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【うつ】大学生からの問題提起
本来であれば参考文献の詳細な記述、または列挙、一言一句違わぬ引用が必要とされますが、事が事ですので、私なりの解釈を含めてお話しします。といっても解釈は本質的なところを要点をまとめて話すだけですので、そこのところをご理解いただきたく思います。
昨今、というより多く以前から不登校や精神障害を患う子どもたちが多くなってきました。そもそも異常と正常とに分ける二分法が病を扱う上では適切ではないと言われるの
生きる意味 一つの味わい
時として人は「許されたから生まれてきた」にも関わらず、生まれた瞬間から「許さない」環境に不運にも生まれ落ちてしまうことがあります。またそしてその環境により本人の心に"圧"が内在化し、それがノイローゼとして現れることがあります。
精神科医の泉谷先生は、人は「心・身体」と「頭」に分かれていると言い、時としてその「頭」の比重が大きくなると、「心・身体」が圧迫され、体調不良が起きやすくなる、と言います。
悪人 謙遜という言葉の手垢、そして商売(うつという病理に関連して)
浄土真宗では、悪人正機(あくにんしょうき)と言って、阿弥陀仏の救いの対象は悪人である、と説かれます。
しかしながらこれは「悪いことをすれば助かる」という意味ではありません。この言葉をよくよく噛み締めると、「自分は悪人だという省察を含んだ人こそが仏にふさわしい」という捉え方ができるのです。
またもっと突き詰めるならば、私たち悪人は絶対的に仏にはなれるような存在ではないが、それを阿弥陀仏という仏の