ローレル

「not alone」代表。社会福祉士・精神保健福祉士。がんなどの病気、性格、家庭・学校・職場など置かれている環境によって生きづらさを感じている方でも、ひとりじゃないと思えて自分らしく生きられるようにサポートしている。

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「not alone」代表。社会福祉士・精神保健福祉士。がんなどの病気、性格、家庭・学校・職場など置かれている環境によって生きづらさを感じている方でも、ひとりじゃないと思えて自分らしく生きられるようにサポートしている。

最近の記事

僕とホースセラピー~サクラローレルのその後~

天皇賞を勝ったサクラローレル。 その後は、 オールカマ―(GⅡ)1着…現役中のローレルのレースを現地観戦できたのは結局このオールカマ―だけでした。 天皇賞秋(GⅠ)3着 有馬記念(GⅠ)1着 1997年天皇賞春(GⅠ)2着 と転戦。 1997年は、凱旋門賞を目指すことになっていました。 後に、エルコンドルパサー・ナカヤマフェスタ・オルフェーブルが2着になり、毎年のように日本馬が出走し、あと1歩と言えるまでになった凱旋門賞優勝。 僕の中では、競馬ゲーム「WinningPost

    • 僕とホースセラピー~1996年天皇賞春~

      第92話で書いた、サクラローレルとの出会い。 中山記念から1ヶ月後の、4月21日。 第113回天皇賞春。舞台は京都競馬場。 ローレルにとって、初めてのGⅠ出走です。 3番人気とはいえ、ナリタブライアン(2年前の年度代表馬・三冠馬)とマヤノトップガン(前年の年度代表馬)による一騎打ちが大方の予想でした。 それもそのはず、ブライアンとトップガンの前走、阪神大賞典は、今でも鮮明に脳裏に焼き付いている名勝負だったから。 実家のテレビの前で「ブライアン、差せ、差せ、やったー!」と

      • モニターイベントを通して得られたホースセラピーの効果~馬と過ごす1日体験inHorseSpace紡開催リポート~

        8月に続いてのHorseSpace紡さんでのホースセラピーイベントでした! 今回は、今までほとんど馬に乗ったりふれあったりしたことがない方が馬と接したらどんなことが起こるかをモニタリングしたいという目的で行ないました。 モニターとして申し込んでくださったのはYさん。 元々動物が好きで、「大人がホースセラピーを受けられたらいいのに」とも思っておられたようです。 補足ですが、 ・馬に乗らないでふれあいたいだけという方が行ける場が少ない。 ・お子様がふれあえる機会は多い。 ・障

        • 輪ゴムパッチン

          2022年10月。Instagramのフィード投稿を始めて丸2年、フィード投稿とnoteを合わせると、今回がちょうど100回目の投稿になります! インスタよりも前にmixi・アメブロ・Facebookにも文章を書いていたことがあるので、全部合わせると200くらいにはなっているかもしれませんが、インスタからは定期的&基本的に週1回のペースを意識してきたので、順調に続けられていると思います。 インスタからnoteに変える時はnoteとの相性がわかりませんでしたが、やってみたら

          入院による不安

          2週間前、僕のSNSにこんなDMが届きました。 「実は今、入院していまして、ローレルさんの柔らかい雰囲気を思い出し、連絡したくなってメッセージしてしまいました」 ホースセラピーに関する投稿をした後で、それがきっかけで思い出してくれたようですが、嬉しさとともに「何かあるな」とも感じました。 その後、退院までの数日間DMでやり取り(相談)をさせてもらいました。 体調に関する不安。 ご家族への申し訳なさと無力感と会えない寂しさ。 病院スタッフしか話し相手がいない孤独感。 やら

          入院による不安

          Shrinkを読んで~あなたに笑ってほしいんだ~

          8月から9月にかけて、テレビドラマ化された「Shrink~精神科医ヨワイ~」。 ドラマは3話だけだったのであっという間に終わってしまいましたが、あまりの内容の良さに、現在まで出ている原作を全巻セットで買い、読み進めているところです。 9月に一度、原作から心に残ったセリフを基に投稿したのですが、その後も次々と素敵な言葉を目にしたので、少しずつ書いていきたいと思います。 「あなたに笑ってほしいんだ」 笑うことで免疫力が上がるとはよく言われています。 僕も、適応障害で一番“や

          Shrinkを読んで~あなたに笑ってほしいんだ~

          ホスピスとソーシャルワーカーとホースセラピー

          ふと「最近知り合った人は俺がソーシャルワーカーだったこと知らないんだよなぁ」と思ったことが、今日書こうと思ったきっかけです。 そもそも、僕がソーシャルワーカーなど相談の仕事をしていたのは、直近で1年半前まで。 病院で相談の仕事をしていたのは6年前まで。 やりがいを感じてバリバリ仕事して、ちょっとは名を知られていたのなんて、丁度10年前。 10年ひと昔というくらいだから、全然最近じゃない…。 逆に、この10年の間に知り合った人は、コーチングをしている人・ホースセラピーをして

          ホスピスとソーシャルワーカーとホースセラピー

          馬と過ごす1日体験inHorseSpace紡~モニター追加募集のご案内~

          【緊急告知】 馬がいる相談室をより良いものにしたいと思い、モニター様による体験プログラムを予定しています。 1枠キャンセルがありましたので、追加募集させていただくことにしました。 概要は添付画像をご覧ください。 日が迫っている中で恐縮ですが、ご協力の程、よろしくお願い致します。 ・対象:今までほとんど馬に乗ったこと・ふれあったことがない方(経験があっても幼少期でどんな感想だったか覚えていない方も対象です) ・募集人数:1名(先着順) ・開催日時:2024年1

