コロナ禍における起死回生の新規事業として始めた日本酒の事業「朔(さく)」でしたが、販売に苦戦する日々でした。
周囲にはずいぶんと心配をかけてしまいましたが、やっている本人は、楽しんでやっていました(感覚が麻痺していた、ともいえる)。なぜかというと、これまで時間をかけて学びたいと思っていたこと、日本の文化について、学ぶ機会になったこと。
オンライン体験を配信するにあたって、参加する人にも「予習の機会」が必要だろうということで、配信の前週末に、1時間程度の「チュートリアルイベント」を、これまたオンラインで実施していました。これが、実は楽しかった。
オンライン体験の配信も、毎回緊張しましたが、楽しかったです。
何とか参加者を増やそうと、予告動画なども作ってもらいました。動画は、基本的にはSASIの石本さんにお願いしていました。彼、いいのを作るんですよね。
それは「学びなおし」でありました。コロナ禍で、時間ができたことをいいことに、「新規事業の立上げ」を口実に、お酒を買ってくれるお客さんやオンライン体験に参加してくれるお客さんの求めるものは、さておき、僕は「学びなおし」をしていたのです。それは販売に結びつかないはずです(そんな自分勝手な「商品」を購入していただいたお客さん、応援してくれた知人友人には心から感謝しています)。
(今こうやって、noteに当時のことを書きとめると、よくわかります。ふとしたことで書き始めたこのnoteですが、自分を客観的に見つめる、いい機会を得られたと思っています。)
それはさておき、苦戦していた初年度の「朔」、それなりに「こうすればいいのでは」と思う改善点もあり、2年目も継続することにしました。まず最初に取り組んだのは、「クラウドファンディング」でした。