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メディアが分かるマガジン

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雑誌の出版概況の解説からソーシャルのトレンド、効果的なオウンドメディアの作り方まで。メディア&コンテンツに関する解説マガジンです。
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#youtube

コンテンツマーケティングは、やり続けた人が勝つ

コンテンツマーケティングは、やり続けた人が勝つ

チャンネル登録200万間近のYouTubeチャンネルも、やり続けたから成功したコンテンツマーケティングを始めても、すぐに成果が出ないと諦めてしまう人が多いのが現状です。しかし、粘り強く続けた人だけが最終的に成功を収めることができています。

その好例が、現在では200万人の登録者を抱える堀江貴文氏のホリエモンチャンネルです。今では数十万回、時には100万回を超える再生数を記録していますが、開始当初

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伸びるコンテンツは、情報をワンパン化している

伸びるコンテンツは、情報をワンパン化している

ワンパン化=コンテンツの情報密度を上げる
コンテンツのワンパン化というのは、コンテンツの情報密度を上げることです。
ワンパン料理というものがあります。ワンパン料理というのは、一つのフライパンで作れる簡単な料理のことです。

伸びるコンテンツは、フライパンに料理を詰め込むように、1つのコンテンツの型に情報を詰め込んでるんです。この結果、コンテンツの情報密度がものすごく高まります。

例えば、YouT

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Webメディアは、今すぐYouTubeに手をだすべき理由

Webメディアは、今すぐYouTubeに手をだすべき理由

テキストメディアは飽和している?
WebメディアがYouTubeに進出したら、メリットしかないと思うんですよね。その理由を説明します。
テキストメディアにおいてはWebが登場して以降、ずっとPVを伸ばす競争が繰り広げられてきました。しかし、ネット回線が発達してユーザーが動画視聴に移行したことで、テキストメディアの力は相対的に弱まっています。

とはいえビジネスメディアにおいてはまだ活字が強いんです

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コンテンツとはマッサージである。8割の安心感と2割の刺激

コンテンツとはマッサージである。8割の安心感と2割の刺激

コンテンツは気持ちよくなければならないメディアとはマッサージであるという本があったんですけど、コンテンツもマッサージなんですよね。
マッサージって、気持ち良いツボを押してもらうことなんです。人々は気持ちよくなるためにコンテンツに接しているので、見てくれる人のツボを押しにいかないとだめなんですよ。
それじゃあ、具体的にマッサージって何かっていうと、8割の予定調和と2割の意外性というバランスになります

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「変な家」に学ぶYouTubeの型で小説をヒットさせる方法

「変な家」に学ぶYouTubeの型で小説をヒットさせる方法

YouTube初のホラー小説がシリーズ累計250万部の大ヒット
YouTubeを中心に活躍するクリエイター、雨穴さんによる小説『変な家』は、シリーズ発行部数250万部を突破する大ベストセラーです。『変な家』は映画化もされ、 興行収入は50億円を突破し、原作ファンのみならず、多くの人々を魅了しています。

「変な家」シリーズの原点となったのは、雨穴さんのYouTubeチャンネルで公開された動画です。

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コンテンツはアルゴリズムの奴隷か

コンテンツはアルゴリズムの奴隷か

YouTubeやインスタに同じようなサムネイルが並ぶ理由YouTubeやインスタを眺めていると同じようなサムネイルが並んでいるのですよね。サムネイルが同じどころか、内容も似通っているし、コンテンツの中で使われるコピーライティングも同じだったりします。たとえば

ルーティン動画

激辛ペヤングなどの食レポ動画

「緊急で動画をまわしています」動画

「厳しいこと言います」動画

などなど、タイトルや

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コンテンツにオリジナリティは必要ない理由

コンテンツにオリジナリティは必要ない理由

プラットフォームによって伸びるコンテンツの型は決まっているコンテンツを作る際に独自性を入れようとするとたいてい失敗します。それは、YouTubeにしろインスタグラムにしろTikTokにしろ、ウケるコンテンツの型は決まっているからです。
変にオリジナリティを出して独自のコンテンツを作ろうとしても、誰にも見られずに失敗してしまいます。

