末子の苦悩

長子には長子の
特徴、メリット・デメリットがある。

そして、
末子には末子の
特徴、メリット・デメリットがある。



今日は末子について
考えていきたい。


末子は、
・合わせ上手
・空気を読むのが上手い
・甘え上手
・年上に強い
・楽をしたがる
・だらしない

などの特徴を持ちやすい
と言われている。

上の子を見て育つ為、
容量のいい人間になりやすい。

長子に比べ、
多くの人の中で育つ為に、
遮光性の高い人になりやすい。


周りの空気を読み、
自分の立ち位置を決めるのが上手く、
人の力をしっかりと借りて、
自分は最小限の力で
その場を切り抜ける、
世渡り上手と言った
ところだろう。


しかし、
その特徴が
悪い方向に向かうと、
自分がやらなくても
誰かがやってくれる、
だから頑張らない
と言った、
甘ったれた人間に
なってしまう可能性もある。


そうならない為にはまず、
甘やかし過ぎない事が重要だ。



昨日あげた記事、
「長子の苦悩」に書いたが、
長子は、
親を独占できた期間が
あったのに比べ、

末子は、
生まれた時から
上に兄や姉がおり、
親を独占できる事は無い。


その為、
自分は兄弟・姉妹、
「子供達」と、
ひとくくりにされている
と感じやすい。


つまり、
一個人として、
その人格を尊重されにくい
ポジションにいる事になる。


そういった場合、
愛着の形成が
十分になされず、
愛着に傷を抱えてしまう事も
起こりうるのだ。



それを回避する為に、

親が、
兄弟・姉妹を
それぞれ切り分けて、
個人の人格を認め、
一対一で過ごす時間を作る事が
有効な場合もある。



まとめておこう。


・兄弟・姉妹、子供達と
ひとくくりにしない

・末子として見るのではなく
その人格をそのまま認める

・一対一で過ごす時間を持つ

・甘やかし過ぎない


今日はこの辺で。



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