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やりたい事が多すぎて、計画倒れしがちな人に読んでほしい記事。

先日、インスタライブをやった。

いや違う。やらせていただいた。

ひとりで喋るにしても、何か話題がなければ30分はさすがにもたない。何もなくても喋り続けられるような人間でもない。

そう思って、読者さんからの質問を集めさせてもらった。すると心優しい方々から全部で7つの質問が寄せられた。

…ありがてぇズラ。

「時にマジメに、でものらりくらりと」が私の生き方(いま作った)であるから、程よ〜いテイストでお答えすることを念頭にしゃべったはいいものの、ひとつ個人的に反省だなぁ、と思うような質問があった。


▶︎現役高校生noterさんからの質問

▶︎質問の内容(要約)

→計画倒れしない、上手な予定の立て方を教えてください!
▶︎インスタ配信中の私からの回答

→みなさん、どうでしょう? 計画倒れは、した方がいいんじゃないかと思いません? 計画倒れしてこその人生でしょう、と個人的には思うわけです。
なにを偉そうに


▶︎配信をまだご覧になってない方はコチラ


……

ちょっと、待て。

この回答はいくらなんでも…

かわし過ぎだ。

つまらんぞ。せっかく質問をくださった現役高校生noterさんに失礼じゃないか。


と、深い反省をした私だから、
この記事では「計画倒れしない予定の立て方」について、逃げずに真正面からがっぷり四つで組んでみようと思い、スマホをペチペチとやることにした。現役高校生noterさん、見ててください。ここに解き放ちます。


▶現役高校生noterさんのアカウントはこちら



と、いうわけで以下に「計画倒れしない予定の立て方」について、7つのステップに分けてスルスル行ってみようと思う。


れっつら計画!


▶︎1.まずは計画、予定を書き出す

今、自分の目の前にある計画、予定、それから将来やりたいことを書き出していこう。

私は32歳であるので、現役高校生noterさんに寄せて、自分が受験を控えた「学生」であると仮定して書き出してみる。「もしも私が学生なら」と、適当に書いてみる。ここでは8項目だ。


▶︎2.重要度で点数をつける

書き出した8つのうち、これは今の自分にとって、あるいは将来の自分にとって、とても大事だなぁ、と思うことに従って「重要度」を100点満点でつけていく。ざっくりでいい。

※数値はここでは適当


▶︎3.緊急度で点数をつける

次に同じ要領で、8つの項目について「緊急度」を100点満点でつけていく。その計画、予定、やりたいことは「急ぐのか?」それとも「急がないのか?」である。

緊急度については自分の中で指標を作るといい。「3日以内にやり切らないと世界が終わる」みたいなものを80点以上に設定するなどだ。


▶︎4.マトリクスを作る

ここまで出来たら、もはや終わったようなものである。「重要度/緊急度マトリクス」の座標に、各項目を振り分けていくのだ。


▶︎5.マトリクスの見方

マトリクスは右上からぐるっと第一象限〜第四象限に分かれる。以下の図のような具合だ。それぞれを解説すると、

・第一象限_図の右上
(重要度が高く 緊急度も高い)


これに関しては、もうほっといてもやる。夏休みの宿題をやらずに最終日を迎えた小学生みたいな感じなので、これらは泣きながらでもやろう。

ここでは「受験勉強」のポイントが最も高い。こういうのは必ずやる。「恋愛」も人にはよるが、ほっといても恋に落ちる時は落ちるし、落ちない時は落ちない。
・第二象限_図の左上
(重要度が高く 緊急度は低い)


ここが1番のクセ者である。なにせ頭では重要だと分かっているのに、緊急度は低いからだ。「ダイエット」などがここに当てはまる。「分かってるんだけど始められないんだよね」の第二象限である。

ここでは「コミュ力の向上」「noteの執筆」「友だちと遊ぶ」「英語・中国語の勉強」が振り分けられているが、たしかにどれも始めるのに腰が重い。腰が重い作業を始めるために必要な対策は後述する。
・第三象限_図の左下
(重要度が低く 緊急度も低い)

ここに来たやつは、もはややらない。社会人になってからこのマトリクス法を活用して、この第三象限に何かがあれば、爆弾ゲームのように躊躇なく誰かにぶん投げることを覚えよう。