例えばYouTubeであれば、王道のYouTuberのネタ系動画

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YouTubeでウケるコンテンツの条件。流行るコンテンツは、ソリューションが決める。

YouTubeでウケるコンテンツの条件。流行るコンテンツは、ソリューションが決める。

YouTubeで爆発した江頭2:50YouTubeで人気のチャンネルのひとつといえば、江頭2:50のエガちゃんねるです。登録者数は400万人を超え、人気の動画は数百万再生されています。

YouTubeではめちゃくちゃ人気のエガちゃんですが、テレビ時代にこれほど人気だったかというと、それほどでもありませんでした。
テレビでは、ほぼレギュラー番組を持っていかなかったからです。数少ないレギュラー番組と

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ブログはどこへ消えた?それでもnoteは盛り上がる理由

ブログはどこへ消えた?それでもnoteは盛り上がる理由

ブログ飯なる言葉も登場した2010年代
2010年代前半くらいは、ブログブームがすごかったんですよね。ブログ一本で生計を立てるというブログ飯なるワードも登場して、毎日大量のブログ記事を書くインフルエンサーが登場し「とにかくブログを書け」とネットで先導して、ブロガーになるために大学の進学を止めたとか会社を止めたというニュースも耳にしました。

同時に論考的なブログも盛り上がりを見せ、ブログプラットフ

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マス向けコンテンツの作り方。鍵は能動的から、受動的への変換

マス向けコンテンツの作り方。鍵は能動的から、受動的への変換

YouTubeやTwitterは延々見るけど、本は一冊読み通せない体は疲れているけど、YouTubeやTwitterを延々見てしまう経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
本を一冊読み通せないとか、そもそも本を手に取る気にならないという人も増えています。
これは、みんなYouTubeをただ観たり、Twitterのタイムラインを延々スクロールするという形で受動的にコンテンツを消費しているので、本の

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ビジネス書が最も“読まれる”のはYouTube?最強のマス向けコンテンツとは

ビジネス書が最も“読まれる”のはYouTube?最強のマス向けコンテンツとは

内容が易しいビジネス書と、難解なビジネス書に二極化本が売れないと言われて久しいですが、その中でもビジネス書はコンスタントに売れ続けているとはいいます。しかし、過去のビジネス書の年間ベストセラーを見ると、マス受けするビジネス書は「内容が易しくて分かりやすい」に集約されていることが分かります。

インターネットが普及しはじめた2000年代頃から、ビジネス書のタイトルが「面白いほど分かる」「ネコでも分か

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ReHacQ リハックに学ぶ、提案型メディアが尊い理由

ReHacQ リハックに学ぶ、提案型メディアが尊い理由

ReHacQ リハックを推した方が良い?
先日YouTubeにおけるビジネスメディア、3チャンネルの比較をしてみたのですが、資金調達をしてYouTubeに特化したPIVOTが、チャンネル登録数的にはNewsPicksを抜くことが見えており、非常に伸びています。

NewsPicksを猛追するPIVOT。ビジネス動画メディアの行く末は?

PIVOTもとても面白いと思うのですが、個人的にはReHac

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NewsPicksを猛追するPIVOT。ビジネス動画メディアの行く末は?

NewsPicksを猛追するPIVOT。ビジネス動画メディアの行く末は?

先日ビジネスオンラインメディアの現状について解説したのですが、ビジネス動画メディアについて解説をしてみたいと思います。今回は、NewsPicks、PIVOT、ReHacQの3メディアについて、解析ツールvidIQを使って比較をしてみました(ですので、以降の数値は本解析ツールによる推計値です)。

NewsPicksは、PIVOTの2.5倍の再生数
まず、過去60日間の平均デイリービュー数を比較する

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「バズるコンテンツ」は、人間の本能に従う時代に

「バズるコンテンツ」は、人間の本能に従う時代に

■バズるコンテンツを決めるもの

YouTubeやTikTok、Twitterなどインターネット上には毎日新しいコンテンツが投稿されています。投稿されたコンテンツが、バズって多数の人に伝播することを決定づける要因は何でしょうか。
それは、人間のプリミティブな本能によって決定づけられている要因が大きいのではないでしょうか。

■バズるのを決めるのは、プラットフォーマー

「バズるコンテンツ」のフロー

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