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26.怒るなら後悔しない

こんばんは!がっきーです!

今日からは、ストレスや怒りが起こるメカニズム

僕が実際に活用している対処法についてお話しします。



前回のおさらい

・脱中毒食品の特徴は水分と食物繊維が多いことと、
 
 塩分、脂質が少ないこと

・食べた方がいい糖質の特徴は

 抗栄養素や抗酸化物質が少なく、

 ビタミン、ミネラルが豊富なこと

・地頭をブーストしてくれる夢みたいな食品は

 ナッツである

ことについてお話ししました。

まだ読んでいない方は是非こちらをチェックしてみてください。

感情って殺せないですよね

皆さんも感情任せに動いてしまい後悔した経験や、

逆に何も出来ずに自分を責めてしまった経験は

少なからずあると思います。

いつも、怒ってばかりでは大問題ですが、

全く怒らないことも問題です。

僕自身も、子どもの頃から

自分のコントロールが難しく

子供がドーベルマンを散歩するような感じで

好奇心に引きずられ怪我だらけの男の子でした。

親や先生からは障害者や問題児のように

扱われ理解してくれない辛さや

孤独を感じていました。

それは他の感情も同じで

感情表現を大きすぎず

小さすぎず両者の間を

上手に渡ることができれば

なんて楽なんだろうと

いつも思っていました。

しかし、それにはメカニズムを知ること

悩みを抱えているのは自分1人ではないこと

昔からある智慧を知ることが大事だと気づき、

僕なりに様々な本や経験を通し、

役に立っているものをいくつか紹介します。

私たちは脳が作り出したシュミレーションの世界で生きている

皆さんもお分かりだと思いますが、

人生は考え方次第でどうとでもなります

しかし、私たちは物事に

偏った反応してしまっているのであって

正しい考え方の上に

立っている訳ではありません

目の前で起こっている現象を

あなたの脳が勝手に物語を作り

反応と無反応のポイントが

ズレてしまっているのです。

ヒトの脳は0.1秒で物語を生み出す

製造機です。

しかし、それは日常で使うリソースを

節約するためなのです。

例えば、原始時代の祖先たちが

虎に襲われた場面で必要な情報は

虎の動きだけです。

それ以外のいつもの森の風景や

遠くで飛んでいる鳥の情報は無視して、

虎の挙動だけを

意識しなければいけません。

日常生活でも変わらず、

毎朝出勤時にドアノブを握った感触や

外の風景など全てのことに

いちいち反応していては、

脳のキャパシティは

いくらあっても足りません

何度も入力されたデータは

いつもと同じだろうと

過去のデータを使いまわした方が

節約になります

この脳の高度な

ストーリーテリング能力のおかげで

私たちはあらゆる危機を

乗り越えてきたのです

あなたのメンタルが強いか弱いかが問題ではない

このストーリーテリング機能の

厄介なところは、

私たちの生存を守ると同時に

トラブルを引き起こすことも多い点です。

例えば、誰か見知らぬ人と会ったとき

第一印象を1/1000秒で判断します。

この判断材料に使われるのは

子供のころから体験してきた全てです。

過去に得てきた知識と情報は

脳内に個別の情報として蓄積され、

その一部はあなたの行動を導く

法律のような働きをします。

いわば特定の物語が強制力を持った状態で、

周囲の状況が変わるたびに

私たちの脳は複数のストーリーから

1つ選び、その内容に沿って

次の行動を決めていきます

この機能がなければ初対面の人に会うたび

挨拶すべきかどうかや、

赤信号は渡るべきかどうかなど、

毎回悩まなくてはいけません

人は常に自分が口にした言葉に

準ずるのではなく、

自分が採用した物語通りに行動するのです。

その物語が”食べ物を粗末にしない”

のような物語であれば

あまり害はありませんが、

”肥満は怠惰の証拠だ”

”田舎者は洗練されていない”

といった歪んだ内容を行動の

規範にしてしまっては

トラブルの火種になってしまいます。

そして、歪んだ物語は

自分自身にも牙を向きます。

友人の返信がそっけなかったとき

”忙しいのかな?”

といった無難な物語であれば

対処しやすいですが、

”嫌われてしまったのかな?”

”何か悪いことをしたのではないか?”

