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モニターイベントを通して得られたホースセラピーの効果~馬と過ごす1日体験inHorseSpace紡開催リポート~

8月に続いてのHorseSpace紡さんでのホースセラピーイベントでした!
今回は、今までほとんど馬に乗ったりふれあったりしたことがない方が馬と接したらどんなことが起こるかをモニタリングしたいという目的で行ないました。

モニターとして申し込んでくださったのはYさん。
元々動物が好きで、「大人がホースセラピーを受けられたらいいのに」とも思っておられたようです。

補足ですが、
・馬に乗らないでふれあいたいだけという方が行ける場が少ない。
・お子様がふれあえる機会は多い。
・障がい者乗馬や発達障がいのお子さま対象のホースセラピー実施機関はあるが、大人(がん患者さん・居場所のなさを感じている方・生きづらさを感じている方・未診断も含む精神疾患罹患者)がホースセラピーを受けられる所はほとんどない。
というのが、日本の現状です。

ビフォーセッション

ピットインカードを使って、今の気持ちや終わった後どうなっていたいかを聴きました。

馬とのふれあい

今回はさくらちゃんがパートナー。
馬房でファーストコンタクト(馬に挨拶・馬と握手)。

馬場に移動して、リーディングを体験。

リーディング体験を終えて仲嶺さんからフィードバック中。
さくらちゃんはばっちりカメラ目線(笑)

続いてブラシ掛け。
女性はお世話するのが好きな方が多いです!

気持ち良さげなさくらちゃんは仲嶺さんの体に顔をこすりつけて「こっちもやって~」と全力アピールしてました!

一連の体験を通してさくらちゃんとコミュニケーションが取れたところで、
総まとめとして?さくらちゃんを引いて馬房に帰りました。

アフターセッション

ビフォーセッションで
「ドキドキする」
「いい時間が過ごせるか」(いい時間とは?の問い掛けに「馬を見てかわいい・楽しいと、緑を見て気持ちいいと感じられることかなぁ」と具体的にイメージしていました)
と仰っていたYさん。

終わっての気持ちを、再びカードで表してもらいました。
「無事に楽しくさくらちゃんと過ごせた」
「(リーディングを)上手くできなかった恥ずかしさ」
とのことでしたが、深掘りすると、いい時間が過ごせた感覚はあるとのことでした。

モニターにご協力いただいて

ここまででも僕としては馬の癒し効果をさらに確信することができたのですが、ご意見をいただきたいと思い「馬の良さを知らない人や馬とのふれあいをしたことがない人に良さが伝わるには」というテーマで、紡の仲嶺さんも交え3人で話し合いをしました。

Yさんの感想を基に整理すると
・「集中できて現実を忘れられた」
→マインドフルネス・集中力のトレーニング・リフレッシュ
・「動物のピュアさに元気をもらっている。動物は噓をつかない」
→コミュニケーションのトレーニング(人も馬も正面からコミュニケーションを取る)
・「介護もあって今年全く外出していなかった」
→自分時間や外出機会の創出、運動不足解消
・「元気がない人に受けてほしい」
→癒しや活力(馬はありのままのその人を見てくれる・馬を見ているだけで自然と元気が出たり癒される)
・「乗れない馬にも役割がある」
→人を乗せることができなくなった馬の役割の創出
・「馬はデリケートな生きものだし馬それぞれに個性がある」
→アサーティブなコミュニケーション(相手も自分も尊重する)
・「元気になったように見えませんか?」
 *この言葉は帰りの車中でYさんがご自身の変化を話したものです
→自信や癒し

他にも、(今回に限らず)クライアントさんの様子を客観的に見ていると、こんな変化も多くて、効果として確信できるようになりました。
・自然と笑顔になっている
→癒し
・できなかったことができるようになる
→自信、生きる意欲
・お世話する
→自信、他者貢献、生きる意欲
・馬という共通テーマで他者と話しが弾む
→癒し、コミュニケーションのトレーニング

長年自分自身が馬から癒されてきた感覚。
馬がいる相談室をカタチにするにあたって整理したホースセラピーの効果。
この2つにクライアントさんの実体験が加わって、深みを増してきたので、より自信を持って馬がいる相談室をお勧めできる!!と思えるようになりました。
そして、「こういう人に受けてほしいなぁ」と思っている人に、知ってもらえるよう伝え続けたいと思います!

僕自身の成功体験

紡っ子はみんな個性的なんですが、
仲嶺さんの相棒=ミントしゃん
女王様=ぶーちゃま
という2頭のサラブレッドもいます。
僕の中では、ミントしゃんは繊細さん・ぶーちゃまは耳絞り名人…要は怖い馬というイメージがありました。
そういうイメージのまま撫でようとしていたから、当然いつも威嚇されまくりでした…。
でも、今回帰る間際に厩舎に行ってみんなに挨拶をする時、ちょっとだけ「ミントしゃんとぶーちゃまにもふつーに接してみよう」と思えて、「今日はありがとね。またね」と声を掛け、ゆっくり手を差し出して認識してもらい、ゆっくり顔にも手を伸ばしたら…。
撫でさせてもらえました!
撫でる時も男らしくガシガシ・ポンポンとなんて思っていたのですが、とにかくゆっくり大きく。
今後どの馬にも同じように上手くいくとは限らないでしょうが、よく言われる「馬は目の前にいる人の鏡」を実感した瞬間でした。
僕の場合は、前回投稿した「輪ゴムパッチン」をやって、今ここに自分自身の意識をしっかり向けてから馬と接するといいのかも、と思いました。

おまけ

ブラッシング中のさくらちゃんオフショット


紡のアイドルパインちゃん。
自撮りモードにして撮ろうとしたら鼻先でシャッターを押した奇跡の1枚!

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