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佐藤芽衣
2022年6月25日 23:27
昨今、何か言っているようで何も言っていない文章がこの世にあふれている。口当たりが良くて、いくらでも読めてしまうテクスト。誰も傷つけない。読み手を絞らず、全方位に気を遣っていたら、確実にそのような文章ができあがるだろう。わたしはこの現象を揶揄したいのではない。油断していたら、多くの文章はそのような「欠点」を抱えることになる。そう、何も言っていないことは、長所と美点が見当たらないだけでなく、大
2022年6月22日 09:23
今、資格試験に向けて、勉強に励んでいるのだが、書く作業をしていると、急に過去の嫌な出来事を思い出して、ブチキレる、ということを繰り返している。2021年9月17日にも、ぶり返す怒りについて書いている。日記って書いておくものだ、と改めて思う。これは思考の癖でもあるし、まだ、いろんな恨みつらみを解消できていない、ということでもある。かれこれ、「怒り」との付き合いは長い。小さい頃は、泣いてい
2022年6月15日 19:31
「人生には自分を幸せにしてやる義務がある」というような表現がある。確かに正しい。でも、「幸せ」になるのは難しい。満ち足りた人生はなかなか手に入らない。しかし、「まあまあ」「そこそこ」なら、目指せるような気もするし、維持できる確率もグッとあがる。思考には癖がある。認知の歪みにはいくつかあり、わたしは「白黒思考」に陥っていることが多い。(下記サイトの説明がわかりやすいので、どうぞ)
2022年6月12日 10:06
人生、しょせん暇つぶし。この言葉を、半笑いで言う人もいれば、本気で言う人もいる。わたしは、半分嘘で、半分真実だと思っている。人生は遊びで終わらせられるほど、簡単な営みではない。日々の暮らしを分解していけば、さまざまなタスクに満ち満ちている。人生のタスクも同様に数えきれないほどある。生きていれば、思わぬ、しんどいこと、悲しいことに遭遇したりもする。一方で、人生は暇つぶしなんだから、何
2022年6月8日 17:33
ここ一年ぐらい、本格的に物を減らすことに挑戦している。こんまり先生の仰るところの「ときめき(Spark Joy!)」のないものは、すぐに捨てることを心がけている。ここ最近は、五年ぐらい使った無印のトートバッグや、八年ぐらい所持していたウォーキングシューズを捨てた。ワンピースはウェス(布切れ)にした。穴の開いたエアリズムも雑巾にした。物を捨てると、すっきりして、気分がよい。部屋が広くなっ