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僕の心にグサリと刺さってしまった痛くない刃の皆さんです。
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#ショートストーリー

結果が全て

結果が全て

結果この世は結果が全てだ。

それ以下でもそれ以外でも無い。

何が起きても結果が全て。

この世に生を受けて、まともに生きて
それでいじめられてしんどい人生を送っても

自分で事業立ち上げて、人生の勝ち組になって
俺を虐めてたあいつがアウトローなやべー組織に入って下っ端になってたら

それだけで周りから見れば俺の勝ち。
結果が全て。

他にもよく聞く

元々は俺の方が先に考えた作品なのに
先に発

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だから上向きなメイクをする

だから上向きなメイクをする

鏡を見て、メイクをする時間。

多くの女性がこの時間を好きな時間と言う。
(東京都在住・私調べ)

でも私は、この時間がとても嫌い。
世の中的に、メイクをしないで出かける女性はマナーがなってない、みたいな風潮があるらしくて、
仕方なくメイクをしなきゃいけないから仕方なくやってる。
(この噂も東京都在住の私調べ)

毛穴がある肌を下地で隠して
ファンデーションという絵の具で色を塗る
さらにその上から

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それは"彼女"が座る椅子

それは"彼女"が座る椅子

夜。外は暗い。
会社に残ってるのは俺灰谷と、横の女葉山。
前には、背もたれ付きの椅子がある空いた席。

そこに座っていた、如月アミがいなくなった。

正式に言うと、3日前から来なくなった。
噂によると連絡もつかず黙って辞めたらしい。

そんなような事をする子では無いと思うのだが。
ただ、別に俺も特別話したことがある訳では無い。ご時世で、必要最低限の会話しかしなくなったから。

ただ、愛嬌があって好

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毒の花

毒の花

「あなたは私を愛していますか?」

ここは高級ホテルのスイートの部屋。
彼女は夜景と月明かりを背に、僕に一言尋ねた。

「うん、勿論」

僕は一言、そう答えた。

「なら、この花を受け取ってください」

そう言って彼女は僕の前に一輪の
紫の様な黒のような、不気味な色をした花を出した。

「何、この花」

「私を愛しているなら、受け取ってください」

僕は少し、その花に嫌悪感を抱いた。

「愛してい

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私は小説が書きたい

私は小説が書きたい

――まぁさ、こういうの書ける人って俗に言う「天才」だよね。――

人の前で、格好つけて言ったその言葉で片付けた、
大事にしてきた自分の夢を、
あの時、追わなかったことに酷く後悔していて。

目の前にあるショートショート作品集を手に取り私は表紙の埃を払った。

――書いていればきっといつか書けるようになる。――

そう思って書き続けた日々が私にもあった。

その日その日目にしたものをメモして、それを

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はさみとホチキスどちらが普通?

はさみとホチキスどちらが普通?

僕の彼女はサイコパスらしい。
周りの人が全員そう言う。
そしてメンヘラらしい。よく分からないが。

確かに、彼女の言動には理解できないことが多い。
立ち寄ったデパートのアクセサリーを見ても可愛いと言わないのに、ヘンテコな血にまみれたドクロをモチーフにしたブローチを可愛いと言う。
さらに、僕が女友達とLINEしていただけで数時間機嫌が悪くなり、大概物を投げてくる。
あとはそうだな。
この前、家の出刃

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馬場はストイック

馬場はストイック

馬場は何においてもストイックだった。
運動にしても、勉強にしても。
自分の目標を達成出来なければ
自分に罰を与えているような奴だった。
罰といっても大したことでは無いだろうと思っていたが、馬場にとってはいつも重大な罰であったらしい。

そのうちの1つを俺は知っていて
中学1年の国語のテストで95点を下回った馬場は、
その日1日中俺に話しかけてこなかった。
俺が話しかけても、上の空。
気分を悪くした

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研ぎ澄まされた彼女

研ぎ澄まされた彼女

サキが家に帰ってくると、クッションの上にカミソリが落ちていた。
同居人カナの物だ。

カナ、また片付けてないのか。

サキはカミソリを手に取り、洗面所に持っていく。
カミソリを元の場所に戻し、刃の部分を見てギョッとした。

血が固まっている。

サキはふと思い返してみる。
最近のカナと言えば長袖しか着ていない。
夏なのに、必ず長袖を羽織っている。

そして最近、遠距離で4年続いていた彼氏のマコトと

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