「読書」は大事そうだが、タイミングにもよるし、何よりこの記事の数値は私の主観が入っているからあまり参考にしてはいけない。「SNSの運用」なんてやらなくていい。ほっとけ!(知らんけど)
・第四象限_図の右下
(重要度が低く 緊急度は高い)


友だちからLINEが来て「ねぇ、今からサイゼ行こうよ」みたいな突発的な事項がここに入る。ここに関してはただ捌いていけばいいだけなので、「え、サイゼ? 行く行く」と言っておけばOK。

ちなみに、この記事では特に該当項目がなかった。

さあ、最後はクセ者である「第二象限」との向き合い方を紹介して終わろうと思う。

第二象限にくる多くは「ダイエット」「早寝早起き」「資格勉強」「語学学習」「定期的な運動」など、大事だとわかってるんだけど、なかなか手が回らないというものであることが多い。

意志が強くなければできないのか?
いや、そんなことはない。


▶︎6.第二象限との向き合い方2つ

重要度が高いけれど、緊急度が低いもの、先にも書いたがこれがクセ者である。どんなものがあるだろうかと、もう一度書いてみると、

・ダイエット
・早寝早起き
・誰かに感謝を伝える
・定期的な運動
・語学の勉強
・資格の勉強

このあたりが浮かんでくる。
どれもたしかに重要度は高そうだが、しかしどれも緊急性はない。緊急性がないからこそ私たちは「先送り」にしてしまうのである。


と、いうわけなので、この第二象限にある物事への対処法を2つ書く。

●対処法1.「ルーティーンに組み込む」

ルーティーンにしよう。いつかやろうではいつまでもやらないので、スタートしてしまう。そしてそれをルーティーン(習慣)に落とし込むのである。ポイントは「まず始める」「21日間続ける」である。習慣化のノウハウについてはいつか書きたいところ。私もnoteはこれで毎日投稿が出来るようになった。

●対処法2.「期限を決める」

緊急度が低いからこそやらない。ならば緊急度を上げてしまえばいい。第二象限→第一象限にスライドさせるのだ。「いつまでに痩せる」「いついつの試験を受ける」「あのマラソン大会に出る」などと、その項目のデッドラインを決めるのである。

そして、それをSNSなどで「宣言」する。こうすると逃げ場がなくなるので良策である。Youtubeでは「はじめしゃちょー」がよくこのやり方を採用している。1年間腹筋とかね。私も何かを宣言したいが、後に引けなくなるのが怖いので言わない。

▶︎7.具体的な行動計画

以上をまとめると、書き出した8つの項目について「明日から具体的にどう行動に落とし込むか?」というと、こうなる。


▶︎おわりに

と、ここまで書いてきたのだが、ステキなビジネスマンであればお気づきだろう。これは名著『7つの習慣』の中から拝借したものである。

私自身、約7年前にこの本を読んで「なるほどなぁ」となったことを覚えてるいるし、いまだにこんな具合で書ける。


現役高校生noterさん、いや、みなさん、これが計画倒れしない予定の立て方の回答です。なんかズレてる気はしますが。

そしてこれが全て「正しい」というわけではありません。が、おそらく人類普遍の原理として、幅広いビジネス環境で活用されている考え方なので、ぜひ体得していただきたいところ。


ただ、個人的には、やっぱり、

「計画倒れしてこその人生でしょ」

と思ってるところはあるので、このノウハウに関しては全く実践していない。


え?

もう一回言う。


私はこれを全く実践していない。


現役高校生noterさん、すいません。

ダメな大人です。

〈あとがき〉
とはいえ、このノウハウを活用しているのも事実なわけです。むかし、とある経営コンサルタントから、Excelに関数を打ち込んで、事業の優先度をはじき出すという画期的なノウハウを聞いたのですが、すっかり忘れてしまいました。こういうところです。この記事、やたら「7」が出てくることに気づきましたか? ふふふ。今日も最後までありがとうございました。

▶ノウハウ系が好きならこちらもおススメ

<引用>
この本を読み終わった後に「尊敬する人は誰?」と聞かれたら、間髪入れず「ベンジャミン・フランクリンですが?」と半にやけで言えるようになる。半にやけだ。




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