見出し画像

「おいしくて安全なお寿司を食べてほしい」。もしも英語講師が日本に来たら……

毎朝受けているオンライン英会話レッスン。今日はちょっとした話からお寿司の話になり、フィリピン・ボホール島の話になり、旅行の話になり……。日本にいながらいろんなところを旅しているかのような気分になれました。そんな授業の一コマをnoteに綴ってみました。

「お寿司を食べたんだけど、味がなくて」

先生はお寿司が好きじゃないそう。というのも、以前フィリピンで寿司を食べたらその30分後におなかが痛くなったから。彼が食べたのは貝だったそう。しかも、しょうゆをつけずに食べたから味もなかったって。

「しょうゆって黒いやつ? あれをつけて食べるの?」

先生が食べたものは、お寿司なのか、お寿司もどきのものなのか。セブ島にあるお寿司屋さんに行ったのか、違う島で食べたのか、どんなお店で食べたのか、とっても気になります! 

今度、彼が日本に来たら一緒にお寿司を食べに行こうという約束をしました。彼が食べられるのは、玉子のみかも!玉、玉、玉……たまにサーモン? ツナは好きだといっていました。

せっかくなので、ここでTBSの『ぶっこみジャパニーズ』にも出演していたマスクの寿司職人、小川洋利さんが作った正式なお寿司の画像を貼って、紹介していこうと思います。小川さんは、日本の正しい安全なお寿司を普及させるために世界中をまわる寿司職人。生で食べても安全で、おいしく食べるには、正しい知識と技術が必要。

※寿司写真提供:小川洋利さん

画像1

うに、いくら、あなご、まぐろ、玉、赤貝、いか、エビ……。フィリピン、海外で人気のネタはなんだろう? ツナかな? セブ島にもおいしいお寿司屋さんはたくさんありそう。日本人ならわかるけど、現地の人たちがお店を見ておいしいお店かどうかを選ぶのはむずかしいかも。

おいしいお寿司はまだまだたくさんあります。お寿司もいいけど、刺身で食べるのも好き。わさびをつけて食べたらどんな反応するのかな?わさびをつけすぎたらつーんと鼻にくる(涙)。ぜひともわさび入りお寿司を食べた瞬間の反応を見てみたいです!

画像2

彼はサーモンが好きと言っていたから、サーモンの刺身がいいかも。ちゃんとしたお寿司を食べればお腹がいたくなることもないし、ちょっとしょうゆをつけて食べれば味も違う。彼がフィリピンでどんなお寿司を食べたのかわからないけど、一度おいしいお寿司を食べてほしいなぁ。

「フィリピンではサーモンはあまり獲れないよ。川が少ないから。海ではいろんな魚が獲れるよ。黄色、赤、シルバー、青。とてもカラフルな魚がたくさん獲れるんだ。あなたも海に行って獲ったらいいよ。ただし、捕まえられたらね!」。ここでは書けないけど、彼はいつも冗談ばかり言ってます!

ボホール島「赤、黄、青、シルバー、いろんな色の魚が獲れる」

画像3

彼の実家は、セブ島そばにあるボホール島。いつも海に行って貝を拾っていたというけれど、魚も獲ってたのかな?

「魚はムリだよ。つかまえようと思っても動きが速いから逃げられちゃう!ピュッピュッてあっちこっち行っちゃうよ(笑)。魚は漁師が獲ってきたやつを買うんだ」

彼の実家はすぐそばに海があるから、いろんなシーフードが食べられそうと思ったけど、魚はそんなに簡単にはつかまえられないらしい。

「海も好きだけど山の麓にも住んでみたい」

画像4

「海もいいけど、山の麓に住んでみたいんだ。山のぼりが好きだし、山は木が生い茂っていて涼しいでしょ? 海は日を遮るものがなにもないから、暑いんだよ」

意外。海辺育ちだから海のそばに住みたいかと思っていたけど、今は山の麓に住みたいとは。セブもボホール島も山があって、そこには川や滝もあるから泳ぐこともできます。

「静かな村に住みたい。都心は騒がしいでしょ。静かなところがいいんだよ。風が吹いたら葉っぱがザワザワする音が聞こえたり、鳥が鳴いていたり。そういう静かな暮らしをしたい」

