シェア
キズキ七星
2023年6月2日 20:44
調子に乗った、と思った。同時に、それでいいとも思えた。彼女の喜ぶ顔を見て、僕もまた嬉しくなる感覚が手に取るようにわかる。何よりも、365日のどの日よりも楽しみにしていた日。前夜、仕事が終わってからずっと、そわそわしっぱなしだった。普段は昼からの仕事で11時ごろの起床だから、早起きは辛いかとも思われたが、案外流れるように身体を起こすことができた。愛ってすげぇな、と思う。できないことが、でき
2022年12月6日 18:16
一目見たとき、胸の表面からふわっと花を咲かせるような感覚。一瞬にして身体中に根を張り巡らせ、枝を伸ばし、鮮やかな色が実る。マッチ棒を擦ったその一瞬、勢いよく燃え盛る炎のような煌めき。その対象が人間であろうとも、他のどんなものであろうとも、一目惚れというものは確かにある。一心不乱に見つめ、目で追いかける。その人だけが、それだけが、周りの光を全て吸収してしまったかのような輝きを得る。目を奪われる
2022年11月24日 18:09
天国には7つの階層あって、その最上階には神様がいる。最上階の天国。最大級の幸せ。セブンス・ヘブンは「すっげぇ幸せ!」って意味があるスラングらしい。7つの階層の最上階ってどんなところなんだろう。すっげぇ幸せ! ってどんなものなんだろう。神様がいるところなんて気を遣って疲れてしまいそうだけど、そこからの景色は眺めてみたい気持ちはある。経験したことあるんだろうか。すっげぇ幸せ! って感じたこ
2022年11月7日 19:44
いつかは終わりが来る。そんなこと、誰しもがわかっているはずだ。それでも、僕たちは、終わりが来ないかのように、終わりに気が付かないふりをして笑っている。喜んでいる。苦しんでいる。誰かを好きになることは容易い。一目惚れとか、目で追っていたとか、情が湧いたとか。誰かに好きと言って。誰かに好きだと言われて。あぁ、わたしも好きかもなんて言って。付き合って、別れる。キスから始まることもあれば、セック
2022年9月1日 20:15
恋人は何故こんなにも愛おしいのだろうか。そもそも、愛おしいってなんだろう。分からないけど、愛おしいと感じるものはたくさんある。本、日の出、布団、犬、ぬいぐるみ、友人、猫、そして恋人。たくさんの愛おしいに囲まれた日常を、平然と日常だなんて言っていいものだろうか。そうだな、もっと特別で絢爛たるものなのではないか。改めてそう認識すべきものではないだろうか。愛おしい日常への審美眼を持ち合わせておく
2022年7月26日 20:17
二ヶ月も前の話なんだけど、恋人の生誕祭をした。21歳おめでとうの日。金ねぇ金ねぇって言う割に恋人へのプレゼントには極限まで使ってしまう、その先の金欠を無視するムーヴ。去年も今年も、誕生日のあとの財布は痩せっぽっちになった。誕生日とか記念日にはお手紙を書くのだけど、恋人には文章を書くことを売りにしてるから毎度気合が入る。だけど、読み返すとクサすぎて読んでられない。もっと、ふわふわした文章書
2022年6月4日 15:59
アドラー心理学によると、確かにそうかもしれない。自分らしく、ありのまま振る舞うことの出来る恋愛は、それが本当の愛を育んでいる恋愛と言える気がする。世の中には様々な人がいて、「恋人に尽くしたい」と思う人はいることだろう。まぁしかし、そうは言っても、「尽くす」=「無理をする」ということでは無いはずで。僕も過去には、「尽くす」=「無理をする」もんだと思っていた時期があるけれど、今となっては、
2022年3月13日 22:16
僕たちはどれだけ失敗しようとも、また次の恋を始める。「もう恋人はいいかな〜」なんて言いつつも、新しいトキメキに撃ち抜かれる。2年前の今頃、大失恋をした。あの恋路の終わりにそんな大それた名前を付けたくもないけれど、あの時期は僕の人生においての大きな分岐点だったと思う。あの恋をしている時、所謂 "恋は盲目" 状態に陥っていた。悪い意味で、「誰になんと言われようと好きなんだ!」みたいな。
2022年2月4日 18:50
1.27 10:10PM先日、1ヶ月ぶりに恋人と遠出してきた。片道3時間。運転は好きなので別に大したことはないのだが、やはり肩と腰への負担が絶大。(何歳?)ヴィソンとやらへ行ってきたわけだが、結果よく分からないところだった。批判しているわけではなく、一個人の感想としてそう思った。インスタ映え施設なん? って感じで、しかし未だ建設中らしく。これ男だけで来ても面白くなくね? と思って