Shrinkを読んで①~そんなことでかかっちゃダメですか~
「Shrink」は、ドラマの内容がスッと入ってきたことと、弱井先生が僕の担当医のようなキャラクターだったことから、原作のマンガを全巻セットで買い、読み始めたところです。
ドラマの第1話、原作でも第1巻の冒頭に出てくる、弱井先生の言葉が
「そんなことでかかっちゃダメですか」
です。
弱井先生のクリニックに勤める看護師さんが、アメリカでは失恋・ペットの死・テストの点が悪かったといったちょっとした落ち込みで精神科を受診するという話しを聞いて「そんなことで精神科に?」と先生に疑問を言い、それへの先生の返しが
「そんなことでかかっちゃダメですか」
でした。
日本人にとって精神科のイメージはマイナスなものが根強いと思います。
さらに、精神障がい者の方に対しては、隔離や知られないようにする対応が長く取られていたのが現実でした。
メンタルクリニックなど精神科の以外の呼称が広がったり、グループホームなど地域で生活できる資源が増えたり、就労環境の配慮がなされたりと環境が変わってきたことで、だいぶ敷居は低くなってきました。
僕も、精神保健福祉士取得のために実習をした2005年当時は、暗い・閉鎖・鉄格子、こんなイメージが先行していました。
もっというと、がん患者さんの心のケアのために精神保健福祉士を取ろうと思っていたので、よくいう精神疾患は自分には縁遠いものという感覚でもありました。
その後僕自身がうつ症状で精神科を受診(適応障害の診断)する時は、藁をもすがる思いだったので、抵抗はほとんどありませんでした。
今思えば、もっと早い段階から気軽に受診できていれば良かったのでしょうが、当時は「この程度で受診するのは早い」「こうなったのは自分に弱さがあるから」「もうちょっと頑張れるはず」と思っていたので、あのタイミングしかなかったんだと思います。
ただ、全く笑えなくなって先生に休職と入院を勧められた時は、ためらいの気持ちがあったのがほんとうのところです。
休職については「休んでいいんだ」「あの職場に行かなくていいんだ」とただただホッとしたのですが、入院については「精神科に入院?」「このまま廃人になったらどうしよう」と思ったものです。
結局精神科にかかったことがある知人に相談し「今回の経験は今後Sちゃんが相談の仕事を続ける上で必ず活かせるようになるよ」と言ってくれたことで、入院を決めることはできました。
実際に受診や入院した時の印象はこんな感じでした。
・外来の待合室で待っている患者さんはパッと見精神科を受診するようには見えない人が多い。
・入院中の病棟で急変する患者さんを目の当たりにもしたけど、1回だけだった(病棟機能によって重症度は違う)。
・先生も病棟看護師さんも心理士さんも、ひとりの人として接してくれた(バックヤードでは患者としての支援体制だったと思うが)。
僕の目に触れないところで重症度や緊急性の高い患者さんがいるのは間違いないですが、そういうことも加味して、
早く社会復帰できる
早く自分らしさを取り戻す
ためには
早いうち(「あれっ、何かいつもと違う」というくらい。弱井先生の言うところの「そんなこと」)に受診すること
を僕もお勧めします。
僕が休職・入院したのは2018年ですが、現在も当時の担当医を追いかけて診察やカウンセリングを受けています。
これは、ずっと症状が持続している(=治療目的)というよりは、HSP・お豆腐メンタルな僕が落ち込みやすいままでも自分らしく生きていくため(=予防目的)です。
言い換えると、HSPの自分・お豆腐メンタルの自分は弱いヤツ、弱い自分はダメなヤツ、だから強くならなきゃと思ってきたのを手放せたということで、とっても気持ちは楽にいられてます♪
※本来は定期的に通うのが望ましいですが、間隔はまちまちです。理由は先生の転勤・僕の引っ越しで物理的に遠くなったからです。
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