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悔いが残る1日だったな、と思いながら虫に向かって唾を吐いた。 虫が飛んだ。 地面に映った影…
夢を見ました。 僕は高校2年生でした。 高校の制服はブレザーだったはずなのに 僕はなぜか学…
ツッキーは人の話を聞かない。 いつも うんうんと言って聞いている風だけど、実は全然聞いて…
「 山菜になりたい 」と思っていたら、本当に山菜になってしまった。 山菜に幻想を抱きすぎ…
中学2年生のタクトは同じクラスのナナミに恋焦がれていた。2人は友達というほどの関係では…
昼間の夢は背景が白い。夢の中で私は世界の理想を聞かれた。夢の住人は名をユメといった。この…
私の言葉を分かる人がいない。 仲間がいない。 私の孤独や、どこかに消えていく言葉を 見える人がいてほしいと思っていた。 言葉って目に見えなくて、毎日生まれては消えていく。 音楽も、消えていく。 発した言葉を黒い液体に浸したら ずっと消えずに残るだろうか。 私は私が手に入れたアートのような世界を この感覚を 分かる人に会いたくて探した。 子供の頃は見えるのに聞こえるのに 大人になると分からなくなる。 成長しているようで五感は失われる。 ********** アオは
僕には一緒に住んでいるおばあちゃんがいた。やさしくて大好きだった。おばあちゃんは僕を「…
子供の頃は、悪い人間じゃないといけなかった。「真面目な奴は面白くない」というのが彼らの…