私間違ってないんだ
先日、Sさんが「あなたがあなたらしくいられることを聴くで応援します」を受けてくださいました。
最初は、いつものようにピットインカードを使って、今の気持ちを伺いました。
少し緊張。
どこから話していいのやら。
と仰っており、話しやすい雰囲気をつくるのも、話しを整理する(絡まった糸をほぐす)のも得意な僕は、内心“ドンとこい”と思ってました(笑)
そして、本題へ。
まずは「今日お話ししたいことはどんなことですか?」と問い掛けます。
お子さんのことで現在悩んでおり、その悩みがSさんの頭の中の9割を占めている、という話しから始まりました。
次は、お話ししたい内容に関する背景(状況・理由)を聴いていきます。
今回は、この段階でSさん自ら、お子さんの様子だけでなく、Sさん自身の気持ちやSさんが試したことも話してくれました。
この時、僕は、お子さんの気持ちと行動、Sさんの気持ちと行動、といったところを整理しながら聴いています。
同時に、この悩みで9割を占めているSさんの頭の中に、もう少しゆとりができたらいいなぁとも思っていました。
整理したことや僕の中でポイントになりそうだと感じたことは、切りのいいところでSさんにお伝えし、Sさんとズレがないようにしています。
後半は、どうしていくかを一緒に考える時間です。
今回は、話し始めの段階で「こうあってほしい」「どうなったらいい」というよりは「頭の中の9割を占めている」という言葉だったので、日々の対応で精一杯なのではないかと推察し、Sさんに問い掛けながら、以下のことをやり取りしました。
・Sさんは、ほんとうはお子さんにどうなってほしい?
・お子さんはどうなりたい、どうしたいとは言ってる?
・Sさんは他者のことを思いやることができるしお子さんにも十分寄り添っていると思う。
すると、お子さんにどうなってほしいかは、はっきり言葉にすることができました。
一方、お子さん自身はどうなりたい・どうありたいかは、お子さんに聞いたことはあるものの1つのことに絞られた聞き方(YesNoで答えられるクローズドクエスチョン)だったことがわかったので、より広くお子さんの言葉で答えられる聞き方(オープンクエスチョン)をお勧めしました。
※状況によってはクローズドの方が良いこともあります。
また、親子関係だと、親の考えありきで目標が設定され、親の歩幅でスモールステップが設定されてしまうことがありがちだと思うので、主役はお子さんであることを共有しました。
そして、相談内容の背景にある課題に対して、複数の場面を想定してそれへのお子さん自身の気持ちをピットインカードも使ってイメージしてもらうこと、どうなりたい・どうしたい(目標)が決まったらお子さんが歩みやすいスモールステップを設定することを提案しました。
もう一つは、Sさんの頭の中のゆとりづくりです。
吐き出せる方法をお聞きしたところ複数あるとのことだったので、その中でも一番吐き出しやすい・すっきりできるものを選んでいただきました。
最後に、セッションが始まる前との変化や感想を話していただきました。
感想の一つが、今回のタイトル「私間違ってないんだ」でした。
実際に、アンケートでSさんからいただいた変化・感想がこちらです。
「頭の中で感情が整理できていない状態でセッションを受けました。 話し終わって、自分の感情と本当の願いは分けて考えることができると気づき、自分を信じる気持ちが出てきました。」
今まで仕事にしてきたソーシャルワークもコーチングも、ほんとうはどうなりたいか・ほんとうはどうしたいか・そのためにどうしていくか、はクライアントさんご自身が決めることだし、決めることができる力を持っている、その力を援助者は信じる、という前提があります。
ただ、不安や悩みなどに支配されてがんじがらめになっていると、物事を捉える視野は狭くなっているし、余裕が無いので本音に気付くことも、決めたり選んだりすることもできにくくなっています。
なので、
安心できる環境で落ち着いてご自身のペースで話せる。
絡まった糸をほぐしてあげる。
ことで余裕ができ、決めやすくなっていきます。
また、決めたり選んだりにあたっての情報(社会資源)が必要な時は情報提供したり、関係機関におつなぎすることもあります。
ローレルのセッションは「誰かに悩みを打ち明けたいけど、秘密の漏洩が心配で誰にも言えずにいる人」にお勧めしたいというご意見もいただきました。
今回はSさんの許可を得た上で投稿していますが、セッションでお聴きしたことを外部に漏らすことはありませんので、安心してお話しいただければと思います。
関係機関におつなぎする時も、クライアントさんのご希望があって了承を得た上での対応となります。
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