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No.235【アドラー心理学】悩みを解決!○○を切り離すといい!!
こんにちは。
オンラインダイエットコーチ
メンタルフィットネスコーチ
新井浩太(こうた)です。
さて、アドラー心理学を学んでいるので、今日もそこからの気づきや考えたことを書きます。
アドラー心理学は「各個人がどのように考えて取り組めば、みんなが幸せになれるか」と、考えられた心理学です。
今日は、多くの方が悩まれている人間関係について書きました。
何かの気づきを得ていただくことができたら幸いです。
課題の分離
ほとんどすべての人が、何かしらの人間関係の悩みを持たれていると思います。
悩みの種類は様々だと思いますが、一つに自分の問題ではないのに、自分の問題だと考えてしまって悩んでいるケースがあります。
アドラー心理学でいうところの、課題の分離が出来ていない状態です。
課題の分離とは「これは誰の課題か。この課題の最終的な責任は誰が負うか」を考えます。
自分の課題と相手の課題をしっかりと分けて考えることです。
これが出来ていないで悩んでいる人が多いように思います。
とくに感情的な結びつきの強い親子関係で悩んでいるケースが多いように思います。
「子供の発育で悩んでいる親」
「子供の性格やクセが気になる親」
「子供の学校の成績が悪くて悩んでいる親」などですね。
子供がいない人でも、この課題の分離を理解すると人間関係での悩みは少なくなると思います。
この課題の分離ができていない人は、大きく分けて2つの心理パターンがあると思います。
相手への愛情が強いパターンと、相手を支配や管理したいパターンです。
1つずつ簡単に説明しますね。
まずは相手への愛情が強いパターンです。
これは相手が失敗しないように、傷つかないように、と相手から依頼がないのに勝手に手出しをして、課題に首を突っ込むパターンです。
相手は助けてもらうと楽ができるので、その助けに依存するようになります。
そして相手は自分で解決をする力が養われないので、なかなか自立できません。
その結果、相手自身の力で乗り越えないといけない課題に対して、自分はずっと向き合い続けないといけなくなり、辛くなったり苦しくなるんですよね。
それって相手を想って始めた行動ですが、相手には「あなたには自分で課題を乗り越える力はありません」と言葉では発していなくても、伝えていることに気付いた方がいいと思います。
その場は、やってあげている自分は自己陶酔できて、やってもらえている相手は関心を持ってもらえていると所属感を感じて、それでいいのだと感じてしまいます。
しかし最終的には、ずっと手助けをし続ける自分と、自分の課題を乗り越えられない相手が作り上げられて、誰も幸せになりませんからね。
ちなみに、このように親の過干渉で育った子供は「甘やかされて育った子供」だとされて、大人になると自分の思い通りにならないと怒り、それを相手のせいにする依存した性格の神経症者になる可能性が高いとアドラーは言っていました。
そして、もう一つの相手を支配や管理したいパターン
これは自分の考えや価値観を相手に押し付けることですね。
「何でこうしないんだ」「こうすればいいんだ」などと言って、相手を自分の思い通りにコントロールしようとするパターンですね。
そのようにされても、自分の考えを持った人がいう事を聞くわけがありませんからね。
それで自分はずっと支配や管理が出来ず、勝手に悩んでしまっているんですよね。
この場合は、考え方や価値観は自分と相手は違うことに気付いた方がいいと思います。
自分は相手に執着している状態ですから、自分がずっと悩み続けるということですね。
そしてこのパターンで親に育てられたり、そのような環境にいる人は窮屈に感じますね。
こちらもやはり、誰も幸せになりませんからね。
だからと言って、自分は相手に対して無関心や放任が良いというのではありません。
それは考え方が極端すぎます。
相手に関心を示し続けて、いつでも手助けが出来るように準備をしていればいいんです。
支援が必要だと相手から依頼があった時、すぐに手助けをすればいいだけなんですよね。
大事なことは、関心(応援)、支援、見守りというスタンスです。
自分の人生は自分で責任をとらないといけませんよね。
というか、誰かが責任をとれるはずがありません。
子供が小さいときは、子供自身だけで全ての責任をとることは難しいですから、親が一緒になることが必要です。
だからと言って、全部の責を親が負う必要はなく、半分半分くらいが良いと思います。
アドラーはこれを共通の課題と言っていました。
多くを親が負うと、子供に対して「あなたには課題を乗り越える能力がない」というメッセージになってしまいます。
ですから、関心(応援)、支援、見守りというスタンスなんです。
なかなか問題の渦中にいると、問題ばかりに目がいってしまい本質が見えなくなってしまうと思います。
ですから問題が起きた場合の考え方として、課題の分離を持つといいと思います。
「これは誰の課題か。この課題の最終的な責任は誰が負うか」ですね。
今日は親子の話を中心にしましたが、課題の分離は夫婦や恋人、友人関係や職場関係など幅広く適用できます。
自分が直面している問題や悩みに対して、課題の分離という側面からも一度考えてみるといいかもしれませんね。
僕もまだまだですが、そのような考えをしてみんなが自立して自分らしく自由に生きて幸せになれるといいなと思います。
ということで今日は以上です。
これからもアドラー心理学を学んで実践して、自分らしく強く生きていきたいと思います。
今日の記事で、少しでもあなたの勇気にエネルギーを注げたら嬉しいです。
同調圧力を押し付けようとしたり、上下関係をつくろうとマウントを取る人、権力を振りかざす人などに屈することなく、共に自分らしく強く生きましょう!!
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます☆
また明日(^O^)/
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