今あるものを最大限に活かす その3.48 未来のためにできること 当たり前過ぎて意識しなくなっていること
常に最先端に身を置くというのが私の信条です。
だからこそ今あるものを最大限に活かすということを常に意識しています。新しいものに貪欲であるからこそ、新しいものを喰い散らかさないという感じでしょうか。
経緯
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義父母が残した鉄骨住宅。東京から鉄道でも車でも1時間程の通勤圏ですが、海と丘陵が美しい街に有る義父母が残した鉄骨住宅。次世代の未来のために別荘気分でアップデートしておこうかと。
稀に見る強固な岩盤地質に理想的な社会インフラとして設計された街に、
(その辺りはこちらをお楽しみ下さい。)
オーバースペックの鉄骨住宅。
(その辺りはこちらをお楽しみ下さい。)
その持ち主の義父母の介護を仕事を辞めてまでやり切って、この不動産を吾妹が相続したのでした。
とは言え義父母の自宅介護中も少しずつアップデートをしていました。
自宅だけではなく自宅周辺の道路や階段、そして隣接する公園の除草やアルカリ性化によるアップデートもしていました。ある意味で社会貢献。
正に身近なことから一つ一つですかね。
その3.23は、社会貢献の続編で、向こう三軒両隣と公園を超えて少しずつ街を綺麗にして行く事を始めているというお話でした。
その3.3鉄骨住宅そのものに関するアップデートです。
駆体の構造設計の良さを活かして、明るいティファニーカラーをアクセントにデザインを一新。その上で再生可能エネルギー設備まで具備しました。
その3.40からは庭に関するアップデートです。先ずは義父母からの初期状態の庭の風景を。これはこれで統一感が有りました。
しかし、鬱蒼とした森のような庭には課題が多く、そのソリューションとしては家族で駐在したカリフォルニアの庭が良いお手本になると言う結論に…
その3.42は隣家からの高木に対する苦情に対するソリューションについてでした。
その4.43は、鬱蒼とした森のような庭に住む様々な危ない動物たちの駆除に関するソリューションについてでした。
その3.44は、
③棘のある危ない植物
④湿度
⑤防犯
についてのソリューションのお話でした。
課題の対症療法は完了し、その3.45からは、いよいよ課題の根本的な解決の為のアップデートのお話でした。
カリフォルニア、シリコンバレー駐在時で住んでたアパートをリファレンスにして
①生け垣をアルミ製のフェンスと同じ高さまで刈り込む
②樹木は3本を残して全て伐採
③下草は全て除草
④除草部は除草シートを敷き詰め上にチップを撒く
⑤それ以外は全て芝
という方針。
で作業を進めました。
その3.45は、①と②についての電動機器、チェーンソーやヘッジトリマーまで投入してのアップデートの話でした。
その3.46は、
③下草は全て除草
についてのアップデートのご紹介でした。
特に除草剤の選択にあたりその有効成分の量についての物理屋としての理解をご紹介しました。
その3.47は、
④除草部は除草シートを敷き詰め上にチップを撒く
でした。自己流でやった施工は、実はプロの方がやっている施工のフルバージョンに相当していました。中々良い勘をしている。
運と勘としつこさの人生の真骨頂かなぁ
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正に別荘という位置づけの家を、次世代の未来のためにアップデートをと考え実行してきました。
カリフォルニア、シリコンバレー駐在時で住んでたアパートをリファレンスにした
⑤それ以外は全て芝
というアップデートのお話の続きです。
除草部は除草シートを敷き詰め上にチップを撒くところまで来ました。樹木も雑草も無い部分には元々高麗芝が植えられていました。基本的には根が横に伸びて自然にきれいに生え揃うのですが、何故か一部に禿げが有りました。そこからのスタート。
当時子供がゴルフを始めていました。そこで義理の弟が庭をゴルフ練習場に改造してくれました。たまたま高麗芝が売り切れていたので
西洋芝の種を買ってきてそれを蒔いてくれました。
高麗芝と西洋芝のクロスオーバー。(笑)
西洋芝にも色々種類がある様です。
その辺りはこちらが詳しいので宜しければご覧になってください。
しかしどうやら西洋芝も冬は枯れるタイプを選んでくれた様です。冬になると高麗芝も西洋芝も同時に綺麗に茶色くなります。
因みにこのプチゴルフ練習場、子供が本格的にゴルフに取り組むようになったので早々にこれでは不十分となりました。その為に2〜3年で庭の練習場は撤去となりました。専ら自分のホームコースか付近のゴルフ練習場に通うようになってしまいました。
この芝地は雑草処理が面倒です。この庭の前の管理者たる義理の父はコーヒーが大好きでした。コーヒーを入れて残った熱湯を雑草にかけて除草していました。私は液体の除草剤を丁寧に雑草葉だけにかけるのですが、数%程度の確率で狙った雑草以外も影響を受けて、最大30cm程度の同心円状に芝も枯れてしまうという事故が起こります。
初めは散布の時に雑草の葉以外にも薬液が付着したのだと思い、極めて精密に狙った雑草だけに散布したのですが、結果は同じでした。しかも枯れるとそのシーズンは根が横に伸びる高麗芝ですら生えて来ません。
原点回帰で再度除草剤の説明書を読み返しました。除草剤は葉から吸収して根まで枯らすと説明されています。確かに柘榴(ざくろ)を根まで枯らす為に、葉ではなく切り株に除草剤を塗布し続けて根まで枯らした経験があります。
何れにせよ除草剤が何らかの理由で、付近の芝に影響しているという事実は認めなくてはと考えました。そこで芝地には基本的に除草剤は使わなくなりました。春先の芝が生え揃わない時期は大きめのピンセットでこまめに根まで抜くという作業にしています。芝が生え揃ってしまったら手で付近の芝ごとなるべく根まで抜くという作業に変更。今はこれでなんとかなっています。
また、私の円形脱毛症のように(笑)禿げて、もとい、枯れてしまったところには、西洋芝の種を蒔いています。近所の比較的大きな園芸店で耐寒性·耐暑性共にある作り易い西洋芝の種を入手して、蒔きました。
かなり広域に枯れてしまっている場所もあります。
種を蒔くには気温が高すぎの感じもしましたが、散水をマメにして何とかなるかと考えて思い切って種を蒔きました。結果は、綺麗に発芽しました。しかし散水が大雨の影響か種が流されて偏って発芽してしまいました。
まぁ1回ではこんなもんかと。もう一袋買い足しそれも蒔きました。まぁ全体的には綺麗に生え揃い出したという感じですがねぇ。
ということで鬱蒼とした森から芝生とチップと若干の木々に囲まれた庭にに生まれ変わりました。
これで当面の課題は全てやり尽くしました。
つづく