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♫いい加減にして~♫と中森明菜の歌を歌いたくなるほど片付けで夫に悪戦苦闘GWやその後の話(後編)…夫へのツッコミシリーズ

▽前編のお話はこちら

そしてこの貴重なGWに夫は頭痛に“なったようだ“。

この“なったようだ”は本人が寝てばかりで、頭痛であることを言わなかったので、私は気付かず「ふて寝」をしていると思ったのである。

ちなみに自分で言うのも何だが、私はいきなり怒らない。夫に何かお願いする時も普段の感謝を述べつつ、なぜそれをお願いしないといけないのか、ちゃんと理由を言ってお願いしている。

例え、他のことで腹が立ってたり、機嫌が悪くても、事前に「今日〇〇なことあってさ、ちょっとイライラしてるから言葉がキツイかも知れないけど、アンタのせいじゃないからね。もしそうなったらごめんね。」と事前申告して、夫に当たらないようにしている。(だって私も人間だもの…。)

だが、私の中で夫から大して協力を得られないために、夫の荷物の奥にある私の段ボールが開けられないので、何が入ってるか確認できないことに数ヶ月かけてお願いしながら耐えていたので、怒りのK点をとっくに越してしまったのである。

お片付けの先生にも「ご主人にその荷物を動かしてもらって、自分でできる片付けをやっていきましょう!」と言われていたことを思い出し、夫の普段寝る布団の畳んで空いてる所に、夫の荷物をどんどん置いていった。

これは今となっては申し訳ないことをしたが、夫の体調が悪いことを知らなかったからそうした。私にしたら、「布団で寝たかったら、この荷物を片付けろ!!」という、無言のメッセージだった。

そして私は自分の結婚前から引きずってるモノに向き合いながら、要不要を見ていたが、モノを運んだり、ヤンキー座り(表現が不適切なら失礼)で作業をしていたので、とても疲れ、その日はそのまま放置して寝てしまった。

後で「頭が痛いんだよ…。」と言うので「いつから?何でもっと早くはよ言わへんの!!」とまた私の怒りのボルテージが上がった。

…そりゃ私が怒ってるから言いにくかったのかもしれない。でも口が付いてるなら、そんな大事なこと、調子が悪くなった時点で言って欲しかった。…知ってたらそれなりの対処や過ごし方にしたのに…。

でも夫は「散らかって戻すのは手伝うから。」と言ってくれたので、頭痛が治らないことにはどうにもならないが、その言葉を信じて、できる範囲の片付けをした。

自分の「ここまでできたら」ほど大してできなかったが、一部箱の中身を確認し、不要なものはゴミの日に捨てた。目標までまだまだあるが、一歩が進まなければ、到達も不可能なので、ボチボチやるしかない。私達にはそれが精一杯なのである。

夫は薬が効いてきたのか、だんだん体調が良くなり、少し片付けを手伝ってくれ、自分の不要なモノも少し捨ててくれた。ほんのすこーし、ちょっと部屋の段ボールが減って、見た目スッキリしたし、箱に付箋を貼って中身を書いたので、探すにしても、片付けるにしても、以前よりやりやすくなった。

夫と汗をかき、2人で「少しでも片付けるとスッキリしたね!」と話した。
夫は清々しい表情で「身体を動かしたことがかえって体調に良かったのかも?やって良かった!」と嬉しそうだった。

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あれだけ二転三転していた「TVどうする問題」で夫は片付けた日の夕飯を準備しながら、「やっぱり、ダイニングでもリビングでも、テレビ見ながらご飯食べたい。」と、ぼそっと言った。

(えー、それ随分前から、今日だけでも何回も何時間もかけて聞いたよね?今頃言うんかい!!)と思いながら、吉本新喜劇のようにコケそうになった。

どないやねん!今までのGWの話は、一体何やったんや!!

