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アート・美術、美術館・博物館・ミュージアム、展示

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アート・美術、美術館・博物館・ミュージアム、展示に関する情報や鑑賞記録など。
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#展示

「レオ・レオーニと仲間たち」展:板橋区立美術館

「レオ・レオーニと仲間たち」展:板橋区立美術館

デザイナーで『スイミー』などの絵本作家としても知られるレオ・レオーニの企画展。

デザインや絵本の仕事を紹介。

絵本のイラストは、本によってさまざまな画材を使用している。
絵がかわいい。

「さくらももこ展」森アーツセンターギャラリー

「さくらももこ展」森アーツセンターギャラリー

漫画、イラストの原画やエッセイ、立体物、仕事場の紹介や仕事道具の展示。

『ちびまる子ちゃん』は子どものとき読んだので懐かしい。
『コジコジ』は未読なのだが、部分的に見るところ世界観がとてもいい。

事前に時間指定予約してチケットを購入するのだが、それでも入場まで列に並んで待った。

「テレンス・コンラン モダン・ブリテンをデザインする」展:東京ステーションギャラリー

「テレンス・コンラン モダン・ブリテンをデザインする」展:東京ステーションギャラリー

日本にもショップがある、イギリスのデザイナー、テレンス・コンランの企画展。

家具や小物単独だけでなく、インテリア全体のコーディネートや本、さらにはレストラン、「食」のプロデュースまで行った。
販売の仕方なども画期的だったそう。

イギリス・ロンドンにあるデザインミュージアム(The Design Museum)を設立し、後進や若者へのデザイン教育にも注力した。
このミュージアムは次回イギリスに行

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【美術展】「エコロジー:循環をめぐるダイアローグ」ダイアローグ1「新たな生」崔在銀展(銀座メゾンエルメス フォーラム)

【美術展】「エコロジー:循環をめぐるダイアローグ」ダイアローグ1「新たな生」崔在銀展(銀座メゾンエルメス フォーラム)

銀座メゾンエルメス フォーラムで無料で観覧できる美術展。「森美術館開館20周年記念展 私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために」の関連企画だが、森美術館の展示よりもこちらの展示の方が(作品数は少ないが)良質なのではないかと思った。

【出品作品】
・Jaeeun Choi《Installation View of World Underground Project - Reply from

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特別展「古代メキシコ―マヤ、アステカ、テオティワカン」東京国立博物館

特別展「古代メキシコ―マヤ、アステカ、テオティワカン」東京国立博物館

古代都市の遺跡から発掘されたものを展示し、古代メキシコ文明を紹介する展覧会。

造形的に面白いものが多く、楽しめた。

暑さと人の多さには参った。

メキシコに行きたくなった。

全展示品、写真撮影可。

「ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会」森美術館開館20周年記念展

「ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会」森美術館開館20周年記念展

森美術館のコレクションを多数含む企画展。キャッチコピー?副題?は「みんなで学ぼう、アートと世界」。

企画展の入り口に、本展を鑑賞した子どもや学生の感想の言葉と話す映像、これまで同美術館で展示した作品のアーティストの国・地域を示した地図を掲げている。これらは、展覧会のタイトルの「ワールド」(世界中のアート作品を扱う)と「クラスルーム」(一般の人々にアートを広める)のコンセプトを示したものなのだろう

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「蔡國強 宇宙遊 ―〈原初火球〉から始まる」国立新美術館

「蔡國強 宇宙遊 ―〈原初火球〉から始まる」国立新美術館

館長の逢坂恵理子さん企画の展示らしいが、日本での蔡國強さんの個展は2015年に横浜美術館で開催された「蔡國強展:帰去来」(見に行った記憶がある)以来とのことで、逢坂さんが以前は横浜美術館の館長だったから、ということか。

大きな1つの展示室プラス小さめの展示室を使用。壁には所狭しと作品とキャプションが並び、中央の空間には立体作品や大きな絵画を展示。キャプションの文字がとても小さくかなり読みづらかっ

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サロン展「松濤クロニクル1981→2021」松濤美術館

サロン展「松濤クロニクル1981→2021」松濤美術館

白井晟一が設計した、渋谷区立松濤美術館。

石と木の外観は、船か石棺を思わせる。内観は、ところどころに和室の風情もある。建物の中央は吹き抜けで、噴水がある。

渋谷から歩いて来られる距離なのに閑静な住宅街にたたずむ美術館は開館40周年を迎え、過去の展覧会を振り返る展示を開催している。観覧料は無料。

57点を展示。展示空間は狭いが、昭和の時代にタイムスリップしたような場所で(開館は昭和56(198

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「柳宗悦没後60年記念展 民藝の100年」東京国立近代美術館:西洋から輸入した「目」で見た日本やアジアの伝統工芸

「柳宗悦没後60年記念展 民藝の100年」東京国立近代美術館:西洋から輸入した「目」で見た日本やアジアの伝統工芸

民藝運動や民藝、柳宗悦(やなぎ むねよし)に関する知識がほとんどなく、東京の日本民藝館も訪れたことがない状態で見に行った、東京国立近代美術館の企画展「柳宗悦没後60年記念展 民藝の100年」。

「民藝」とは?民藝運動は、1926(大正15)年に柳宗悦・河井寛次郎・浜田庄司らによって提唱された生活文化運動です。当時の工芸界は華美な装飾を施した観賞用の作品が主流でした。そんな中、柳たちは、名も無き職

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行きたい美術展・ギャラリー展示【2021年10月】

行きたい美術展・ギャラリー展示【2021年10月】

artscape(アートスケープ)の東京の展覧会スケジュールからピックアップした。

「GENKYO 横尾忠則 原郷から幻境へ、そして現況は?」2021年7月17日~2021年10月17日(予約優先)
東京都現代美術館

「横尾忠則:The Artists」2021年7月21日~2021年10月17日
21_21 DESIGN SIGHT

「ルール?展」2021年7月02日~2021年11月28

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「村田沙耶香のユートピア "正常"の構造と暴力 ダイアローグ
デヴィッド・シュリグリー ≡ 金氏徹平」GYRE GALLERY

「村田沙耶香のユートピア "正常"の構造と暴力 ダイアローグ デヴィッド・シュリグリー ≡ 金氏徹平」GYRE GALLERY

表参道駅や明治神宮前(原宿)駅から徒歩数分にあるギャラリーGYRE(MoMA Design Storeが入っている建物内)で開催された展示。

芥川賞作家である村田沙耶香の小説『コンビニ人間』『消滅世界』『生命式』をテーマに、村田自身が学生時代に創作した絵などや、小説の創作ノートや資料、およびアーティストのデヴィッド・シュリグリーと金氏徹平の作品を展示する。

3つくらいの区画があり、ギャラリーと

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コロナ緊急事態宣言解除後に再開する東京の美術館・博物館まとめ

コロナ緊急事態宣言解除後に再開する東京の美術館・博物館まとめ

新型コロナウイルス感染症対策のための緊急事態宣言が政府によって解除されたのを受けて、東京都では2020年5月26日(火)0時より、美術館、博物館、図書館などの休業要請が緩和されました。

依然、感染症対策は必要ですが、対策を行いながら再開する美術館・博物館(ミュージアム)が出てきています。東京都内の主要ミュージアムについて、再開日などをまとめました。

※2020年5月31日現在の情報です。
※再

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