働く母に甘えられない子の思い
子どものころ、母はとてもいそがしそうだった。
誰よりも早く起きて父と畑に行き、朝ごはんのしたくも後片付けもして、
農作業、掃除、買い物、お昼ごはん、夕ご飯のしたく、後片付けも、
お風呂も幼いころはまだ薪で炊いていたので、スイッチ一つではなく、
お風呂を沸かすという作業もあった。最後にお風呂に入って、最後に寝る。
お母さんはなんて大変なんだろうって思っていた。
だから、できるだけお母さんを困らせないように、できるだけお母さんに面倒をかけないように、甘えることを遠慮していた。し