静かなところで、ひとりコーヒーを飲みながら本を読むのが似合いそう。

「毎朝4時に起きるよ。5時半から授業が始まるからね」

画像5

彼は毎朝4時に起きて、パンと卵やベーコンを焼いて、コーヒーを入れて、食事をしてから学校に来ます。

「朝5時半から授業があるからね。学校まではジプニーなどを使って20分くらいで行けるけど、渋滞に巻き込まれるかもしれないから、家を早く出るよ。週6日働くからすごく疲れるんだ。あなたは週何回休むの?」

私はフリーランスだからとくに休みは決めてない。行きたいところがあれば行くし、仕事があればするし。私は仕事中でもあちこちで歩けるけど、先生はちゃんと学校にいないといけないから大変。もし、彼が仕事中にあちこち出歩いていたら、生徒が困るよね(笑)

「そうなったらきっと生徒は、‟先生はどこ? 休み? バケーション?”ってなるよ。僕は毎回生徒のことを待っているんだけど、たまに生徒が授業に来ないことがあるんだよね」

留学する人は、真面目に授業を受けましょう! 先生は待ってます! 5回無断欠席をしたら、退学になるので要注意!

「チームビルディングのために職場の仲間と旅行に行ったんだ」

画像6

先週、彼は職場のほかの先生たちと一緒に旅行に行ったそうです。

「チームビルディングのためにみんなで一緒に旅行に行ったんだ。宿泊施設にはプールもあって、すごく楽しかったよ。旅行っていいよね。気分がリフレッシュできるから」

彼の働く語学学校では、先生たちがいくつかのチームに分かれていて、たまにチームビルディングのためにみんなで一緒に旅行に行くらしい。たまにというか、3カ月に1回くらいは行っているような気がする(笑)。みんな仲良しなんだと思います。

「スイスに行ってみたい。そのために今お金を貯めているよ」

画像7

彼は、今節約してお金を貯めています。

「旅行に行きたいんだ。いろんなところに行ってみたい。今行きたいのはスイス。山脈がつらなり、麓には草原が広がっていて、壮大な景色を直接自分の目で見て、感じたい。スイスに行くための旅費はとっても高いから、節約して少しずつお金を貯めるんだ」

彼の話はいつもとてもおもしろい。私は、話を聞いていていろんなシーンをイメージします。白浜の続くきれいなボホールの海や、木が生い茂った山の麓(ボホールもセブも、山はとてもきれい)、プールそばでコーヒーを飲みながらリラックスしているシーン、友達とはしゃぎながらプールで遊んでいるところ。スイスの山並み。

今度、セブに行ったら彼も誘ってみんなで一緒にお寿司屋さんに行ってみるのもいいかも。日本より割高にはなりそうだけど、先生たちみんなでおいしいお寿司を食べてみたいです。今日も楽しい授業をありがとうございまいした!

先生の実家、ボホール島についてはこちらをどうぞ!「家には泊められないからね!!」と念を押されました!↓

TBSテレビ「ぶっこみジャパニーズ」でマスクの寿司職人として有名な小川洋利さんのインタビューはこちら。世界の寿司事情と衛生管理、ミシュランの星を獲得した、ノルウェー在住のフィリピン人寿司職人のサクセスストーリーなどを聞きました。

フィリピンの語学学校の先生たちへのインタビューはこちら。


いいなと思ったら応援しよう!

Yuriko【英語×お金×ダイエット】
フィリピンセブ島の孤児院で出会った子どもたちをサポートします😊✨✨子どもたちが大人になったとき、今度は誰かをサポートしてあげられたら素敵ですね❤️