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短編小説・シナリオ

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読み切り物の短編です。サクッと読めます。 眠れない夜にぜひ(:3_ヽ)_
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#私の作品紹介

「気にしない」じゃなくて、「味方がいることを気にする」こと。

「気にしない」じゃなくて、「味方がいることを気にする」こと。

いと…ミュージカルスタジオの講師。
美和…ミュージカルスタジオに通う、中3の女の子。

寒さが目立つ1月の夕方。
レッスン後のミュージカルスタジオ。
スタジオの掃除をしている、いと。
そこに突然、温かい恰好をした美和が訪れる。

美和「いとさん~」
いと「あれ、美和ちゃん、どしたん?」
美和「いや、ちょっと、」
いと「あ、そうだ、忘れ物でしょ!」
美和「はい~、すみません。」
いと「中入り。」

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朝必ず掃除をする、礼儀正しい小学生の話【5分シナリオ】

朝必ず掃除をする、礼儀正しい小学生の話【5分シナリオ】

ここはとあるミュージカルスタジオ。
小学生から高校生までが、なりたい自分になれる場所として通っている。
今日はいつかの秋の水曜日。今日のレッスンは18時から。
スタジオの1番の新人である中学3年生の亜冬なずなは、いつもみんながスタジオに来る前に自主練をしている。のだが…
時刻は17時。今日は違うメンバーが来て、先に掃除をしているみたい。
小学6年生の凛川あまねだ。

あまねは、高めのツインテールを

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友達の誕生日計画を誰よりもワクワクしながら立てる、中学生の話。

友達の誕生日計画を誰よりもワクワクしながら立てる、中学生の話。

ここはとあるミュージカルスタジオ。
小学生から高校生までが、なりたい自分になれる場所として通っている。
今日はいつかの秋の火曜日。今日のレッスンは18時から。
スタジオの1番の新人である中学3年生の亜冬なずなは、いつもみんながスタジオに来る前に自主練をしている。
時刻は17時。今日もスタジオの電気は、なずなのために少し早くからついている。

なずなは床にノートを置き、胡坐をかきながら何かをメモして

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ずっと好きだった幼馴染が転校をする、高校生の話。【5分ショートショート】

ずっと好きだった幼馴染が転校をする、高校生の話。【5分ショートショート】

幼馴染の急な転校が決まった。
今朝の、登校中に言われたんだ。

「実は来週、引っ越すことになってさぁ」

いつも通り混んでいる電車の中で、吊革につかまって並んで立っていた私たち。
朝テストの英単語長を見て、必死で頭に英語を詰め込んでいた私を横目に、余裕そうな顔で彼女はそう言った。

最初は、冗談かと思った。
けど、いくらほっぺをつねっても痛いし、体育で転んだひざの擦り傷もヒリヒリする。おまけに帰宅

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校長先生の話がなぜ長いのか、本気で考えた中高生の話。【シナリオ】

校長先生の話がなぜ長いのか、本気で考えた中高生の話。【シナリオ】

とある休日のマクドナルドの店内席にて。
学校はバラバラだが、同じミュージカルスタジオに通うという共通点を持つ、ゆうり(中3)、祭(高1)、輝(高2)は、ポテトとバーガーとナゲットを囲み、談義に華を咲かせていた。

ゆうり「…なぁ、」
輝「うん?」
ゆうり「何で校長の話って、あんな長いんだと思う?」

祭、ポテトを一本食べる。

輝「唐突だな。」
祭「唐突だに。」
ゆうり「いや、そう思わん?わたし全

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なぜ台風が週末にしか来ないのかを真剣に考える、中学生の話。【シナリオ】

なぜ台風が週末にしか来ないのかを真剣に考える、中学生の話。【シナリオ】

今日は金曜日。明日からは台風の予報。
学校帰り、習っているミュージカルスタジオに向かっている中学生のなずな、ゆうり、深雪。
スタジオの最寄り駅をおり、何となく雲行きが怪しいと思いながらも、のんびり談笑しながら歩いていたら、急に大粒の雨に降られる。
傘を持っていなかった3人は、2、3分ほど雨を避けながら走り、スタジオに駆け込んだ。

なずな「ひゃー!降られたね。」
深雪「ほんと、スタジオまで後少しの

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秋の訪れに将来の不安を重ねる、女子大生の話。【ショートショート】

秋の訪れに将来の不安を重ねる、女子大生の話。【ショートショート】

なんだかいつもより肌寒い。
そう思いながらその日は目を覚ました。
いつもかろうじてかけてる薄い夏用の掛け布団がベッドから落ちてしまったかと思ったけれど、そうではなさそう。しっかり私の肌を守るように、首から足先までかけてある。
あと10分は寝れたのに。
私はため息するための息をためようと、鼻から思い切り息を吸った。
…あれ、匂いが違う。
驚いた私は、目をパッと開けて、窓の方をみる。
私は2度寝するの

