出雲大社の草原に寝て空を眺めてみた 当たり前過ぎて意識しなくなっていること
出雲大社の草原に寝て空を眺めて古代日本の姿を想像してみたというお話です。
広島県の中国山地を挟んだ反対の日本海側に有る出雲大社。片道3時間程度のドライブ。
参道の左側にある広大な未舗装の駐車場に車を駐めて正面まで敢えて戻ってからの参拝でした。運良く本殿までの途中、神楽での出し物も鑑賞し人生初の出雲大社参拝。
至近の建替え工事に伴う発掘調査で神話とされていた高層の本殿の柱が出土し、正に神話から歴史へと新しい扉が開けた出雲大社に行って見たかったのです。
その当たりの詳細は以下をご覧になって下さい。
私の理解では遺伝子解析等が進んでいる途上なれど、縄文系の人々が住んでいたところに大陸から先進的な文化を持った弥生系の人々が寒冷化の影響で温暖な地域に南下する流れで日本列島にも入ってきたと思っています。その時に当然血なまぐさいことが多発して交雑も進んで行って、生粋の弥生系と縄文系との交雑で生まれた人々が主流となっていく過程で、渡来した弥生系の人々が今の皇室のルーツになり政治を担当。伊勢神宮を初め
宗像大社
等の政治と密接に連携した新しい宗教系統と施設を創建した。一方、淘汰された縄文系の人々の居場所として古来の縄文系宗教分野が箱物が用意されてその最大拠点が当時の出雲大社の高層建築物なのかと。
歴史の専門家ではなく、今までの散発的な知識がベースなので真偽は自分でも怪しいと思っています。とりあえず現時点での私の全くの個人的理解。
天気も良く温暖だったので、この知識を持って、参拝の帰りに参道脇に有る草原に大の字になって空を眺めつつ、この地出雲大社の歴史に思いを馳せて見ました。
草と土の匂い。
陽の光とその温もり。
渡来系弥生人に破れた虚しさと
その人々に託さざるを得ない未来。
雲を突く様な神殿。
人智を超越したものへ縋(すが)るしかない虚無。
古来人類は地球の温度変化等の環境変化に伴ってこれに類似のことを繰り返してきていて、この日本列島も例外ではなくそれが幾度となく繰り返されていたんだなぁ~
呆れる案内人の我が子をぶっちぎって思いに耽る私
(歴史が現実として私の身体の中に溶けていきました。)
冷たい風がその夢想からの覚醒のトリガーでした。
出雲大社での懐かしい思い出です。
蛇足
そば好きなので付近の有名な蕎麦屋でお蕎麦を沢山頂きました。美味でした。
知(歴史)と美(料理)をセットで楽しむ。大人として。
その辺りはこちらもお楽しみ下さい。
超蛇足
私は形態としては縄文系が強い弥生人との混血かなぁ。
超々蛇足
吾妹は形態としては渡来した弥生系が強い縄文人との混血かなぁ。