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【食の話】コーヒーとダイエット

山形県のフィットネストレーナー・るかです。

山形は、朝晩には暖房を入れずにはいられないくらいには冬の気配がしています。

皆さんの調子はいかがでしょうか?

わたしは、びみょ~~~うです。

この時期、いやおうなしに身体は重く硬く冷えやすくなりますし、どうしたって気もちも落ち込み気味になりませんか……?

だからこそ、秋晴れのカラッとした日和に歓喜するのもひとしおなのですけれど。

とくに山形の冬は厳しいものがありますから、次の春がくるまでは自分にやさしく過ごしていけたらいいですよね。


さてさて、前回は紅茶の話をしたので、今度はコーヒーの話をば。

(前回の記事はコチラ↓)

皆さんはコーヒー、お好きですか?

わたしは大好きです……!!

コーヒーについて語るにもいろんな角度がありますが、今回は
「コーヒーとダイエット」という軸でご紹介していけたらと思います。



ダイエットには「運動前にホットコーヒー」を推したい

今日お伝えしたいことを一言でいうと、↑これ↑です。

ざっくり説明すると、「運動する30分~1時間前にホットコーヒーを飲むことで、脂肪燃焼効果の向上が見込める」という話です。

効果が出る・出ないの前に、コーヒーを飲んでからの運動は、体感としてこんな風に違いが出やすいです。

  • 汗の量が増える

  • 集中力が上がる

  • 身体があたたまりやすく(動きやすく)なる

どんな運動をするかによっても個人差はあるのですが、やってみると体感しやすいかなと思います。

では、そのメカニズムを簡単にご紹介していきます。


「運動前にホットコーヒー」で、汗をかきやすく脂肪が燃えやすく

コーヒーに含まれるカフェインには、代謝を上げる効果があります。

運動前にホットコーヒーを飲むことで脂肪がエネルギーとして燃焼されやすくなり、汗もかきやすくなります。

こと「ダイエット」という観点においては、ZUMBAやエアロビクス・格闘技フィットネスやランニング・ウォーキングといった「有酸素運動」の前にホットコーヒーを飲むことをオススメします。


「運動前にホットコーヒー」で集中力があがり、身体も動きやすく

これにもカフェインがかかわっています。

中枢神経にはたらきかけるカフェインには、集中力をあげたり、気分を高めたり、持久力をあげたりという効果が期待できます。

「コーヒーを飲むと目がさえる」という印象をお持ちの方も多いかと思いますが、それはつまり交感神経が優位になって身体が活動モードになるわけで、運動においてはパフォーマンス向上効果も見込めるのです。

ですので個人差はあれど、事前にコーヒーを飲んでいる場合には、いつもと同じメニューをこなしたとしても、より高い運動効果を得やすくなります。


その他にも、食欲を抑える効果や、血糖値の上昇をゆるやかにする効果などもありますので、興味をもった方はぜひ詳しく調べてみてください。

で、次に、ダイエットのサポートにコーヒーを活用するときの注意点をご紹介しておきます。


ダイエットにコーヒーを活用するときの注意点

コーヒーを楽しむとき、そのタイミングと飲み方を少し気にかけてみてほしいです。

特に女性は、ここから書くことをぜひ頭の片隅においといてもらえたらうれしいです。


コーヒーを飲んだら水も飲む(食事も!)

コーヒーには利尿作用があります。

コーヒーを飲むとトイレに行きたくなる、というのはご存じと思いますが、運動と組み合わせると、尿としても汗としても水分が出やすくなるので少し注意が必要です。

お酒でいうところのチェイサー感覚で、ダイエット目的で運動前にコーヒーを飲んだら水分(水やスポーツドリンクなど)を多めに飲んでみてほしいです。

特に、運動前~運動の序盤に水分をとっておくと、運動の追い込みのタイミングでしっかり汗もかけますし、出た分の水分も補いやすくなり、好循環をつくりやすくなります。

何においても「出しっぱなし」ではエネルギーが枯渇して運動効果・ダイエット効果も落ちてしまうので、ぜひ「出た分・使った分はしっかり補う」というイメージをもってみてください。

特に女性は、ホルモンバランスのタイミングによっては、水分の出すぎで身体が冷えすぎてしまったり、ミネラル不足や鉄分不足になりやすくなったりもしますので、「補う」感覚をぜひ大切に。

お客様のお話をうかがってみると「運動量に対して栄養が足りてないために痩せない(むしろ太る)」というケースが少なくないので、ダイエットにおいても「栄養を摂る」ことを怖がらないでほしいなあと思います。

話がすこしズレましたね。

「運動前にホットコーヒー」に話を戻すと、生理前~生理3日目くらいまでは水分が出すぎると貧血にもなりやすくなる(タンニンという成分が鉄分の吸収を妨げる可能性がある)ので、コーヒーは飲まなくてもいいかなとも、それと運動強度を落としてもいいかなと思います。

(「生理周期とトレーニング」の話はいつかちゃんとしておきたいですね。)

それから、もちろんの話ですが、運動前後に十分な食事もとっておきましょう。

特に、事前にコーヒーを飲んでからの高強度の運動は先に書いたようにエネルギー消費量が上がりやすくなるので、その分しっかり栄養をとっておきたいです。

そうすることで、脂肪燃焼効果にも拍車をかけやすくなります。


コーヒーを飲むなら16時まで

コーヒーのカフェインは、個人差はありますが身体の外に出るまでに約8時間かかるといわれています。

それを加味すると、コーヒーを飲むなら15~16時までがおすすめです。

というのも、「ダイエット」においては「睡眠」がとても、と~っても大切。

その睡眠の質を維持するためにも、ダイエット目的で夕方以降にトレーニングをするときには、ここまで紹介してきた「運動前にコーヒー」はわたしはおすすめしたくないです。

夜のトレーニングなら、コーヒーによる脂肪燃焼効果よりも、睡眠の質を優先してもよいのかなと思います。

逆に、午前中や昼すぎの時間帯、もしくは翌日がオフの日の夜などは、ぜひコーヒーをプラスして効果的にトレーニングしてみてください。

ちなみに、浅煎りのほうがカフェインの効果が高く、深煎りのほうがカフェインの刺激を抑えられますので、好みやタイミングで種類を変えてみるのもよいかもしれません。


……とはいえ嗜好品ですし

まあまあ、なんやかんやいうてもコーヒーは嗜好品ですからね、自分の好きなように気のおもむくままに楽しんでなんぼ、とは思うのですけれど。

わたしもコーヒー大好きなんでね。

でもよくよく考えてみると、前に1年半で15キロやせたときは、けっこうコーヒーの飲み方を試行錯誤した記憶があります。

うまく活用すると、人によってはダイエット効果が出やすくなると思いますので、あくまでご参考まで。

コーヒーは奥が深くて、今回の記事はほんの「さわり」くらいの内容です。

ご興味をもっていただけたら、ぜひ皆さん自身でもいろいろ調べてみてください。

わたしもまだまだ勉強中ですが、質問などあればいつでもコメントでもご連絡でもくださいね。

あ、それから、山形県内のおいしいコーヒーが飲めるお店、コーヒーを飲みながらゆっくり読書できるようなお店などあればぜひ教えてほしいです!

では、今回はこのへんで。

また何か書きますね~。




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