全力で体調改善に取り組んでみた②
「……暑い。あまりにも暑すぎる。」
暑すぎてジムを休会した。
みるみるうちに、睡眠の質がおち、体力が落ち、ついに免疫が落ちてヘルペスが再発した。
そこで再び、体調改善に全力で取り組んでみることに。
夏バテが気になる方に、ぜひ読んでほしい。
4月、ジム通いを始めた。
話題のチョコザップに通い始めた。
もともと、機能性ディスペプシアの症状で、胃にガスが溜まって苦しいことがよくあった。
体を動かしてガスを抜きたいなと思う度に、運動習慣をつけなければ、と思っていた。
ちょうどそんな時。家の近くにチョコザップがあるのをみつけた。
ジムには苦手意識もあったが、価格の安さに後押しされ、勇気を出して入会してみた。
実際、チョコザップはとても通いやすかった。
女性ひとりの客も多く、老若男女が集まる場所になっていた。
以前、地元で通っていたジムは男性が多く、謎に話しかけられることもあって居心地が良いとは言えなかった。
チョコザップは、電車で乗り合わせる人と同じようなメンバー構成で、みんなサクッと運動を終えて退店していく。
この雰囲気が通いやすさの秘訣だった。
走るのは楽しい!気持ちいい!
チョコザップでは、もっぱらマシンでランニングをしていた。
こちらの爽やかなサウンドを耳から流しながら、2キロほど走ってから帰宅するのがルーティーンになっていた。
走ると驚くほど頭がスッキリする。
思考が前向きになる。
よく走るとメンタルにいいとは聞くけれど、ここまでとは思わなかった。
暑さが辛くなった。
6月、暑くなってきて、退勤後に走る体力が残っていない。
チョコザップで走るともうぐったりして何もできなかった。
仕事柄、歩く量も多く、1日2万歩近く歩く日もある。
2週間通えない日々が続いた後、7月と8月はしぶしぶ休会することにした。
休会後の変化…頭が休まらない!
正直、休会して1ヶ月は、何も気にならなかった。
むしろ、ジムに行かなくなった分、時間が増えて読書やnote書きに時間を使えて良かったなーというくらい。
充実した生活を送っていた……はずだった。
休会して1ヶ月経ったぐらいから、異変に気づいた。
「あれ?おかしい、ジム通いしていた頃より、めちゃくちゃ疲れているな……」
布団に入っても頭がぐるぐる動いて寝付けない。
朝もどんよりと頭に霧がかかっているようだった。
明らかに睡眠の質が落ちている。
「筋肉を動かしている間だけ、脳が休まるってほんとうだったんだ!」
運動習慣を途切れさせたことで、はっきり自覚してしまった。
脳が休まらなくて、疲労が溜まってしまったのだ。
ついに口唇ヘルペスができた。
あぁ、私疲れているな……
運動習慣、再び。
運動習慣を取り戻したい。
あまりの疲れにこう決意した。
しかし、外は暑く、チョコザップまで行くのも勇気がいる。
日焼け止めを塗ってから出かけよう、とか思うとせっかくジムに行く意思も簡単に砕けてしまう。
そこで、今度は家の中でできる運動にしようと思い、ストレッチをやってみた。
「うーん、なんか違うんだよなぁ」
走っているときのような、気持ちよさを感じたい。
ストレッチでは完全に物足りなかった。
どうしようかと悩んでいた矢先、ついに理想の運動に辿り着いてしまった。
フローヨガ、良い!!
ストレッチでは物足りないと感じていた時に、ぐうぜんYouTubeで出会ったのが、フローヨガ。
もともと体幹は強い方だが、かなりキツい。
10回くらい観て足の向きなど確認した上、20回ほど取り組んで、ようやく流れでできるようになった。
絶妙なバランスを要するポーズも多く、1ポーズごとに集中しないと上手くできない。
終わった頃には玉のような汗をかいている。
「あ、これって、ランニングした後ぐらい頭がスッキリする!」
流れで20分間通せるようになった頃に、気づいてしまった。
私が求めているのはこれだった。
いま、お風呂に入る前の20分は毎日フローヨガをしている。
おかげでスムーズに眠りに入り、サッと起きることができている。
毎日の習慣は心の拠り所
これまで、体調を崩さないかな、とドキドキするのが嫌だった。
でも、毎日ヨガを続けるようになってから、不思議な安心感が生まれた。
「毎日ヨガをしているから、大丈夫。」
何があっても、自分で平常のコンディションを作れること。
これは、心の安全基地としての機能を果たすんだなぁと実感した。
これからも、私は心身を健やかに保つために、
毎日のヨガ習慣を大切にしていきたい。
《おわり》
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