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新しい秋の始まりに心躍らせる、双子の小学生の話。

新しい秋の始まりに心躍らせる、双子の小学生の話。

「「いってきまーす!!」」

そう言って、家を駆けだす二人。
小学4年生の双子、宮路うい と 宮路ゆい。
勢いよく駆けだした”ゆい”と、マイペースにしっかり靴を履いてから、玄関を出た”うい”。

ゆい「びゅーん!!」
うい「ちょっと待って、ゆい!…(風が吹く)うぉお、さぶっ。」

二人のもとに、冷たい、透き通った風が通る。

ゆい「ん、この風…!!」
ゆい・うい「「秋だ!!!」」
ゆい「(あたりの

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ディズニーランドで本物の夢を見つけた、中学生の話【ショートショート】

ディズニーランドで本物の夢を見つけた、中学生の話【ショートショート】

心を奪われる、とはこのことなのか。
この前国語の授業でやったけど、全然意味が分からなった。
心はずっと、自分のものだと思っていた。
けど今は、完全に彼らに奪われている。
私のすべての感情が今、彼らに向けられている。

中学2年生の夏の終わり、私は吹奏楽部を辞めたかった。
小学生の頃からトランペットを習っており、その影響でなんとなく小学校で器楽クラブ、中学校で吹奏楽部に入部した。
今年の夏、私は初め

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オンライン授業でひとめぼれをした、女子大生の話【ショートショート】

オンライン授業でひとめぼれをした、女子大生の話【ショートショート】

「うわー、かっこいい…」

…いけない、思わず声に出てしまった。
音声はミュートになっていただろうか。…大丈夫そうだ。

ダークブラウンのベリーショート、いや、ショートウルフなのかな?
前髪は少し短めのセンター分け。
メイクは薄めだが、オレンジ色のアイシャドウをアイホールたっぷり塗っているのが艶っぽい。
顔の輪郭もシュッとしていて、これは間違いなく、美人の類にも、イケメンの類にも入る。
私はこのイ

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生きることすべてが面倒臭くなっている大衆派女子高生の話。【ショートショート】

生きることすべてが面倒臭くなっている大衆派女子高生の話。【ショートショート】

今九州に台風がいることも知らずに、Twitterで「台風どこ」とか呟いちゃう関東のみなさんこんにちは。
ほんと、世間知らずで恥ずかしい。同じ関東に住む者として代わりに謝らせていただきたい。ごめんなさい。

しかしまぁ、今日はよく晴れているな。
明日からひどくなるんだっけ、こっちの方は。
何で今日夜からバイト入れたんだろう。帰り道大丈夫かな、電車とか止まってなきゃいいけど。

学校が休みの日は、正直

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午前6時、早起きしてしまった少しセンチメンタルな私と、それに向き合う私の話。

午前6時、早起きしてしまった少しセンチメンタルな私と、それに向き合う私の話。

デジタル時計は午前6時13分をさしている。
今日は日曜日。早起きしすぎたな。
昨夜はなんだか眠くもないのに、22時には眠りについてしまったし、
まぁ、そりゃ早起きするか。
わたしはもう一度眠りにつこうと試みたが、カーテンの隙間から入ってくる光、少し蒸し暑い空気、なんか体がむずむずする…みたいな感覚から、もう寝ることをあきらめた。

起きよう。

今日は朝のうちにnoteでも書こうか、あーでも、読書

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温泉で、目の前の女の子に一目惚れした話【ショートショート】

温泉で、目の前の女の子に一目惚れした話【ショートショート】

一瞬、時が止まったと思う。たぶん、3秒くらい。

目の前に、温泉に浸かった女神がいる。

汗が目に垂れて、ぼやけて、見間違いかとも思った。
いや、そんなことはない。
今日はしっかり、コンタクトを装着したまま温泉に入っている。
あれは本物だ。本物の、女神だ。

ショートカットで、毛先ほんの少しだけ、湯船に入らないように結っている。ほんの少し、絵の具の筆くらいの短さだけ。
目を閉じて、頭の上にタオルを

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差出人不明のラブレターをもらい、犯人探しをした高校生の話。【シナリオ】

差出人不明のラブレターをもらい、犯人探しをした高校生の話。【シナリオ】

ラブレターなんて、16年生きてて、はじめてもらったんだ。
それはもうびっくりして。
こんな祭のことを好きって言ってくれる人がいたなんて。
差出人が不明でも、本当に、純粋に、嬉しかったんだ。
…あいつに、あーだこーだ言われるまでは。- 一高祭(高1)

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ここはとあるミュージカルスタジオ。
小学生から高校生までが、なりたい自分になれる場所として通っている。
今日はとある秋の火曜日。今日のレ

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