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人生を変えるためには

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人生を変えるためにどうすればいいのか。私が経験して、人生を変えてきたことについて。
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#生き方

帝王学~人生の戦いに勝ち抜く方法とは

帝王学~人生の戦いに勝ち抜く方法とは

映画キングダムを観た。

漫画もアニメも観ていないし、
戦いは苦手で見たくないのだけれど、
昔、三国志のドラマを観たら
おもしろかったこともあったので、
試しに観てみようと思った。

映画はシリーズの第3弾で、
過去の2つの映画も観ていなかったけれど、
おもしろくて、あっというまに終わった。

ちょうど今『孫子』を読んでいて、
男性がこういう戦国ものを好んで観る理由が
わかるような気がした。

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この世のたった1つの法則とは

この世のたった1つの法則とは

吉野源三郎の『君たちはどう生きるか』で
おじさんが問いかける。
君は自分では気づかないうちに
日々ある大きなものを生み出している。
それは何か?
読者にも問いかける。
答えを人に聞いてはいけないよ。
自分自身で見つけること。それが肝心だと。

最も心動かされるシーンは、
やはり雪の日の運動場のできごとだろう。

主人公のコペル君は、友だちが殴られたら
ともに守り、殴られようと約束した。
その数か月

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君たちはどう生きるか 吉野源三郎が最も伝えたかったこと

君たちはどう生きるか 吉野源三郎が最も伝えたかったこと

吉野源三郎の『君たちはどう生きるか』を読んだ。
映画を観て、原作を読みたくなった。

おじさんがコペル君宛に書いた、
「常に自分の体験から出発して正直に考えてゆけ」
という言葉が、私の心に響いた。

「ここにゴマ化しがあったり、どんなに偉そうなことを考えたり、
言ったりしても、みんな嘘になってしまう」
グサグサくる。
私は、ゴマ化して生きてきたのではないか。
怒られるのが怖いから、人目を気にして、

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見せかけの美と本物の美の違い

見せかけの美と本物の美の違い

きらびやかで華やか
いわゆるインスタ映えするものが人気の今
本当に美しいもの
本当にいいものとは何か
問われた気がした。

というのは、
池坊専宗さんのお話を聴いた。
専宗さんは、池坊家元のお孫さんで、
華道家・写真家として活躍されている。

最初にお写真を見たのは、
どの雑誌だったか忘れてしまったけれど、
複数の記事で、取り上げられていて
お逢いしてみたいと思った。

資生堂では、こんな記事を書

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いつどこにいても変わらない法則がある

いつどこにいても変わらない法則がある

絵画には、世界や時代を超えて、
変わらない普遍的な法則があるという。

それがあるかないかで、
大きく変わるものがあるという。

それは、美しいかどうかではない。
どんなに美しい絵画であっても、
これがないと本物ではない。

それは何かと言うと、深さだという。

ケーキの層のように、
重ねられた厚みが違う。

変わらない法則に従っているものは、
どこまでも深い。

それは、理論によって意味づけされ

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結婚とは一緒に生きると決めること

結婚とは一緒に生きると決めること

結婚とは、好きな人と一緒にいたいから
するのではなくて、
この人と一緒に生きると決めたから
結婚するものだと思う。

若かりしころ、結婚したとき、
好きかどうかもわからなかった。
もちろん好意は抱いていた。
彼は、私が憧れる知性と教養を持っていた(と思う)
身体も、ギリシア彫刻のような
整ったかたちをしていた。
そのころ、週何回も水泳に通っていたらしい。

出会って3回目でプロポーズ

なんとなく

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ブルーは憂うつではなくて幸福のブルー

ブルーは憂うつではなくて幸福のブルー

シャガールの作品を
モティーフにした和菓子。

シャガール・ブルーと呼ばれる
神秘的で印象的な青は
シャガールにとって
幸福を表現しているという。 

ユダヤ人として生まれ、
過酷な戦争時代も経験し、
迫害されて亡命し、
最愛の妻の死も乗り越えて、
決して平穏な人生とは言えない。

シャガールにとってのブルーは、
一般的にイメージされる
憂うつなブルーではなくて、
すべてをやさしく包み込んで、

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