リデュース·リユース·リサイクル オーバーホールしてみた ダイハツミラCOCOA2014年式 当たり前過ぎて意識しなくなっていること
2014年登録のダイハツミラCOCOAをオーバーホールしてみたらまるで新車のように(新車以上に)劇的に運動性能が上がり静粛性も上がったというお話。
世界的な資源価格の高騰に加えて半導体不足という世の中、そもそも環境負荷を考えると車を作るのに使った資源、エネルギーを考えれば
リデュース
可能な限り使い続けるのが筋というものですよね。
しかも2014年製(我が家では新車の部類)なので既にアイドリングストップやオルタネーター(発電機)による制動時の回生まで備えています。つまり制動時にブレーキを使ってブレーキパッドの摩擦や発熱に車の運動エネルギーを変換して止まるのではなく、発電機で発電して運動エネルギーを電気に換えてバッテリーに充電して戻し回収します。ハイブリッド車や電車で広く実用化が進んでいる技術です。
8年目に入るのでいつも整備をお願いしている伊勢佐木長者町にあるトヨタさんにお願いしてフルメンテナンスして頂きました。
そもそもキッカケはオルタネーターにお勧めされたリビルト品(再生品 古いオルタネーターを整備して再利用可能にしたもの)が運悪く若干発電量が低く無償交換をお願いするということでした。ついでにオーバーホールもということに。
因みに普段からそれなりに気を使ってメンテナンスはしていました。その辺りは以下も御覧になって下さい。
フルメインテナンス開始。
トヨタモビリティさんのプロケアを使って節約しました(笑)
その上で
①エンジンオイルとフィルター(エア·オイルとも)交換
トヨタさんご自慢のMT10という添加剤も入れました。
軽自動車なので普通自動車に比べて高回転での使用が前提ですから、二輪車·スクーター同様にフリクションロス低減はエンジンフィーリングの向上(軽く吹き上がる)や燃費向上に極めて有効です。
因みにMicrolonは保有する全ての自動車や二輪車に施工してあります。こちらも効果絶大です。
②CVTのフルード交換
CVTのフルードはマメに交換します。AT(オートマチック)フルード同様に交換を怠ると新しいフルードを入れると滑っってしまってCVT自体の交換が必要になったり、固着した古いフルードが剥げ落ちて詰まったりしています。
またこちらもミッション添加剤を入れて頂きました。これもやはり駆動系を高回転で使うので有効です。
③タイヤ交換、バランス調整
ブリジストンのREGNO GR-XIを希望しました。
東京大学生産技術研究所応用音響工学研究室との共同研究で生まれた静粛性能最高の製品です。
しかし、トヨタさんではヨコハマタイヤさんしか扱いがなく、代替としてADVAN dB V552を装着しました。
そもそもブリジストンのREGNO GR-XIを愛用しているアメリカ車のリンカーンタウンカーのような絶対的静粛性が無いので、はっきり言ってREGNO GR-XIとADVAN dB V552の違いは感じられませんでした。単純に劇的にロードノイズが少なくなりました。勿論リンカーンと比べるのは酷ですが。
④バッテリー交換
リビルトのオルタネーター不良(発電量不足)ということで、アイドリングストップ車のバッテリーには酷な状況であったことから半年使用ですがバッテリーを交換しました。勿論装置していた物と同じアイドリングストップ車専用のトヨタ純正品への交換です。
⑤その他調整·交換
紫外線で樹脂が白濁してしまったヘッドライトのアッセンブリーをまるごと交換、しかもヘッドライトバルブも交換(純正から車検対応ギリギリの高輝度品)。
此処までやったのは、夜一斉検問が有ってヘッドライトが暗めと指摘されたからです。そもそもオルタネーター不良でアイドリング時に少し発電量が足らずヘッドライトが暗めだった上に、紫外線による樹脂白濁のため警察官には整備不良に感じられてのだと思いますが。何れにせよ警察官に二度とそんなことで指摘を受けたくないので思い切って交換しました。正解で夜間運転がとても楽になりました。
フロントブレーキのディスクローターとパット交換、フロントハブベアリング交換など細かな調整·交換も整備士さんから見て少しでも違和感あるものは全て新品交換して頂きました。
此処までやると流石にそれまでのコンディションに呆れてしまう程の変わり様。元々車内外共にメンテナンスは行き届いていて窶(やつ)れてはいませんでしたので、それこそ新車の匂いはしませんが、運動性能、静粛性は新車以上だと思います。OEMタイヤではなくプレミアムの静粛性能最高のタイヤと添加剤によるエンジン音とCVT音の低減が新車を超える静粛性能を得た理由だと思います。
大満足。
お値段締めてて25万円といったところです。
新車購入時の消費税と諸費用程度でしょうか。
Again. 大満足
蛇足
因みに我が家の車ですが、未だに使っているのは
古い順に
ホンダVF750F 40年程度 (20Km/l)
リンカーンタウンカー 30年程度 (7-10Km/l*)
ホンダリード100 25年程度 (30-40Km/l)
ということで
ダイハツミラCOCOA 8年 (15-20Km/l)
は最も新しい、しかもエコカーです。
*1990年にトヨタのLEXUSLS400をリバースエンジニアリングし尽くしてエンジンも設計し直したアメ車の意地を見せたフォードの意欲作です。5,5mx2.0m 2tの車体ですが高速では10Km/lも超える燃費です。
超蛇足
因みに
私 60年程度
(燃費不明 ビールか日本酒与えとけば機嫌よく走る)
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