使い終わった高校の教科書くれない 大切にしている教え 当たり前過ぎて意識しなくなっていること
私のロールモデルの親族の方から学んだ大切にしている教え
使い終わった高校の教科書くれない?
私が社会人なりたての頃、学生というモラトリアムから卒業し波乱万丈の人生のサラリーマン生活が始まった後にそう言われたのでした。
その辺りは、以下のその0〜1あたりをお楽しみ頂ければ幸いです。
その方は公立ですが進学校として有名だった中学を卒業されました。
卒業後とある有名私立大学の付属高校から大学では経済学を学ばれて総合商社に行かれました。
特にその方が大学時代に、難しい経済学の最新論文を英文科卒で外資系の企業に勤めていた父の所に持ってきて2人で読み解いていたのがとても印象に残っています。
何時も私の身近なロールモデルでした。
その方に
使い終わった高校の教科書くれない
と言われたのでした。
当時は、なんで高校の教科書なのかと思いました。
文系ど真ん中、経済学を修めた方が何故?
しかし、後年になって特に理系の世界であるエンジニアから文系の方が多いマーケティングや企画の世界へ転職して遅ればせながらその真意を理解したのでした。
上に挙げた就職·転職上手のマガジンのその5以降の話なので宜しければそちらもお楽しみ下さい。
高校レベルの常識のアップデートがその世界の方々とのお付き合いには必須と痛感しました。特に受験で選択しなかった日本史や世界史です。
その辺りはこちらもお楽しみ頂ければ幸いです。
流石に30代後半なので歴史理解は持ち合わせているのですが、基本に相当な抜けが有るのです。
それが致命的。
会話、特に会食時等の何気ない雑談について行けない時がありました。
そんな基本的なこと知らないの?
お里が知れちゃうな
やっぱり理系ダネ
と思われない様に必死にでした。
高校レベルの常識のアップデートには教科書は入手困難で、日本史や世界史の副読本を活用しました。結構な分量なのですが、入試科目に選んだ高校生はこれを他の教科の勉強と並行して2〜3年でこなすと思えばできない筈はないと自分に言い聞かせて熟読しました。
因みに副読本としては例えばこんな感じの物を選択しました。
山川 詳説世界史図録
(浜島 ニューステージ世界史詳覧)
山川 詳説日本史図録
今でも書店で最新の副読本を見つけると目を通して、知識との差分が大きいと購入しています。もはや1つの知的楽しみ、趣味の領域になりました。(笑)