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夫が「じゃあ、俺はどこを直したら良いの?」と聞いてきたので、今まで夫に話したことがなかった占いの図を見せながら、夫の性格を分析した話をした。

夫は
☆何かを決める時は頑固で、“自分は正しい!”と思う傾向があること

☆何を考えているのか分かりにくく、自分の興味を持ってることには飛んでくるが、そうでないとどこへ飛んでいってしまうか分からない傾向があること

☆人に依存する傾向があり、新しいことに着手することが苦手なことや、家族など慣れた人に対してワガママになる傾向があること

を大まかにざっと説明した。

「へぇ~。確かにそうかも?」

「(へぇ~やないやろ!!)せやから、いっつもアンタは『ややこしい!!』って言うとるねん!!」

「そっかぁ~。ややこしいねぇ…。」

「これをややこしいと言わずして、何がややこしいって言うの!!」

「じゃあ、どうすればいいの?俺が悪いんだよね…。」と冒頭の添付画像のように夫がつぶやく。

「この占い上でいう性格に良いも悪いもないねん。皆、一長一短やからね。もうこの性格ややこしいのは基本今更変えられへんし、アンタも長年それで生きてきて気を付けてもなかなか変わるの難しいやろ?せやから自分は意識的か無意識かはともかく『そういう面がある』ってことを知った上で、気をつけながら人と接さないといけないよね、外でも家でも。そこに留意しつつ、お互いの意見や希望を言って、片付けだけでなく、これからのこととか色々話し合って、2人が納得できる答えを一緒に考えて見つけるしかないよね。100%はお互い無理でも、譲り合ったり折れ合ったりして、一番良い落とし所を見つけるしかないと思うねんけどって話。」

「そうだね。分かったよ。気をつけるようにするよ。」

「そうしてください。」…とは言ったが、今までの結婚生活でその時分かっていても、時間が経つと“キレイサッパリ忘れる”夫を何度も目撃しているので、正直、心底疑っている。(別の占いでも実際そういう結果も出ており、いつもその本のことを思い出す)

またこれからも“脳内ドロップキック”をお見舞いし続けなければいけないのだろうな…と思いつつ、一旦引き下がった。

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その後も「例えばこういうのが置けるならいいと思うんだけど。」と一ヶ月弱前から見せてる、ある家具を前は興味を示さなかったのに、今日は興味を示し「欲しい。」とまで言い出した。

「だ~か~ら~…。TVを何サイズ買って、どういうテレビ台にするのか決めないと、これ買っても置けるか分からへんから、そのことをどうしたいか聞いとるねん!!」

「あぁ、そっか…ごめん。そういうことね。」と言って、布団に戻り、今は“ぐーすか”寝ている。

今まで夫は何を聞いていたんだろう??結婚してから夫のこういう所を見る度に“脳内ドロップキック”を見舞ってやっている。

ちなみにその後も様子は見ているが、相変わらずとんちんかんで、聞いていないし、分かっていない。

人を変えるのは難しいのは分かってるので、夫に求めているのはそういうことではなく、話し合いのテーブルに乗って欲しい、手伝って欲しいだけなのだが相変わらずで、遂に私の持病が少々悪化した。(現在、寝ることで自分に“ドウドウ”と言って慰めている)

これを書いてる今、中森明菜の「1/2の神話」の♫いいかげんにして~♫が私の頭の中をヘビーローテーションしており、心の中で口ずさんでいる。

いつもTVで「ジャガー横田、木下夫妻」を見たり、彼ら夫婦エピソードで実は見かけと実際の家庭での夫婦関係が違う話を聞くと、“共感”という二文字しか出てこない。

一見「関西弁を捲し立てる激しい妻」と「おとなしい夫」に見えるかもしれない…しかし夫は静かなる頑固さを持ってるので、たいてい私が折れたり我慢をしているが、そのことを知ってるのは、“ほんの一握りの人だけ”…。しんどすぎて吐きそうだ。

この片付け問題、夫の聞いてるようで聞いてない問題等、まだまだ続くと思うので、またツッコみながら書きたいと思っている、らびっとなのである。

#今週の振り返り


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