シェア
みたての庄司
2024年9月29日 23:42
コロナ禍における起死回生の新規事業として始めた日本酒の事業「朔(さく)」でしたが、販売に苦戦する日々でした。周囲にはずいぶんと心配をかけてしまいましたが、やっている本人は、楽しんでやっていました(感覚が麻痺していた、ともいえる)。なぜかというと、これまで時間をかけて学びたいと思っていたこと、日本の文化について、学ぶ機会になったこと。オンライン体験を配信するにあたって、参加する人にも「予習の
2024年9月28日 16:12
とにもかくにも、「朔」は産まれました。インバウンド向けの事業を営む当社、コロナ禍で新規事業を仕込み、アフターコロナに備えるはずでした。商品の概要はこうです。日本酒ができるまでのプロセスを、10か月の体験として販売する購入者は、10回のオンライン体験(田んぼと酒蔵がある兵庫県・播磨地方に関するもの)に参加する権利がある申し込み後に「スターターキット」として、「バインダー」と「播州織の
2024年9月23日 17:12
コロナ禍における新規事業「酒米オーナー制度2.0」を着想したものの、周囲の反応はとても鈍く、意気消沈する毎日でした。SASIの近藤さん見るに見かねた知人から、「庄司さんの考えていることを具現化できる人だから、一度会ってみては?」と言われ、SASIの近藤さんを紹介してもらいました(その知人は近藤さんに「風呂敷をたためない人がいるから何とかしてやってくれ」と言われたそうです)。初めてのミーティ
2024年9月20日 16:27
「苗が稲になり、米が酒になる10か月を楽しむ体験」というコンセプトをまとめ、コロナ禍における新規事業アイデアに、僕は毎日ワクワクしていました。鈍い反応アイデアを企画書にまとめ、必要となる役割を洗い出し、周囲の人たちに声をかけ、事業を具現化していきました。時には模造紙を使い、時には酒を飲み、たくさんの会話をしました。でも、なかなか具現化が進まない。それどころか、巻き込んだ人たちの顔は晴れない
2024年9月16日 19:19
「日本酒のポテンシャル」に着目した僕は、コロナ禍における新事業を検討することにしました。オンライン体験という潮流コロナ禍になり始めた当時、旅行業界では「オンライン体験(zoomなどのリモートミーティングの機能を使ってその地域ならではの体験を提供する)」がはやり始めていました。ものは試しとairbnbやことバスさんがされているオンラインツアーに参加してみたりしていました。ああ、こういう世
2024年9月15日 15:14
コロナによって「スケジュールが真っ白に、お先が真っ暗に」なった僕が新しい事業のテーマに選んだのは「日本酒」でした。日本酒のポテンシャル、三つの面日本酒には大きなポテンシャル(伸びしろ)があると思っていました。日本における評価と、海外からのそれに大きなギャップがあったからです(もちろん、海外からの評価の方が高い)。SUSHIやWASHOKUに合うという、これからの料理の潮流(別の記事で記
2024年9月13日 22:46
のちに「静岡の衝撃」と呼ばれた、2019年9月28日。試合後の花火の煙で、エコパスタジアムは幻想的な雰囲気に包まれていました。ラグビーワールドカップ2019日本大会で、ラグビー日本代表がアイルランド代表を破った試合を、僕は目撃することができました。2019年は、素晴らしい一年だった「4年に一度じゃない、一生に一度だ」というコピーのとおり、一生の思い出になることがたくさん起きた一年でした。ラ
2024年9月7日 17:47
「朔(さく)」という日本酒「朔」は、フランスで開催される日本酒コンクール「Kura Master」でプラチナ賞を2年連続で受賞し、国内外のラグジュアリーホテル(オテル・ド・クリヨン、シュヴァル・ブラン、ザ・リッツカールトン京都)や京都の旅館(料理旅宿 井筒安)、日本酒サロン(粋)で提供されています。基本的に一般販売はしておらず、当社が運営するWebサイトにて購入が可能です。「朔」がつく