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死にたいと、わかりたいという欲望について
久しぶりに日本酒を飲んだ夜。
最近、どうしてるかな?と思っていた友達が、いつものバーに入ってくる。
いつだって彼と会うと、映画や小説や音楽の話から始まって、ついつい冗談を混ぜながら、真剣に語ってしまう。
何を考えてるかわからない、彼は恋人にそう言われた、と言い、じゃあ、わかるってなんだろうね?って話になる。
普通さ、の普通や、常識的に考えて、の常識ってなんだろう、とも話し、話しながら考え、彼と別れ
不登校だった頃といま
社会の中で、マジョリティの側ではない場合には、自分が何をどう感じているかを、いや自分自身ですら言葉にする事がまだ出来ていない感情や行動に対して、説明しなければならない場合が、多々ある。もちろんマジョリティとは何か?と一旦、留保しながら。自分の繊細さを、苦手だったり、出来ない事を、自分の混乱を、更にそれを言葉で(発語がある場合)説明しなければならないって、更にしんどくなるだろうな、と思う。
不登校児
幸せになる事にどこか罪悪感があったな
と、ふと思い浮かんだのは、昔の友達の家で友達の奥さんが、きみはさ、と言う…きみはどこかで幸せになる事を拒んでる様に見える、と呟いたのをふと思い出したからかも知れない。その奥さんはワンルームの壁に背をもたれて、煙草を吸っていた。
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夏が来て、忙しくしている。音楽だけは聴いていて、ご飯はだいたいは自炊する様になって、それ以外は大体は仕事ばかりしている。
長い勤務の後、一度自宅に帰り、シャワ
音楽を聴くのが楽し過ぎる
一瞬、仕事で追い込まれて、ダウンした。
かなり参っていた。
いまは復帰して(休んだのは2日だけど、その前から危ないな、って予兆は出ていた)、少しずつ、少しずつと自分に言い聞かせているところ。
復帰した夜、たまたま別の地方に行った友達が弾丸で帰ってきていて、会う。彼女はすでにベロベロで、誕生日のお祝いを伝えて、割とすぐに帰る。正直、詰められる!笑と思ったし(割と僕に対して手厳しいから)、その場を離
美しいものに触れた、そんな気がした。
ジェーン・バーキンは実はよく知らない。ジュテーム、モアノンプリュは10代の頃には観ていたし、セルジュ・ゲンズブールもCDを持っていたりはしたし、けれどセルジュ・ゲンズブールを好きだと公言するようなひとには少し距離を感じていた(世代的に少し年上のひとのトリックスターだった)。
むしろセルジュを知らずに(ふたりの娘である)シャルロット・ゲンズブールは好きだったし、いまは昔より、もっと好きだ。「小さな