りある。
綺麗事だけ晒すのは
なんだか少し違うと思うから。
病状が悪い今日だからこそ
あえて記事を更新します。
現在、私の生活の9割を占めているのは
摂食障害の中でも過食嘔吐という症状。
この症状について、私が経験してきた内容を
できる限り感情を入れず、淡々と記します。
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●過食嘔吐
食べ物を大量に詰め込んでは
吐くという行為。
一度それを行えば、
脱水症状と低血糖症との戦い。
1時間ほどは、呼吸も上手くできず
酸素を上手く取り込めない。
胃のむかつき、体の痙攣、
倦怠感に襲われる。
それでも2時間後くらいには
また耐えきれない空腹感に襲われ、
飢餓状態の脳から、
生命維持の危機に基づく
“食べろ”指令が来る。
それでも適度には食べられない。
適度に食べたつもりでも、
“食べ過ぎた”という脳からのジャッジがあれば
過食、そして嘔吐に転じる。
あえて過食嘔吐ができない状況に自分を置き、
そこで通常の食事を試みることもする。
その時は、食べたことへの罪悪、
怒りや憎しみの感情に飲まれ、
精神的な“死”が待ち構えている。
吐き方も私の場合は特殊で。
外形12mmサイズのチューブを飲み込み
胃まで挿入。胃洗浄の要領だ。
この方法では食べ物の吸収を
徹底的に防げてしまうため
昔は165cm/35kgまで痩せこけ、
閉鎖病棟へ入れられた。
髪は抜け落ち、皮膚もボロボロ
よく卒倒するようになり、車椅子。
いつ心不全を起こすか分からなかった。
今はその激痩せループを回避するため、
なるべく家に篭らず、外へ出て
自分のコントロールできる量、
つまり“許可食”を食べることで
体重を維持させている。
許可食といっても、食べたあとの
精神的な“死”には、毎度心を乱される。
過食嘔吐は現在、1日/1回〜2回。
数は激減しているが、4年間、
ただの1日も、欠かしたことがない。
摂食障害は、日本厚生労働省により難病指定されている、脳の疾患である。
(こと過食嘔吐においては、発症した患者の10%は自殺している)
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摂食障害の他に、
不安神経症、パニック発作、自傷行為、
境界性パーソナリティ障害。
この子達とお付き合いするようになってから
随分経ちます。
自分が他の人と違うと感じたのは
小学校の頃からで。
家族とも、周りの友人とも
私は心を通わせることができなかった。
小学生だった頃は安直なもので
“自分は違う星から来た子”なのだと
理解していました。
未だに、夜毎見上げては
心の拠り所にしているお月様は
あの頃見つけた最も手頃な私の故郷。
そうして、“地球人役”を強いられた
私の芝居歴は、現在に至るまで続いてきました。
いつ終わるのでしょうか。
そしてその役を完璧に演じるために、
稼働し続ける精神疾患は、
いつまで続くのでしょうか。
ーー降板が先か、月に帰るのが先か。
20年間毎日、そんな事を考え、
20年間毎日、全力で生きております。
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