          馬と過ごす1日体験inHorseSpace紡~モニター追加募集のご案内~

          私間違ってないんだ

          先日、Sさんが「あなたがあなたらしくいられることを聴くで応援します」を受けてくださいました。 最初は、いつものようにピットインカードを使って、今の気持ちを伺いました。 少し緊張。 どこから話していいのやら。 と仰っており、話しやすい雰囲気をつくるのも、話しを整理する(絡まった糸をほぐす)のも得意な僕は、内心“ドンとこい”と思ってました(笑) そして、本題へ。 まずは「今日お話ししたいことはどんなことですか?」と問い掛けます。 お子さんのことで現在悩んでおり、その悩みがS

          私間違ってないんだ

          後悔だらけの人生だけど

          先程、大山のぶ代さんの訃報を知りました。 大好きなマンガ、ドラえもん。 僕を含め、昭和世代にとってのドラえもんは大山さんの声ではないでしょうか。 認知症を長年患っておられましたが、大山さんの傍にはいつもドラえもんがいたんじゃないか、勝手ながらそんな想像をしていました。 何が真実かわからない、生きづらい世の中です。空から眺めて、助けが必要な色々な人に、引き出しから「ぼく、ドラえもん~」と登場していただけたら嬉しいです。 ご冥福をお祈りいたします。 僕の人生は、タイムマシンがあ

          後悔だらけの人生だけど

          馬(引退競走馬)と一緒にあなたの魅力をサガそう~お客様の声~

          前回は当日の様子をリポートさせていただきましたが、今回は参加者さんからいただいたご感想をお伝えしたいと思います。 *参加者さん5名とボランティアスタッフ1名が回答してくださいました サービスの満足度 6名全員が5点満点と評価してくださいました(≧▽≦) その理由をお聞かせください ・無理ないファシリティ。 ・塩田さんがそれぞれの性格を丁寧に分析してくれたから。馬を通して自分とは全然違う人達と交流できたから。 ・同じ悩みを持つ仲間が増えて、その悩みを馬が癒して貰えました

          馬(引退競走馬)と一緒にあなたの魅力をサガそう~お客様の声~

          馬(引退競走馬)と一緒にあなたの魅力をサガそうー開催リポート

          9月29日、佐賀県江北町にあるCLUB RIOさんを会場に「馬(引退競走馬)と一緒にあなたの魅力をサガそう」を開催しました。 8月HorseSpace紡さんでの「馬がいる相談室」に続いてのホースセラピーイベントです! 今回の企画は、長崎県でホースセラピーに携わっている方と知り合い、RIOさんが僕の活動に興味を持っているということで繋いでくださったご縁からスタートしました。 昨年までの48年の人生で2~3回しか行ったことがなかった九州なのに、今年だけで2回目です!(あとの

          馬(引退競走馬)と一緒にあなたの魅力をサガそうー開催リポート

          僕とホースセラピー~サクラローレルとの出会い~

          競馬場でのアルバイトをきっかけに競馬にハマり、実家に近くに乗馬クラブがあったおかげで乗ることも好きになった僕ですが、1996年3月10日、1頭の馬に一目惚れしてしまいました。 その馬がサクラローレル。 そう、28年経った今でも、僕の中で好きな馬番付では東横綱を張り続けている馬。 ニックネームを付ける場面では、何のためらいもなく付け、本名何でしたっけ?と言われることもあるくらいにまでさせてくれた?馬。 1991年5月8日生まれ 父レインボウクエスト 母ローラローラ 母の父

          僕とホースセラピー~サクラローレルとの出会い~

          Shrinkを読んで①~そんなことでかかっちゃダメですか~

          「Shrink」は、ドラマの内容がスッと入ってきたことと、弱井先生が僕の担当医のようなキャラクターだったことから、原作のマンガを全巻セットで買い、読み始めたところです。 ドラマの第1話、原作でも第1巻の冒頭に出てくる、弱井先生の言葉が 「そんなことでかかっちゃダメですか」 です。 弱井先生のクリニックに勤める看護師さんが、アメリカでは失恋・ペットの死・テストの点が悪かったといったちょっとした落ち込みで精神科を受診するという話しを聞いて「そんなことで精神科に?」と先生に疑問

          Shrinkを読んで①~そんなことでかかっちゃダメですか~

          僕とホースセラピー~初めての乗馬と自信~

          前回、馬が好きになったきっかけをアツく語りました(笑) そして、ふと思い出した “実家の近くに乗馬クラブあったな” 帰省時に行ってみました。 馬に乗ったことがなければ触ったこともない…先入観ゼロの状態です。 ちなみに、ほとんどの乗馬クラブには初めての人が会員にならなくても乗れる「乗馬体験」のメニューがありますし、たまに乗る人向けの「ビジターコース」を用意しているクラブもあります。 当時19歳。身長157センチ、体重40キロ代前半(体質的にどうしてもこれ以上太れなかった

          僕とホースセラピー~初めての乗馬と自信~

          僕とホースセラピー~馬好きになるきっかけ~

          大学生になるまで馬とは無縁の生活を送っていました。 そんな僕が馬好きになったのは競馬でした。 1994年、大学2回生の秋。 競馬好きの親友が、学内のアルバイト募集の掲示板を見て「一緒にやらへん?」と誘ってきました。 それが競馬場での掃除のアルバイト。 この誘いに迷わず「いいよ」と言ったのが運命の分かれ道。 馬や競馬に惹かれたからではなく、その親友に誘われた。それだけの理由で決めたことが転機になるとは。 その年の秋、競馬界は大きな盛り上がりを見せていた…ようです。 ビワハ

          僕とホースセラピー~馬好きになるきっかけ~