お月様と踊る夜
願えば叶えたくなり
想う程に待ち遠しくなり
募る程に焦がれて
三日月は満月に
やるせなさはワクワクに
見上げれば熱い眼差し
ようやく念願叶って
会えたとなっては
高まる鼓動も仕方ない
むしろ我慢する方が恥ずかしい
胸に手を当てて恋心に吼える
僕を見下ろすは輝く
朱色のほっぺが可愛らしいお月様
手に手を取り合えば
自然と互いの身体が踊り出す
僕とお月様が踊る周りで
あゝ星達も嬉しそう
幸せ色に弾ける夜が
キラキラと深まっていく
更けていく
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