#9_散歩が悩んでいる人にいいのは、なぜ?
「心のストレッチルーム」前田泰章です。
今回は、散歩が悩んでいる人に効果があるのはなぜか?についてのお話です。
夕方になると、散歩をする人をよくみかけます。
犬と一緒に散歩をしている人もいれば、夫婦仲良く散歩をしている人もいます。
散歩を毎日の習慣にしている人に話しを聞くと、「ストレス発散になるんです」「散歩をすると、頭がすっきりするんです」といいます。
私は、脳科学を学ぶようになり、その真相を知ることができました。
その一部をご紹介したいと思います。
まず、悩んでいる人の特徴です。
悩んでいる人は、いつも同じ脳の部位ばかりを使っています。
「どうして、いつも人間関係がうまくいかないんだろう?」
「どうして、気分が落ち込むのだろう?」
「どうして、私は自信を持てないんだろう?」
「どうして、私はダメな人間なんだろう?」
「どうして?、どうして??どうして???・・・」
こんな感じで、悩んでいるときというのは、常に同じような考えが頭をグルグル回っていませんか?
同じ脳の部位しか使っていなければ、同じ考えや行動しか起こせないので、悩みから抜け出せるはずがないのです。
では、どうすればいいのでしょうか?
散歩をすると、体が移動するので、五感から入ってくる情報がリアルタイムに変化します。
その情報を処理するために、脳のさまざまな部位が活動します。
普段使っていない脳の部位を使うのが、脳にとっての癒しとなるというわけですね。
また、「足は第2の心臓」ともいわれるように、歩くと足の裏に様々な刺激が入ります。全身の血行もよくなり、新陳代謝が活発になるのです。
その結果、大脳の働きをよくすることにより、
になっていくのです。
うつ病の治療に、散歩はカウンセリングと同程度の効果があることが、最近の研究でわかっています。
まさに、カウンセラー顔負けの効果ですね。
いかがでしたでしょうか?
散歩が悩みにいい理由をまとめると、次のようになります。
(前田泰章)
散歩をすると、五感からさまざまな刺激がはいってくる。
「足は第2の心臓!」歩くと全身の血行がよくなる=新陳代謝UP!
新陳代謝がよくなると、大脳の働きが活発に=心が元気になる!
心のストレッチルームでは、話を聴くだけではない「問題解決型カウンセリング」をおこなっています。
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