切ない過去を飲み干すカクテルを作ってみた
母が好きでよく聴いていた甲斐バンド。
ちょっと乾いた色っぽいハスキーボイスと、詩的な歌詞。
一曲聴いただけで、小説を一冊読んだような、ある人の人生を垣間見たようなそんな気持ちになる。
音楽を聴いているというより、もはや文学作品的に楽しんでいる。
大好きな曲は多いけれど、その中でもいっとう不思議に耳に残る曲がある。
それがこちらの「ブラッディー・マリー」という曲だ。
冒頭で引用したフレーズが何度も繰り返され、血まみれという言葉と裏腹に爽やかなメロディーラインで心地よく耳に残