浄化を進めている川の水をパフォーマンスで飲んだ州トップが体調不良で病院送りに…
見る人によって感想が様々な気がします。
7/17 川の水の浄化活動を進めているインドのとある州で、州トップ自らが川の水を飲んでアピールするというパフォーマンスが実施されました。
その数日後、この州トップの方は病院へ搬送。
原因は川の水を飲んだことと判定されました。
このニュースを中高生くらいまでの自分が見たら多分笑いこけていたと思います。
「浄化中の川の水を飲んで自分で体調崩すなんて身体張りすぎだろw
どんなギャグだよw」
でも大人になって日本の水の綺麗さは世界でも有数の水準であると知るとこのニュースに対する感想は違ってきます。
日本のダム技術、上水道、浄化システムは世界的に見て高水準で公園の水を直で飲める国は珍しいと言われています。
シンクなどに付ける浄水変換機も安価で優秀です。
ただし、一括りに日本とは言っても地域差はありますし、現在30-40年ほど前に全国的に大規模に行われた水道管インフラ整備の時の水道管の寿命の時期が訪れているという問題も抱えています。
水自体は良くても水が通る道のカビや錆などの問題が生じているということですね。
当時は現在ではNGとされている鉛を使用して水道管を作ったりしていた場所も多く、カルキや身体に悪い要素が水の通り道に存在していたりします。
まぁ浄水に変換すればほぼ飲めはします。
日本の水インフラは優秀なのです。
ですが逆に言うと世界では生水をそのまま水を飲むことはリスクを伴います。
川の水なんて綺麗な日本の川であっても寄生虫などのリスクがあって避けた方が良いのに、それよりも明らかに綺麗とは言い難い水を飲むことは大きなリスクでしょう。
ですがこのインドの州トップは部下に飲ませるでもなく自分で飲むというパフォーマンスを行いました。
自信があったのでしょう。
もしくは自身で飲むことに意味があると考えていたのかもしれません。
「関係者の声によると川の水を飲んだことが体調不良に繋がった」
インドの川は汚いからいくら浄化しても無駄という声を一蹴したかったのかもしれません。
今回の搬送という結果はともかくその身を持ってインドの水は飲める水であると証明しようとする姿勢自体は素晴らしいものです。
国や政治家のタイプによってはこの救急搬送の事実を隠すことも考えたでしょう。
「川の水が原因でなく別の要因で体調を崩した可能性もある」
医師も抱き込んでこういう下手な言い訳をしない分 正直で良い方だと推察できます。
…と、ここまでたった1分の動画の感想としてなるべく良い方向の感想に持っていきたかったのですが、
ですが、
やっぱり川の水を直接飲むのは細菌や寄生虫、感染症リスクが高いことなど様々な常識的観点から考えてみると普通に知識不足だったのかも…と正直に言っておきますw
最近の自分の好きなタグ、最近の細菌の学びを付けておきます。
今回はこんなところでノシ
メルカ