といった物語は、あなたの頭の中で

いつまでもぐるぐる回り続けます。

同じようなトラブルに苦しむ人、

苦しまない人がいるのは

あなたのメンタルの強さではなく、

脳内に作られた独自の物語が

適応か否かで決まるのです。

あなたの物語の癖を知り、

そこから離れる手段を得るのが感情や思考

そして、ストレスに飲み込まれないために

行わなければならない優先事項です。

人類は現実よりも物語を重んじる

ここで1番難関なのが、

人類の脳が現実よりも物語を重んじるように

設計されていることです。

あなたが日々の暮らしで体験する出来事は

実際の世界から得られるデータを

ほとんど反映しておらず、

ほぼ脳内で作られた物語で形作られてます。

私たちはときに現実のデータを無視して

物語の方を優先してしまうんです

身近な例で言えば

”錯視”がわかりやすいと思います。

しばらく見つめていると

脳がデータを改変し、

歪んだ線が真っ直ぐになったりする

あの現象です。


少し遠くからどこか一点の1番小さい菱形を見つめてみてください。


この絵の場合は、女性の顔が浮かんできますが、

規則正しく線が書かれているように見えて

太さがバラバラの線が並んでいると

脳が頭の中で物語を想像し、

あなたなりの現実として強引に提示します

また物語の改変は、

日常生活でも無数に存在します

仕事が遅いような奴は無能だと怒る人が、

自分が仕事が遅いことに対しては

仕事が丁寧だからだと言い張ったり、

ルールを守らない人に憤る人が

自分が守っていない場合は、

個性の表れだという場面などです。

当人の考えが唯一の現実だと信じ、

それ以外の可能性を認めません。

これもまた現実よりも物語が

優先されてしまう典型的な例です。

逆手に取る

ここまでをまとめると私たちが

直面する問題は次のとおりです。

・物語は脳内で自動的に動き出し、

 私たちは制御できない

・私たちは物語を唯一の現実だと思い込み、

 それに気づいていない。

なんとも難しい問題ですが、

脳の物語理論が教えてくれる

最も重要なポイントは、

私たちの精神機能がいかに弱くて脆いか

ということです。

しかし、この人間の精神の柔軟さを

逆手に取れば柔よく剛を制すことは

可能になるかもしれません。

方法は必ずあるからなんとかなるという考え

私たちのこうした歪んだ物語が

”〜すべき”などといったこだわりとなり

つい目の前のことに反応して

他人との衝突や自分を責めてしまい、

負の感情に飲み込まれる前に

考え方を改めなければなりません。

まず、大事なのは

自分で解決出来るかどうかということと、

なんとかなるという考え方をもつことです。

1つ目は、自分で解決できない問題に

首を突っ込んでばかりでは

あなたの周りから疎まれるからです。

それではあなたの居場所がなくなります

それは、僕が推奨している8本柱の

1つがなくなる大問題です。

あなた自身も生きるのが辛くなり

余計に自分で解決できない問題に

体まで突っ込んでいくことになります。

自分で解決できない問題の代表的な例は

芸能人の不祥事が身近だと思います。

連日連夜メディアは煽ってきますが、

あなたがいくら激怒しようが

現実は何も変わりません

エネルギーの無駄使いになり、

ストレス発散にすらならないと思います。

もし、怒る必要があるのであれば、

自分が解決できる問題のみにしましょう。

自分は変えられても他人は変えられません。

2つ目は方法は必ずみつかるから

なんとかなると思うことです。

どんなポジティブな感情も

ネガティブな感情も

楽しい出来事も嫌な出来事も

無限に続くことはありません

必ず過ぎ去ります。

辛い出来事が起こっても、

雨の中カマキリが葉の裏で

ジッと身を隠し動かないように

あなたの中にある負の感情が

過ぎ去るのを待つことができれば

必ず何とかなります。

そして、その心がけこそが

あなたがジッと待つ手助けをしてくれます

また、ポジティブなことだけに

しがみつくことのではなく、

常にニュートラルな状態に戻ることが

あなたが辛い出来事にも反応しづらくなる

ひとつの手段です。

どんなときでも、まずはなんとかなると

ラフな姿勢でゆるーく構えましょう。

最初の発想が、あなたの次の考え方を決めるのです

のんきと見える人々も心の奥底をたたいてみるとどこか悲しい音がする

これはお札にもなった文豪夏目漱石の言葉です。

どんな人の中にも、喜怒哀楽は

少なからず存在するものです。

・感情に捕まって人生を棒に振るのか

・感情と上手にお付き合いするのか

これは、あなたの生まれ持った性質が

左右するのではなく、

テクニックで解決できる問題です

それらを上手く活用できるように、

あなた自身の土台を作り

テクニックがより楽に効果的に力を

発揮できるようになるには、

ある程度の時間と修練が必要になります。

なんだか面倒で果てしない

道のりに感じますが、

これらのテクニックにも

初級から上級まで存在します。

次回からは、僕が実際に取り扱っている

対処法なども含め紹介していきます。

食事を整えつつ、

ゆっくりで良いので

ぜひ活用してみてください。

なんともないように見える人も、

必ずどこかで深い傷を負ったり、

抱えているものがあると思います。

現状を打破する方法は必ずあると信頼することから

始めましょう。

物心ついたときから親や先生たちに疎まれ続けた

僕ですらなんとかなったので

皆さんも必ずできると信じています。

とても長くなってしまいましたが、

最後までお付き合いいただきありがとうございました


しまい忘れたお前が悪いだろってときの顔

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がっきー
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