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カトーコーキ
2020年12月31日 10:20
ボクは、大人になってからカウンセリングを受け始め、自分が心理的虐待を受けて育った事を知った。逆に言うとそれまで、虐待に関する知識が乏しかった為、自分が心理的虐待を受けているとは思っておらず、自分は厳しい親の元で育ち、心が歪んでしまっていると解釈していた。しかし、この様に感じたのは、どうもボクだけではないらしい。というのも、暴力を伴う虐待、心理的虐待を受け
2020年12月29日 08:55
同じ環境で育っても、ウツになってしまう人、ならないで済む人が存在する。その理由をカウンセラーさんに尋ねてみた事がある。すると、こんな答えが返ってきた。「あ〜、それは感受性ですね。」「AさんとBさんでは、感受性の強さが全く違います!」カウンセラーさんの言った感受性とは、一体どういうものなのだろうか?感受性とは、外界からの刺激を受け取るアンテナの強さを意
2020年12月28日 10:43
ウツになって仕事を辞めた、家にひきこもってしまった、学校に行けなくなった、等々の人達は、どのように日々を過ごしたら良いのか?ウツは、気分障害と言われ、気持ちの部分から治療や改善策を講じる事が必要となるが、実は身体活動からも改善していく可能性があると言われている。まず、よく言われているのは、太陽光を浴びる事、規則正しい生活をする事だ。人間は太陽光を浴びる事
2020年12月27日 10:08
愛着障害になってしまった人が示す事が多い行動の中には、リストカット、キレやすい等のわかりやすいもの、見えやすいものもあるのだが、よく観察していないとわからないもの、親の目が届かないところで行われている行動もある。例えば抜毛、爪噛み、貧乏ゆすり、鼻ほじり、等の行動だ。実際ボクは、幼い頃から現在に至るまで、爪噛み、貧乏ゆすり、指先の皮を噛みちぎるという
2020年12月26日 09:25
ストレス耐性…、最近よく耳にするこの言葉だが、そもそもどういった意味なのか?何にどう関わってくるのか?を見ていきたいと思う。まず、ストレス耐性とは、ストレスにさらされている時、それに耐えられるか、耐えられないかを、強い、弱い、高い、低いなどで表すものだ。若者はストレスに弱いだとか、怒られるとすぐ逃げるなどと言われるようになって久しいが、これらの事もその要因の
2020年12月25日 10:35
花粉症などのアレルギーを持っている人は、医者からアレルギーが発症するメカニズムを聞かされた事があると思う。アレルギー発症のメカニズムを考える時、しばしば例えられるのがコップだ。人は、1人一つ、コップを持っていて、アレルギー源が溜まっていき、それが一杯になった時、何らかの症状を発するという。このアレルギーとコップの話は、実は、心にも置き換える事ができる。
2020年12月25日 10:34
人間の子供は、産まれてから数年の間、そばにいてくれる誰かの力無しでは生きていけない。そばにいてくれる誰かは、ほとんどの場合が親であり、子供は自分のそばにいて、世話をしてくれる親という存在を愛するようにプログラムされている。それは、生まれた子供が生き抜いていく為に、必要な機能なのかもしれない。しかし、この機能が、子供本人を苦しめる事になる事もある。それは、
2020年12月24日 10:25
愛着障害になっている人は、依存傾向が強い。依存傾向が強くなるのは、自己肯定感が著しく低い事に由来すると考えられる。依存の対象は、ギャンブル、酒、恋愛、セックス等々、挙げればキリが無い。そんな中で今回は、愛着障害の人の恋愛について考えていこうと思う。先にも述べたが、愛着障害の人は依存傾向が強い為、恋愛関係をはじめあらゆる人間関係の構築が苦手と言える。実際
2020年12月24日 10:23
長子、末子、中間子とやってきたこのシリーズ、最後はそう、ひとりっ子で締めくくりだ。今までは、一人にしろ二人以上にしろ、自分以外の兄弟・姉妹がいるというポジションだったが、ひとりっ子は皆さんご存知、兄弟・姉妹のいない子供だ。これによって、何が起こるのか?兄弟・姉妹間の競い合いや争い、協力や共存が存在しない為、マイペースな人間になる可能性が高いのだとい
2020年12月23日 10:05
親を独占できる期間を有する長子、問答無用で可愛がられる末子、では、その間に挟まれた中間子はどのような傾向にあり、どのような苦悩を抱えやすいのかを見ていこう。上記にもある通り、長子、末子共に、別の形ではあるが、親の注目を集めやすいポジションであるのに対し、中間子は、埋もれてしまいがちである。長子は親を独占できる期間があり、末子は家族のアイドルになりや
2020年12月23日 10:03
長子には長子の特徴、メリット・デメリットがある。そして、末子には末子の特徴、メリット・デメリットがある。今日は末子について考えていきたい。末子は、・合わせ上手・空気を読むのが上手い・甘え上手・年上に強い・楽をしたがる・だらしないなどの特徴を持ちやすいと言われている。上の子を見て育つ為、容量のいい人間になりやすい。長子に比べ、多くの人の中で育つ為に、
2020年12月22日 09:47
ボクは二人兄弟の末子なので、長子が何を感じ、何を考えてきたのかを、正確に把握できているわけではないと思う。しかし、愛着障害や心理学の本、カウンセリングで学んだ面白い話があるので、シェアしてみたいと思う。兄弟を考える時、思い出すカウンセリングの一コマがある。カトー「何故兄は、ボクと同じ環境で育ったにも関わらず、ボクのように心を病まないんでしょうか?」カウンセ
2020年12月22日 09:45
少子化、少子化と叫ばれて久しいが、複数の子供を育てている家庭も、少なくないだろう。ボクも兄とボクの2人兄弟の家庭で育ったのだが、家庭の中で、それぞれの人格や個性が尊重されたとは感じていない。それは、親が、複数の子供をひとくくりに「我が子」、「ウチの子」と捉えていた事の結果であるとボクは考えている。人格や個性を尊重されず、親の持つ一つの価値観を押し付け
2020年12月21日 10:36
子供はどうあるべきか?子供とは何か?大人とは何なのか?子育てのなかで、子供を早く大人にすべきか否かについてを考えていきたいと思う。まず、子供が子供である事、子供らしくいられる事とはどういう状態なのか?子供の世界の中では、大人の世界のルールは無い。子供は興味をひくもの、楽しい事だけに熱中し、時間を忘れる。ただただ自分の世界の中だけで生きている。保育園