【本】初めての読書感想文
読書感想文なんて、いつぶりだろう?
もう小学生か中学生ぶりに書くかもしれない。
なんて思いながら、心に残った一冊の感想を簡単にですがまとめてみようと思います。
noteでフォロワーさんが紹介されていて知った本です。
小川糸さん著 ライオンのおやつ
題名を見た時は単純に食べ物のお話なのかなと思っていましたが、その通りおやつのお話も出てきました。
食べること、食べられることの幸せに溢れていました。
私はこの本を読んで、命と人が亡くなるということを、その当人たちの現実の生の声、痛み、苦しみ、喜び、悲しみ、そして楽しみ、といった人が当たり前にもっている感情をそのままに表現されている作品だなと思いました。
途中読みながら、苦しくなる場面や涙が止まらなくなる場面といった、読む側の感情がとても動かされる、揺さぶられる思いを何度もしました。
なるほどなあと思いました。
人生をろうそくにたとえた話が出てきて、読み進めるとどこか腑に落ちる、納得できる話が続いていました。
読み終わった後、あんなに動かされた、揺さぶられた感情が、ほっこりとあたたかいものに包まれるような感覚になりました。
命や死にまつわる本は今までにも読んできたことはありましたが、このライオンのおやつは、読む人の年齢やその人の立場や今置かれている環境によって、それぞれ感じるものがあるのでは無いかなと思いました。
まだ読んだことがない方、ぜひこの寒い冬に心温まるお話なので読んでみてはいかがでしょうか。
初めての読書感想文にドキドキしながら書いています。