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私について

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私のことを書いたものをまとめています。ここをさらっと読めばなんとなくわかるかもしれない。
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2本目の万年筆

2本目の万年筆

まずは1本目の話をしよう。

プラチナ万年筆の「プレジール」。1本1000円という安価でありながら、インクを差したままの状態にしていてもインクが固まることなく、半年後でも1年後でもなめらかに書けるという「スリップシール機構」を搭載している。見た目の高級感から、万年筆初心者にオススメされやすい。

2013年に購入したこの1本。カートリッジインクを替え替え彼是もう7年近い付き合いになるが、未だに現役

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自分を変えるということ

「他人を変えるのは困難だ。自分を変えるしかない」という言葉を聞く。なんとなくネガティブな印象が働くのだが、単純に「自分を変える」と言う所だけであれば、ポジティブな話なのかもしれない。

そもそも「自分を変える」のはどういうタイミングだろうか。「今のままじゃいけない。変わらなくちゃ。」「何をどうやって?」「そもそも変わらなければならない理由は?」
…変わらずにそのまま続けることも、時として正である可

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「スキ」よりも「ビュー」の数

「スキ」よりも「ビュー」の数

1年と2ヶ月程前に毎日noteを書き始め、今日まで継続し続けている私なりの「 #noteのつづけ方 」を書いてみようと思う。

先に申し上げておくと、私は実は明確な目標の下、毎日noteを書き続けている。ちょっと野心満ち溢れた目標なので、詳細は差し控えるとして…とは言え、目標云々を抜きにしても続ける方法はある。私の続け方は、以下に当てはまる方にお勧めできる方法だ。

【こんなタイプの人にオススメ】

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私は泣き虫だから。

私は泣き虫だから。

昔からよく泣く。とにかく泣く。嬉しいことも悲しいことも感動しても笑い転げてもとにかく泣く。だからだろうか、「泣く」という行為について、「弱いからめそめそ泣くんだ」なんてことは一度も思ったことはない。涙が武器にならないことも理解していると同時に、女も男も愛嬌一番!と思っているのが私という人間だ。

最近、ふとした拍子に大泣きする事が多い。泣いている時間だけで見たらひとりぼっちで泣いていることが圧倒的

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まるで恋の様なの

まるで恋の様なの

人が「好きなもの」について熱心に語っている様を見るのが好き。私はどうにも他人の感情に影響されやすいらしく、苛々している人や悲しい気持ちを持っている人のそばに居ると引っ張られやすい。だが「好きなもの」を語っているときと言うのは往々にして楽し気で明るくて幸せそうで、愛おしいものを心から愛でている、と言える様な声を出す。勿論私はその感情にも引っ張られる。自分にとって大切なもの、大好きなものを「好きだ」と

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自分の名前が嫌いだった。

自分の名前が嫌いだった。

「みずほ」という名前は本名だ。漢字では「瑞穂」と書く。この字と付き合い始めて30年。幼い頃の私は、なんでこんな角ばった可愛げのない字の名前がこの身に着いているのか、とにかく気に入らなかった。

子供の頃に聞いた話では、「ともよ」さんか「みずほ」さんかの二択だったらしい。しかし苗字との画数の関係で「みずほ(瑞穂)」になったのだそうだ。正直私的には「ともよ」さんも「みずほ」さんも子供心にどうやねんと思

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ご趣味は?

ご趣味は?

