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育児あれこれ~娘が社長で私が専務、夫ヒラ~

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育児のトレンド、問題点、楽しさ、ハックなどの考察をつらつら。 また、ワーママ2年生として2016年7月生まれの娘との日々、夫とのツーオペ育児、夫婦のパートナーシップについて個人的…
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記事一覧

「いのちの重さ」の実感値

「いのちの重さ」の実感値

来月で3歳になる娘は、2歳児としてのラストスパートをかけているのか、思考と言葉が加速度的に成長している。

まだまだ発音自体がつたなかった少し前は、単純な「これなあに?」に付き合っていればよかった。
しかし、モノの名詞限定だった質問バリエーションは、あれよあれよと高度になり、理由や関連性、そのものがもつ意味合いにまで及んでいる。

これは同時に、親に求められる「説明スキル」が爆上がりしているわけ

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夜を捕らえる

夜を捕らえる

2歳半の娘は夜更かしキッズだ。
平日は保育園で2~3時間グッスリ昼寝をしてくるので、夜中近くまで起きている日もある。

ちなみに目覚めるのは7時。
むごいときは5時半。このむごさたるや、伝わるだろうか。

そんな、むごめの朝。
玄関マットの上に、お風呂遊び用の金魚すくいのポイ(アミみたいなやつ)と、おままごとのバナナがおいてあった。

パパッと片付けてしまってもよかった。
しかし、ふだんは浴室のオ

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きみたちのエクスプレス号

きみたちのエクスプレス号

『夢中になれることが、いつかキミをすげぇヤツにするんだ!』

往年の大ヒットアニメ、ドラゴンボールZのオープニングテーマ曲の一節。

私はこのメッセージが、子供向け番組の冒頭で力強く歌唱されたことに、ちょっとした感動すら感じている。

「好きこそ物の上手なれ」という表現が古くからあるように、好きな気持ちがあるもの、モチベーション高く取り組んだものは結果がでやすい。
この示唆に、私は強く同意する。

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個性と普通とオヤゴコロ

個性と普通とオヤゴコロ

親になると、大概の人は我が子にいくつか願いを託す。

健康で元気に暮らしてほしい。
明るく誰からも好かれる人であってほしい。
好きなものや夢中になれるものをみつけてほしい。
苦労の少ない、順風満帆な人生であってほしい。

他の人にはない、その子だけの強みや特技、「個性」という名の武器を持ってほしいと望む。
ごく自然なことだ。

そのほうが人生が楽しくて、夢中になれるもの、この道だと確信できるも

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なぜ芸能人の育児論は炎上してしまうのか

なぜ芸能人の育児論は炎上してしまうのか

お笑い芸人、品川庄司の庄司智春さんの育児に関するインタビュー記事を読んだ。

記事の中で庄司さんは以下のように語っている。

「本当に父親になった、俺も子育てしているぞと自覚したのは、息子が2〜3歳になるくらいかなぁ。息子は俺そっくりだし、生まれたばかりのときからかわいい。でも、生後すぐから2歳くらいまでの育児って、何をしてもママには絶対に勝てないんですよ」

この部分が「結局2歳くらいまでは母親

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大遅刻だよ、サンタさん。

大遅刻だよ、サンタさん。

私の実家は「サンタクロースのこない家」だった。

毎年プレゼントは買ってもらえたが、それはオモチャ屋さんやデパートでレジに並んで手に入れたもので、起きたら枕元にプレゼントが…という体験は一度もしたことがない。

「いずれバレる嘘をついても意味がない。親が買ってやったものをサンタの手柄にされるのも癪にさわる。」
物心がついたときには、すでにこう説明されていた。

私にとってサンタクロースは、

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夫が満たした"戦友の条件"

