中学生時代の社会科教師の違和感を感じた言葉「次世代を残す為に婚姻し子供を設け、教育することが義務である」 それは本質だった 当たり前過ぎて意識しなくなっていること
タイムリーな話題なので…
2023年の日本の総人口は推計で1億2435万2000人と前の年より60万人近く減り、13年連続で減少しました。一方、75歳以上の人口は初めて2000万人を超え、総人口に占める割合は16.1%と過去最高となりました。
出典 NHK
減少は不可避で、8000万人で何とか安定させるというのが1つの落とし所との理解です。
日本の人口問題 有識者が提言「2100年に8000万人目指すべき」
NHK 2024年1月9日 19時59分
日本の人口問題 有識者が提言「2100年に8000万人目指すべき」
人口減少が進む中、このままでは経済社会システムが維持できなくなるとして、有識者のグループが提言を発表しました。人口を8000万人の規模で安定させて成長力のある社会を構築することを目指し、官民を挙げて対策に取り組むよう求めています。
出典
これが現実になった今、約50年前の高度経済成長末期、私が中学生時代の社会科教師との授業中のやり取りを思い出します。
中学2年生の秋頃、社会科担当の杉山先生が「婚姻の自由」に関する意見を生徒に問いました。
手を上げると、数回目に差されました。自信を持って
「結婚するしないは全くの個人の自由、不可侵という理解だ」
と言いました。
すると意外にも真っ赤な顔になって「婚姻しない自由」に関して怒られました。主旨は
「次世代を残す為に婚姻し子供を設け、教育することが義務である」
ということでした。
強烈な違和感を覚えたのですが…
しかし心の深いところに刺さりました…
ついこないだまでは人口爆発と言われていたのが…
100億人の危機に、我々は何をすべきか!』」
上の画像は、世界の人口の推移です。
1950年頃から急激に増えています。
まさに人口爆発です。
特に、アジアの人口が多いこと、これからはアフリカの人口が急増しそうなことがわかります。
出典
日本では一転。人口減少が止まらない。
半世紀を越えて都区内の住宅地だけれど…それでも故郷。そこで過ごした中学時代、1クラス48人、私の学年は9組まで有って、学校としては軽く1000人を超えるという時代。勿論エアコンなど無い教室での授業風景と感じた違和感を、今、2人の子どもを社会に送り出し…染み染みと思い出しています。
時が経った…