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No.216【アドラー心理学】言い訳だらけの人生から卒業するための自己心理

こんにちは。

オンラインダイエットコーチ
メンタルフィットネスコーチ
新井浩太(こうた)です。

さて、アドラー心理学を学んでいるので、今日もそこからの気づきや考えたことを書きます。

今日は言い訳をしてしまう心理、「自己欺瞞(じこぎまん)」についてお伝えしていきます。

言い訳をしないで行動を起こしたいなどと思っている方に読んでいただけると嬉しいです。

もちろん他の方に読んでいただいても、同じように嬉しいです。

自己欺瞞(じこぎまん)って?

突然ですが質問です。

あなたは、
「やるべきことは分かっている。でも出来ない」
といったことってありませんか?

日常の些細なことから、人生の指針を決める大きなことまで様々あると思います。

誰でも多かれ少なかれ、何かしらあると思います。

その出来ないことに、必ずセットになる言葉があります。

「でも」「だって」「どうせ」などの言い訳ワードですね。

人間は言い訳の天才ですから、やらない理由、できない理由はいくらでも作り上げることができます。

アドラーはこの「やるべきことだと分かっていてもやらない」ということを「自己欺瞞(じこぎまん)」と表現していました。

英語ではself-deceptionといい、自分を欺くことと訳すことができるそうです。

ある行動をしなければならないと分かっているのに、自分に嘘をついてその行動を起こさない、回避するということですね。

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どうして自己欺瞞になってしまうのか

この自己欺瞞になってしまう理由、やらないための言い訳をしてしまうにはワケがあります。

それは「勇気」が挫かれているからなんです。

アドラー心理学がいう勇気とは「自分にはそれをやる能力がある」「自分には支えてくれる仲間がいる」と感じられていることです。

ですから、勇気が挫かれている状態というのは「能力がない」「仲間がいない」と感じていたり、「自分ではない、他の誰かがやってくれるだろう」と甘えていることですね。

もしかしたら、「そもそも本当はやらないでも良いと思っている」という事も考えられます。

しかし、それは潜在意識と話が今回と変わってきてしまうので、今日のところは割愛して、またの機会でお伝えできればと思います。

それで、自己欺瞞になってしまう理由ですが、きっとこれまでの人生が影響していると思います。

出来たところを認められる加点評価ではなく、出来ないところを指摘する減点評価を経験し続けて、自分には能力がないと思っているのかもしれません。

出来ないことを指摘されて、自分には一緒に頑張ってくれる仲間がいないなどと、孤独を感じているのかもしれません。

親が自分が失敗しないようにと、必用以上に手をかけてくれて、自分でやり遂げたと感じた経験が少ない。

最終的な最も大きい責任問題を自分がとらないでも許されるような環境できた、など様々なことが考えられます。

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自己欺瞞にならないためにどうすればいいか

勇気が挫かれた状態で、自己欺瞞になってしまう理由は、人それぞれで何が原因か分かりません。

人の行動を決めている性格は、これまで経験してきた全てが複雑に絡まりあって、現在に至ります。

家族構成や家族環境、社会環境や文化などから、ある程度の予測は出来るかもしれません。

しかし同じことを経験しても、それに対する反応は人それぞれ千差万別ですから、何が原因になっているかを知ることは到底できません。

そして、それらを考えることには意味がありません。

原因を探す必要はないんです。

大事なことは
「今、どう決断するか。どう行動するか」です。

変えられない過去を考えたり、変えることが難しい性格分析をしても、出来ることというのは結局のところ、それを言い訳にすることだけなんですよね。

そうすればきっと多くの人は納得してくれますが、それらこそ典型的な自己欺瞞です。

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不完全な自分と不完全な相手を受け入れる勇気

自己欺瞞を知ってしまうと、言い訳をすることが出来なくなります(笑)

アドラーは「不完全な自分を受け入れる」と言っていましたが、本当にその通りだと思います。

完全無欠のパーフェクトヒューマンは、オリラジの中田さんくらいしかいません。

※懐かしい(^^)☆

大人でも、出来ることと出来ないことはあり、得意不得意があります。

何でも最初から平均点以上とれるはずがありません。

むしろ、出来ない方が当たり前じゃないですか。

一体、何なんでしょうかね。

できないといけない、失敗してはいけないというような雰囲気。

やるべきことは、
「不完全な自分を受け入れて、言い訳せずにJust DO It」だと思います。

出来ないで当然、失敗して当然というスタンスで、ベイビーステップで少しずつ前へ進んでいければいいんだと思いますけどね。

不完全な自分を受け入れるのと同じように、不完全な相手も受け入れる。

それで一緒に励まし応援し合って「自分のやるべきこと」に取り組むのが良いのではないかなと思います。

そうやってみんなが一緒になって、自分達が思い描く明るい未来に向かって歩いていければいいと思います。

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ということで今日は以上です。

これからもアドラー心理学を学んで実践して、自分らしく強く生きていきたいと思います。

今日の記事で、少しでもあなたの勇気にエネルギーを注げたら嬉しいです。

同調圧力を押し付けようとしたり、上下関係をつくろうとマウントを取る人、権力を振りかざす人などに屈することなく、共に自分らしく強く生きましょう!!

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます☆

また明日(^O^)/

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