高校1年生の頃、所属していた部活の大会で、先輩が活躍したことがあり、私は文字通り、手放しで大喜びした。

すると顧問の先生が言うのだ。
「お前、そんなに嬉しいのか?」と。
無垢な私は即答する。
「はい!!自分のことのように嬉しいです!!」

若さ故にテンションが上がりやすかったことは認めるが、誓って本音だった。
しかし、先生はこう続けた。

「ふん、喜ぶなんてことはな、仲間じゃなくてもできるんだよ

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「待つ時間」もたった一度の"今日"なのだけど

「待つ時間」もたった一度の"今日"なのだけど

今年のはじめに引いたはずの「おみくじ」の内容を、まったく思い出すことができない。

おみくじはすごい。
既存の紙コンテンツで、あんなにも断定情報だらけのものは多くないし、何千倍もの紙面積とカラー印刷、デザイン性を携えた雑誌が600円でなかなか売れない中、ぴら1枚のおみくじは、200円でバンバン売れる。

「神様の近くで巫女さんから購入すること」に価値があるので、オンラインサービスに押される気配も、

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これは、勇気です。

これは、勇気です。

ほぼ日の塾5期に参加させていただいた。

予想ではピリピリバチバチな空気かと思っていたけど、しっとりとした緊張感のある、なごやかワクワクな空気感に始終包まれており、リアルイベントの中身すら、ほぼ日らしくデザインされてる~!と感動した。

具体的な塾の内容は割愛するけれど、普段からものすごくほぼ日のファン、というわけではない私も、あ、これは「場の空気」に影響されたね、と思った一幕があった。

「名前

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時短家事はだれの味方か?夫婦間の「礼儀」を考える

時短家事はだれの味方か?夫婦間の「礼儀」を考える

朝、こんな記事を読んだ。

主旨としては、女性の社会進出と並行して広まるはずの「時短家事」に心理的ハードルを感じる女性も多いよ、という現代主婦の在り方を指摘した内容だ。

Twitterでもだいぶ拡散されていたようで、いくつかの感想も目にしたが、本文中に働きだす妻に対して「子どもを最優先に、家事は今まで通りするのが絶対条件。毎日総菜とかはやめてね」と夫が発した、という記載があるため、この箇所への非

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この時間は"オモチャ箱"なのかもしれない

この時間は"オモチャ箱"なのかもしれない

noteで記事を書きだして5か月。
この度、ご縁があり、cakesにて育児コラムの連載を持たせていただくことになりました。

去年までは執筆経験ゼロの障害支援畑の人で、SNSのアカウントすら持っていなかった。
そんな情弱ちゃんな私に、この機会をくださった多くの方がいます。

コノビーへの社内異動を示唆した上司や、慣れない業務を支えてくれた人、声をかけてくれたcakesの方、そして、拙い文やツイート

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知られざる新生児育児の"地味ショック"

知られざる新生児育児の"地味ショック"

私はなにをするにも、「見通しのないこと」が苦手だ。

遠足や運動会では、しおりを熟読して、1日のスケジュールをきちんと把握しておきたかったし、家電を買ったら説明書を読みこんでから電源を入れるし、ドラクエでは皮の装備シリーズがすべて揃うまで、はじめの街を出たくない。

なので妊娠してから、出産に関してはもちろんのこと、その後の育児で起こりうる、様々な「想定外エピソード」を収集していた。

新生児のオ

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産後の抜け毛に、夫がひとこと。

産後の抜け毛に、夫がひとこと。

髪の毛というものは、恋人の頭についている時は、こんなにも愛しいのに、床に落ちた途端、おぞましいものに変わるのは、なぜだろう。

大学生の頃、辞書を片手に読んだフランス人作家の小説に、こんな一文があったことを覚えている。

詩的でなめらかな文であったのに、その生活感あふれる描写がとても気に入り、当時愛用していたルーズリーフバインダーの裏表紙に、原文を書き写して持ち歩いた。

私はこの作家の感性に、こ

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「保活」という名の消耗戦

「保活」という名の消耗戦

10月。
秋口、と呼ばれるこの季節は、私にとって、何ら不穏のない時期だった。

かぼちゃ味のスイーツを買ってみるハロウィン
ロンT1枚で出かける休日
読書の秋を言い訳に、ついつい多めに買う書籍
ちょっとだけ奮発する、夫の誕生日

ささやかながらに心地よい温度を守っていた私の10月は、産後、まったく知らなかった暗い顔を、新米母に突き付ける。

旧暦では神無月。
まさに神も仏もない、苦しく長い闘い

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