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#コミュニケーション
高齢者は賢人でも人格者でもない、ただの人
年を重ねるほどに色々な知識や経験が増えていく。
年を重ねるほどに人間として厚みが出つつ、柔和にもなっていく。
――― と思っていた時期が私にもあった。
しかし、いざ自分が年を重ねてみて分かったことは、人間としての厚みもなければ柔らかくもなっていないことだ。
確かに生きいる分だけそれなりに知識や経験は増えているが、それが自分の人格に反映されているかと言えば自信がない。
さらに高齢者介護の仕
高齢者に"イラっ"としてしまう理由
高齢者介護サービスのお客さんは、当たり前だが高齢者である。
普通であればお客さんに対して怒鳴ることはない。
しかし、そのお客さん(高齢者)に対して声を荒げる介護スタッフはいる。「何で分からないの!」「もぉ~、早くしてよ」といった感じだ。
忙しいのは分かるが、声を荒げるのはいささか問題である。他の仕事であれば、どんな理由があってもお客さんを怒鳴るなんてあったら大問題になる。
もちろん、介護サ
会話だけが介護のコミュニケーションではない。細やかな「声掛け」により本当の信頼関係を得よう
介護の仕事は、利用者たる高齢者とコミュニケーションが必須である。
このように言うと「自分はコミュニケーションが苦手」「高齢者と何を話していいか分からない」と悩む介護者は少なくない。
確かに利用者との会話を通じたコミュニケーションは、介護において1番多いのは確かである。そのため、利用者と楽しそうにおしゃべりしている介護者は優秀であるように見られる。
――― しかし、コミュニケーションとは会話だ
噂話やゴシップ、陰口を言わないだけで認知症予防になる
噂話、ゴシップ、陰口などを好む人は、そうでない人に比べて認知症になるリスクが3倍に跳ね上がるという研究結果がある。
逆に言えば、これらを避けるだけで認知症予防になるということになる。
だから、噂話やゴシップ、陰口を言わないようにしよう。
――― と言っても、多くの人たちはこの手の話が大好きだ。
正確には「他人の」噂話やゴシップ、陰口が大好きなのだ。
何の確証性もなく発信元も不明で、自分が