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生きづらさ

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2020年12月の記事一覧

心理的虐待は外からは気付かれにくい

ボクは、
大人になってから
カウンセリングを受け始め、
自分が心理的虐待を
受けて育った事を知った。

逆に言うとそれまで、
虐待に関する知識が
乏しかった為、
自分が心理的虐待を
受けているとは思っておらず、

自分は厳しい親の元で育ち、
心が歪んでしまっていると
解釈していた。

しかし、
この様に感じたのは、
どうもボクだけではないらしい。

というのも、
暴力を伴う虐待、
心理的虐待を受け

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感受性

同じ環境で育っても、
ウツになってしまう人、
ならないで済む人が
存在する。

その理由を
カウンセラーさんに
尋ねてみた事がある。

すると、
こんな答えが返ってきた。

「あ〜、
それは感受性ですね。」

「AさんとBさんでは、
感受性の強さが全く違います!」

カウンセラーさんの言った
感受性とは、
一体どういうものなのだろうか?

感受性とは、
外界からの刺激を受け取る
アンテナの強さを意

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ウツになった時のおすすめ習慣

ウツになって仕事を辞めた、
家にひきこもってしまった、
学校に行けなくなった、
等々の人達は、
どのように日々を
過ごしたら良いのか?

ウツは、
気分障害と言われ、
気持ちの部分から
治療や改善策を講じる事が
必要となるが、

実は身体活動からも
改善していく可能性があると
言われている。

まず、
よく言われているのは、
太陽光を浴びる事、
規則正しい生活をする事だ。

人間は太陽光を浴びる事

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愛着障害で出やすい癖

愛着障害に
なってしまった人が
示す事が多い行動の中には、

リストカット、
キレやすい等の
わかりやすいもの、
見えやすいものもあるのだが、

よく観察していないと
わからないもの、
親の目が届かないところで
行われている行動もある。

例えば
抜毛、
爪噛み、
貧乏ゆすり、
鼻ほじり、
等の行動だ。

実際ボクは、
幼い頃から現在に至るまで、
爪噛み、貧乏ゆすり、
指先の皮を噛みちぎる
という

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ストレス耐性

ストレス耐性…、

最近よく耳にするこの言葉だが、
そもそもどういった意味なのか?

何にどう関わってくるのか?

を見ていきたいと思う。

まず、
ストレス耐性とは、
ストレスにさらされている時、
それに耐えられるか、
耐えられないかを、
強い、弱い、高い、低いなどで
表すものだ。

若者はストレスに弱いだとか、
怒られるとすぐ逃げるなどと
言われるようになって久しいが、
これらの事もその要因の

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心のコップ

花粉症などのアレルギーを
持っている人は、
医者から
アレルギーが発症する
メカニズムを聞かされた
事があると思う。

アレルギー発症の
メカニズムを考える時、
しばしば例えられるのが
コップだ。

人は、
1人一つ、
コップを持っていて、
アレルギー源が溜まっていき、
それが一杯になった時、
何らかの症状を
発するという。

このアレルギーとコップの話は、
実は、心にも置き換える事ができる。

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子供は親を憎めない

人間の子供は、
産まれてから数年の間、
そばにいてくれる誰かの力無しでは
生きていけない。

そばにいてくれる誰かは、
ほとんどの場合が親であり、
子供は自分のそばにいて、
世話をしてくれる親という存在を
愛するようにプログラムされている。

それは、
生まれた子供が
生き抜いていく為に、
必要な機能なのかもしれない。

しかし、
この機能が、
子供本人を苦しめる事に
なる事もある。

それは、

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愛着障害の恋愛

愛着障害になっている人は、
依存傾向が強い。

依存傾向が強くなるのは、
自己肯定感が著しく低い事に
由来すると考えられる。

依存の対象は、
ギャンブル、酒、
恋愛、セックス等々、
挙げればキリが無い。

そんな中で今回は、
愛着障害の人の恋愛について
考えていこうと思う。

先にも述べたが、
愛着障害の人は
依存傾向が強い為、
恋愛関係をはじめ
あらゆる人間関係の構築が
苦手と言える。

実際

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ひとりっ子の傾向と苦悩

長子、末子、中間子
とやってきたこのシリーズ、
最後はそう、
ひとりっ子で
締めくくりだ。

今までは、
一人にしろ
二人以上にしろ、
自分以外の兄弟・姉妹がいる
というポジションだったが、

ひとりっ子は皆さんご存知、
兄弟・姉妹のいない子供だ。

これによって、
何が起こるのか?

兄弟・姉妹間の
競い合いや争い、
協力や共存が
存在しない為、

マイペースな人間に
なる可能性が
高いのだとい

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中間子の傾向と苦悩

親を独占できる期間を
有する長子、

問答無用で
可愛がられる末子、

では、
その間に挟まれた
中間子は
どのような傾向にあり、
どのような苦悩を
抱えやすいのかを
見ていこう。

上記にもある通り、
長子、末子共に、
別の形ではあるが、
親の注目を集めやすい
ポジションであるのに対し、

中間子は、
埋もれてしまいがちである。

長子は
親を独占できる期間があり、
末子は家族のアイドルになりや

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末子の苦悩

長子には長子の
特徴、メリット・デメリットがある。

そして、
末子には末子の
特徴、メリット・デメリットがある。

今日は末子について
考えていきたい。

末子は、
・合わせ上手
・空気を読むのが上手い
・甘え上手
・年上に強い
・楽をしたがる
・だらしない

などの特徴を持ちやすい
と言われている。

上の子を見て育つ為、
容量のいい人間になりやすい。

長子に比べ、
多くの人の中で育つ為に、

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長子の苦悩

ボクは二人兄弟の末子なので、
長子が何を感じ、
何を考えてきたのかを、
正確に把握できているわけでは
ないと思う。

しかし、
愛着障害や心理学の本、
カウンセリングで学んだ
面白い話があるので、
シェアしてみたいと思う。

兄弟を考える時、
思い出すカウンセリングの
一コマがある。

カトー
「何故兄は、
ボクと同じ環境で育ったにも関わらず、
ボクのように心を病まないんでしょうか?」

カウンセ

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子供をひとくくりにするのは危険⁉︎

少子化、少子化と
叫ばれて久しいが、
複数の子供を
育てている家庭も、
少なくないだろう。

ボクも兄とボクの
2人兄弟の家庭で
育ったのだが、
家庭の中で、
それぞれの人格や個性が
尊重されたとは
感じていない。

それは、
親が、
複数の子供を
ひとくくりに
「我が子」、「ウチの子」
と捉えていた事の結果である
とボクは考えている。

人格や個性を尊重されず、
親の持つ一つの価値観を
押し付け

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大人な子供

子供はどうあるべきか?

子供とは何か?
大人とは何なのか?

子育てのなかで、
子供を早く大人に
すべきか否かについてを
考えていきたいと思う。

まず、
子供が子供である事、
子供らしくいられる事とは
どういう状態なのか?

子供の世界の中では、
大人の世界のルールは無い。

子供は興味をひくもの、
楽しい事だけに熱中し、
時間を忘れる。

ただただ自分の世界の中だけで
生きている。

保育園

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