モテについて考えてみる…たぶん①
昨日もいつもの場所で、YouTubeから音楽をかけていた。
ふと、外国の方が自席から、僕の横に移ってきて、お話ししながら、彼のリクエストにも応える。
最初は、chari chariさん(井上薫さん)やsusumu yokotaさんを流していた僕に、
彼はレイヴ、それも廃墟でやるパーティーを知っているかを聴いてきた。
それってトライバル・ギャザリングやウェアハウス・パーティーの事だよね?
そうだ、と彼は言って、警察が来るような
(パーティーをやるという許可を取らずに、かつたぶん僕が考えるより密接に日本ではイリーガルなドラッグ・カルチャーも絡んでいるから)、
パーティーの懐かしい話しをしてくれた。
スクワットかな?不法占拠という意味のパーティー、スクワットという単語が出てこない。
日本にはないよね?
ヨーロピアンなのかな?彼はそう聞いてくる。
いや、あるよ。フューチャー・テラーやロウ・ライフ。
僕は本でしか読んだことのないパーティーについて(それはスクワットもトライバル・ギャザリングもウェアハウス・パーティーもそうだ)少し話す。
それからいくつかのリクエストに応える。
moloko、アポロ440、プロディジー、アンダーワールド…懐かしい。僕でも懐かしい。
彼は目を閉じて、いろいろと思い出す、と言う。
ファンクをリクエストしていいですか?
僕は応える。ハギス・ボーンズ。
初めて知る、かっこいいバンド。
友達なんだ、と彼は呟く。
ついでに、じゃあ僕が繋げていい?
いいよ。
ニュー・マスター・サウンズ。
!びっくりした彼がなぜ、僕が彼らを知ってるかを聞く。
日本で流行ってたよ、一時期、いまだに根強く人気があるよ。
それからしばらくケヴ・ダージやイングランドのノースの仲間たちについての話しを聞いて、
最後に彼が好きだと言う宇多田ヒカルをかけてそこを後にする。
お店を出てしばらく歩き、忘れ物をした!とお店に入る。
この子の隣に座るのを忘れてた!
と長い友達の横に座る。
そのお店はそれほど広くはないから、
今日は彼女とは話してない。
かっこいい!と誰かが言う。
彼女は笑ってる。
彼女の両脇に、あまり人間関係が得意ではない彼女が、苦手なひとがふたり座ってたからね。
それでしばらく笑い話しをして、
そんな彼女が苦手なふたりが帰って、
ひとも少なくなって、彼女が話せるような時間になって、僕は、彼や彼女と挨拶して帰る。
お店では小沢健二が流れている。
ラブリー!。
ふいに友達が言う。
モテたい、と。ずっと言っている。
ついで、何人かの彼の思う、モテている男性の名前が出る。
僕の苦手なひとたちだな、と思う。
つまらない言い方をすれば、
俺最高!のひとたち。
その小さなお店を支配するように、
さして面白くもない自慢話しを大きな声でするような。
かつ、そこには猥談も含まれている。
僕は嫌いだ。
ただ、そのひとたちが、モテてるのか、とは知らない。興味がない。
モテってなんだろうな?とは思う。
わざわざ①と書いたから、この文章はまた近く考察しようと思うんだけれど、
彼らはたぶん、ひとを凄く見てるんだと思う。
ピンポイントでそのひとの褒められたい場所と、触れられたくない場所が分かるんだと思う。
シグネチャー、男性であれ女性であれ、
そのひとの発する微弱なシグナルに
敏だとも思う。
そしてそれを利用、カギカッコに入れようw、
「利用」するのが得意なんだと思う。
そしてモテがなんなのか相変わらずよくわからない僕はやっぱりこうして書きながら、
彼らを苦手だな、と思う。
その欲望…どれだけ自分が女のひとにモテてるかを声高に競い合うような、俺最高!と、だけど、評価軸がモテ、モテていると認められたい、つまり他人から見た自分、その二点しかない彼らと話すことってないな、と心底思う。
ま、この分析も僕の主観だけど。
さらに夜は更け、考察は続く…のか?w。
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