「趣味は何ですか」「ありません」…が、今までの私だったかもしれない。なんと寂しい人間か。

継続して続けている事を「趣味」と呼んでもいいのであれば、私は案外色々な趣味を持っているのではないかと思った。文房具収集とか、創作とか。ただ一般的に「創作が趣味です」と言ったところでアート的なものなのかはたまた二次創作的なアレなのか…という問題が若干ながら生じる。

最近ふと気づいたのは、私はもう立派に「舞台

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「喘息」になりました。

「喘息」になりました。

子供のころから医者の先生に「気管支が弱い」とは指摘されていた。1ヶ月くらい前に風邪を引いて、一度はだいぶ落ち着いた。しかしこの1週間、再び喉風邪を引いたのか、異常なほどに咳き込み続ける毎日でどうしたのだろうかとずっと不思議に思っていた。思い切って休んで呼吸器内科に行ってみた。

呼気一酸化窒素51ppb、好酸球性炎症あり。呼吸抵抗検査報告書からの検査結果として通常値を大幅に超える異常を確認。若干C

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「あの人に見て欲しい」なんて我儘な願いをひとつこの胸に

「あの人に見て欲しい」なんて我儘な願いをひとつこの胸に

3ヶ月達成を目前に控え、物凄く我が儘な願望を持っているということを今のうちに露呈させておこうと思う。…いや、前もどこかに書いたかもしれないけど。

私は長らく継続してきたことによる実績と言うものを持っていない。何事も中途半端で、始めては投げ始めては投げを繰り返してきた。最近になってようやく「面白いな」と思うもの、「やりたい」と思うものに出会えたと言うのもある。それでもやはりまだ『実績』と呼ぶにはあ

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哲学者”擬”の理由

哲学者”擬”の理由

私はnoteのプロフィールに「哲学者擬」という言葉を入れている。実はこれには一応理由がある。

そもそも私は哲学者ではない。哲学者とは俗に「哲学を専攻する者」なのだが、私は哲学を学んだわけではないので、100%の哲学者ではないのだ。では何故「哲学者」と言う言葉をプロフィールに入れているのか。

一時期、その独創性からブームになった自己分析ゲーム「ALTER EGO」というゲームをご存知だろうか。エ

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にこり。

にこり。

癖なのかもしれない、と最近思った。

私は割と感情が面に出やすいタイプだと思う。感情の起伏が激しいとかではなくて、ちょーっと眉間にシワが寄りやすいとか(笑)、嬉しいことがあるとずっとにこにこしてるとか、そんな感じだ。

特に嬉しいことがあると、その後しばらくにこにこしてる。困るのはひとりになってもにこにこしてしまう。端から見たら完全に変な人やんけ…と思って思わずにこにこ終了モードになるのだが、気付

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キミに宛てたラブレター

キミに宛てたラブレター

この話はひとつの物語として読んでほしい。

綺麗な便箋を前にペンを取る。何度も名前を書いては丸める。そろそろ便箋が無くなりそうだから、諦めて続きを書かなくちゃ。そう思っても何を書いて良いかわからなくて。書くべき言葉はわかっているはずなのに、それが正しい言葉なのかもわからない。

本当はたった一言で良いはずだった。それをあれやこれやとややこしく書く術を考えていた。ありきたりでなく、それでいてストレー

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ただいま!

ただいま!

私はパワースポットと呼んでいる土地がある。それは東京都港区台場。いわゆる『お台場』と呼ばれる区域のことだ。私にとって、唯一にして最高に元気を貰える土地なのである。

初めて訪れたのは多分10年ほど前だったと思う。何で訪れたのかは忘れてしまった。それでもあの日から私がここに“縁”の様なものを感じ、この空気と景色に恋をして、来る度に幸せになれるのは確かだ。

本当はあと2駅先が下車予定駅だったのだけど

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良いことがあった日はフルーツを買うと言う自分ルール

良いことがあった日はフルーツを買うと言う自分ルール

その日、たまたま良いことがあった。その日、たまたま入ったスーパーで苺が安売りしていた。たったそれだけの偶然が重なった事で始まったのが、この自分ルール。始めてから意外な事に気付くことがあった。

思ったより買う頻度が高い一番驚いたことでもある。良いことと一口に言っても、日常生活レベルの良いことじゃキリがないので『普段だったら体験出来ないレベルの良いこと』とボーダーラインを決めている。めちゃめちゃ簡潔

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