、
久しぶりの友達が来る。

いつもの場所でYouTubeで音楽をかけはじめたのがいつかは忘れたけれど、
だいたいはそこに行けば僕に自由に音楽をかけさせてくれる。

そこで彼女と出会ったのがいつかも正確には覚えてい

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まるで子供だ!

まるで子供だ!

12月からほぼ週6日(夜勤含めて)で働いている。自分から望んだことで、自分なりに頑張ってるなーと思う。

チバユウスケさんの訃報が届いたのは、仕事中だった。友達2人からほとんど同時にラインが来て、僕は知る。いつもの場所、よく考えると、僕がいる間にはずっとリモコンを貸してくれて、TVから YouTubeをかけさせてくれる、かつスピーカーも良い音で鳴る…そんなバーないと思う。そのいつもの場所で、よくか

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いってらっしゃいと、ただいまと。

いってらっしゃいと、ただいまと。

この6年かな?ずっとそばにいてくれた友達が、この街を離れて、地方に引っ越しを決めた。
今日旅立つようで、
引っ越すって話を聞いてから2週間も経っていない。
彼女らしいといえば、彼女らしいといえる。

彼女と久しぶりに夜の街を歩く。
たいした話はぜんぜんできなかった。

出会ってから、長い時間かけてたくさんの話をしたし、海にも行ったし、それにそこにはいつも音楽が流れていた。

ふと思いつくとお互いに

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虹の彼方

虹の彼方

流行りの風邪から復帰して、この数週間、まだ体調は万全ではないまま走っている。

Netflixの「アート・オブ・デザイン」という50分弱のドキュメンタリーが面白くて、ゆっくり全話を観た。

ひとりのアーティストが、自分の作品に対してどう向き合っているか、そのアーティストがどういう背景を持っていて、何を考えながら作品を製作しているか、本人だけでなく関係者へのインタビューなどを踏まえて、丁寧に作られた

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仕事の精度を上げたい

仕事の精度を上げたい

ある支援現場の帰り道、
夕暮れの、だけど一面が雲で覆われた空を見上げながら、
支援の精度を上げたいな、とふと思う。

現場ではひたすら動き続けながら、
抱えている事務も数えたら10個以上ある。

何かほかのひとに振れる仕事はないか?と
言われて、振れるとしたらこの業務だな、
と渡す。
僕がいちばんやりたかった業務。
ちょっとだけ考える。
そんな時、なんとなく思う。
いちばんやりたいのではあるけれど

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モテについて考えてみる…たぶん①

モテについて考えてみる…たぶん①

昨日もいつもの場所で、YouTubeから音楽をかけていた。
ふと、外国の方が自席から、僕の横に移ってきて、お話ししながら、彼のリクエストにも応える。
最初は、chari chariさん(井上薫さん)やsusumu yokotaさんを流していた僕に、
彼はレイヴ、それも廃墟でやるパーティーを知っているかを聴いてきた。
それってトライバル・ギャザリングやウェアハウス・パーティーの事だよね?
そうだ、と

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いかれたbaby

いかれたbaby

44回目の誕生日でしたー。
たくさんの友人に祝っていただき、
幸せでした。

たくさん笑って、ちょっとだけ泣き言を言って、やっぱり久しぶりにお腹を抱えて笑って過ごせた。

事前にプレゼントは必要ない、と言っていたものの(欲しいものはいくつかあるけれど、
それは自分で買うべきものだから)、
不意に渡されるプレゼント、
嬉しいものですね。

この数年いちばんお世話になっている友人から、
ボールペンを頂

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好きを仕事には出来なかったけど、仕事を好きになる

好きを仕事には出来なかったけど、仕事を好きになる

今日で44歳になる。
この間の健康診断の結果が返ってくる。
どうやら食事に少し気を使うだけで、
ほとんどの数値が良くなっている。

もう次はないだろうけどねw。

しかし昔読んだエッセイで、
ミュージシャンの楽屋話が、
20代から30代にかけては恋愛、女性の話しが主だったものが、
40代になると健康の話しになるってものがあったけれど、本当にそうだw。

誕生日前に、友達とご飯を食べる。
彼女がご飯

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どこにもいないひと。

どこにもいないひと。

ふといつものお店で、70代のマダムが、
今日は私がリクエストして良いかしら?
と言うものだから、ぜひ!と、彼女の口から出てくるミュージシャンをYouTubeで流しながら、
お話しする。
市川雷蔵がいちばん好きだ、と彼女は言う。
残念ながら、僕は雷蔵の出ている映画は観ていない。
2000年代が始まったばかりの頃かな?
リバイバルがありましたよねー?
と答えると、そうなの!と身を乗り出して、
彼女は言

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